プーチン氏娘2人「登壇」 ロシア経済フォーラムで初

AI要約

サンクトペテルブルクで開催された国際経済フォーラムで、プーチン大統領の娘2人が登壇し話題となった。

長女のマリア・ボロンツォワさんは遺伝子研究プログラムを率いる学者として出席。次女カテリーナ・チホノワさんはロシア版シリコンバレー計画の責任者でオンライン参加。

チホノワさんは防衛産業をテーマに主権の重要性を強調した。

 ロシア北西部サンクトペテルブルクで5~8日の日程で開かれた国際経済フォーラムでは、プーチン大統領の娘2人が「登壇者」として初めてそろい踏みしたことが話題となった。

 長女マリア・ボロンツォワさん(39)と次女カテリーナ・チホノワさん(37)。ロシアのウクライナ侵攻で、日米欧の制裁対象に指定されている。

 遺伝子研究プログラムを率いる学者として知られるボロンツォワさんは7日、生物工学などに関するパネルディスカッションに出席した。

 フォーラムに2021年に登場したことがあるチホノワさんは、ロシア版シリコンバレー計画の責任者で、防衛産業をテーマとした6日の討議にオンライン参加。この中で「(技術の)主権はロシアの安全保障の基盤だ」と強調した。