NATO23カ国が国防費2%に 米バイデン大統領は歓迎

AI要約

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、NATO加盟国のうち23カ国が国防費をGDP比2%に増やす目標を達成することを発表。

バイデン大統領は、目標達成が増えることを歓迎し、NATO首脳会議での防衛力強化やウクライナ支援策を話し合う方針を確認。

両氏は、NATOの発展に期待感を示し、NATO首脳会議での議論を重要視している。

 【ワシントン共同】北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は17日、米ホワイトハウスでバイデン大統領と会談し、NATOに加盟する32カ国のうち23カ国が今年、国防費を国内総生産(GDP)比2%に増やす目標を達成すると述べた。バイデン氏は大統領就任時と比べて目標を達成する国が大幅に増えると歓迎した。

 両氏は、この進展を土台に、NATOの防衛力と抑止力強化を7月9~11日にワシントンで開くNATO首脳会議で話し合う方針を確認した。ウクライナへの長期的な軍事支援策で合意することに期待感を表明した。