ハリス米副大統領「プーチンが求めているのは交渉ではなく降伏」“和平交渉の条件”めぐりロシアを批判

AI要約

アメリカのハリス副大統領はスイスで開催された「ウクライナ平和サミット」でプーチン大統領の和平交渉条件を降伏要求と批判。

ハリス副大統領はウクライナに追加の人道支援を表明し、バイデン大統領はサミットには参加せず帰国。

バイデン大統領はゼレンスキー大統領との会談を通じてウクライナ支援を確認。

スイスで開かれている「ウクライナ平和サミット」に出席したアメリカのハリス副大統領はロシアのプーチン大統領が示した和平交渉の条件について「求めているのは降伏だ」と批判しました。

アメリカ ハリス副大統領

「プーチンが提案をしてきたが真実を見抜かなければならない。彼が求めているのは交渉ではなく降伏です」

「平和サミット」で演説したアメリカのハリス副大統領は、プーチン大統領が14日に和平交渉の条件として、一方的に併合したウクライナの4つの州からのウクライナ軍の撤退などを挙げたことを批判しました。

また、ハリス副大統領はサミットを前にゼレンスキー大統領と会談し、ウクライナに対し15億ドル=日本円で2360億円にのぼる追加の人道支援を行うことを表明しました。

今回、バイデン大統領は「平和サミット」に参加せず、帰国して選挙資金集めのイベントに向かいましたが、アメリカ政府高官は「バイデン大統領は1週間に2回もゼレンスキー大統領と会談していてウクライナに対するアメリカの支援には何も疑う余地がない」と話しています。