米議員団、ダライ・ラマと面会 訪問先インドで、中国は反発

AI要約

米国の超党派議員団がダライ・ラマ14世と面会し、中国の反発を招いている。

米上下両院がチベット問題の解決を促進する法案を可決し、議員団は法案を説明してチベットへの支持を伝えた。

 【ニューデリー時事】インドを訪問中の米国のマコール下院外交委員長(共和党)やペロシ元下院議長(民主党)ら超党派議員団は19日、北部ダラムサラでチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と面会した。

 ダライ・ラマを「分離主義者」と敵視する中国は反発している。

 訪問に先立ち、米上下両院はチベット問題の解決を促進する法案を可決。法案には「米国は、チベットが古代から中国の一部との立場を取ったことは一度もない」との文言が盛り込まれている。議員団は面会で、法案について説明し、チベットへの支持を伝えたようだ。