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バイデン氏とトランプ氏「どちらも嫌い」、米有権者の25%-調査
米大統領選に向けて、有権者の間で主要政党候補者の両方が嫌われる「ダブルへイター」の比率が歴史的な高水準に達していることが明らかになった。
ダブルへイターの割合は25%で、これは2020年の同じ時期よりもほぼ2倍になっている。
バイデン氏とトランプ氏は、ダブルヘイターからの支持を巡り拮抗しており、投票しない可能性や無所属候補への支持も懸念されている。
(ブルームバーグ): 米大統領選に向けて有権者の間では、主要政党候補者のどちらも嫌いという「ダブルへイター」の比率が歴史的な高水準となっている。ピュー・リサーチ・センターの新たな分析で明らかになった。
それによると、ダブルへイターの比率は現在25%。2020年の同じ時期に比べて約2倍となっている。
ダブルヘイターの存在は、2016年大統領選で共和党トランプ氏が民主党のクリントン氏を破った重要な要因の一つだった。しかし20年大統領選では、バイデン氏がそうした有権者の多くを取り込んで勝利に結びつけた。
ブルームバーグ・ニュースとモーニング・コンサルトが行った5月の世論調査によれば、激戦州のダブルヘイターからの支持ではバイデン氏が25%、トランプ氏が22%とほぼ拮抗している。
しかし、両氏にとって最大の脅威は、そうした有権者が投票に行かないことや、ロバート・ケネディ・ジュニア氏のような無所属候補に票が流れることだ。調査では、激戦州ダブルヘイターの36%が同氏を含む無所属候補を支持していた。
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原題:One in Four Voters Are Double-Haters, Rejecting Trump and Biden(抜粋)
(c)2024 Bloomberg L.P.