トランプ前大統領ピンチ…これまで無敗の「地元」フロリダ州で支持率低下
フロリダ州での最近の世論調査結果が、トランプとバイデンの支持率に変化が見られることが明らかになった。
トランプの支持率は縮まっているが、引き続きリードしており、第3の候補が入ると支持率に変化がある。
過去の調査結果と比較すると、トランプとバイデンの支持率には動きがあることが分かる。
激戦州に位置付けられる同州は、過去2回の大統領選でトランプが勝利し、共和党優勢。トランプの支持率リードが続くものの、フロリダ・アトランティック大学などが「口止め料裁判」で有罪評決が下った後の6月上旬に実施した最近の世論調査では、その差が縮まっている。
一騎打ちの場合、トランプの支持率は46%で、バイデンは42%。同大学の4月の調査では、前者が50%で、後者は42%だった。無所属の「第3の候補」ロバート・ケネディJr.を選択肢に加えた場合、トランプの支持率は43%で、バイデンは37%。ケネディが10%を獲得している。
■46% vs. 42%
6月上旬の世論調査でのトランプとバイデンの支持率
■50% vs. 42%
4月の世論調査でのトランプとバイデンの支持率
■10%
3者対決になった場合のケネディの支持率(6月)