コンテンツ配信手法を規制 SNSから子ども保護、全米初 NY州

AI要約

米ニューヨーク州議会はSNS企業によるコンテンツの配信手法を規制する法案を可決した。保護者の同意なしに子どものアカウントに自動的に動画などを表示するアルゴリズムの活用を禁止し、SNS中毒を防ぐ。

米国では子どものSNS利用を規制する取り組みが進んでいる中、配信手法を制限する動きは初めて。フェイスブックやXなどのSNS企業は今後、対応を迫られる可能性がある。

米国内でのSNS企業によるコンテンツ配信の規制が始まったことで、SNS業界全体の動向にも注目が集まる状況である。

 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク州議会は7日、SNS企業によるコンテンツの配信手法を規制する法案を可決した。

 保護者の同意を得ずに、子どものアカウントに動画などを自動的に表示するアルゴリズム(計算方法)の活用を禁じるのが柱で、SNS中毒に陥るのを防ぐ。

 米国では子どものSNS利用を規制する取り組みが広がっているが、配信手法を制限するのは初。フェイスブックやX(旧ツイッター)などのSNS企業は、対応を迫られることになりそうだ。