プーチン氏「われわれにも同様の権利」 ロシア領内への攻撃容認受け“報復”示唆 プーチン氏の長女 取材に日本語で返答も

AI要約

欧米がウクライナに武器を供与し、ロシアへの攻撃を認めたことに対し、プーチン大統領が報復措置の可能性を強くけん制。

プーチン大統領は国際経済フォーラムで演説し、友好国との取引を進めることで経済成長の可能性を強調。

プーチン大統領の長女マリヤ氏も制裁の対象であるが、自身の活動には影響がないと述べた。

プーチン氏「われわれにも同様の権利」 ロシア領内への攻撃容認受け“報復”示唆 プーチン氏の長女 取材に日本語で返答も

ロシアのプーチン大統領は、欧米がウクライナに対し供与した武器でのロシア領内への攻撃を一部認めたことを受け、同様の報復措置を取る可能性があると強くけん制しました。

ロシア プーチン大統領

「彼ら(欧米)が戦闘地域に武器を送り、我々の領土で武器を使用するよう呼びかけるのであれば、なぜ我々にも同じことをする権利がないのか」

プーチン大統領は7日、サンクトペテルブルクで開かれている国際経済フォーラムで演説し、欧米と対立する地域や勢力に同様に武器を送る権利を「留保している」と述べ、欧米側を強くけん制しました。

また、中国やインドなど友好国との取引が貿易高全体の4分の3に達したとし、制裁下でも経済成長が可能だと強調しました。

フォーラムではプーチン氏の長女で内分泌学者のマリヤ氏がセッションに出席し、JNNなどの取材に応じました。

プーチン大統領の長女・マリヤ氏

「ありがとうございます。はじめまして(日本語)。(Q.日本語を話せるのですね)ちょっとだけですね(日本語)」

マリヤ氏も制裁の対象ですが、「活動に何の影響もない」と語りました。