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ウクライナ第1外務次官が北京訪問、中国に「平和サミット」参加促す
ウクライナのアンドリー・シビハ第1外務次官が北京で中国の孫衛東・外務次官と会談。シビハ氏は平和サミットの準備状況を説明し、中国の参加を促すも、中国は参加を見送る方針。孫氏は両国関係の発展を意欲的に示す一方、シビハ氏は台湾問題で一つの中国原則を尊重し、交流と協力を強化する考えを示す。
ウクライナ外務省によると、シビハ氏は孫氏との会談で平和サミットの準備状況を説明し、中国の参加を促したが、中国は参加を見送る方針。一方、孫氏は両国関係の発展を意欲的に示す。
中国外務省の発表には平和サミットへの言及はないが、孫氏は両国関係の発展に意欲を示す一方、シビハ氏は台湾問題で一つの中国原則を尊重し、交流と協力を強化する考えを示した。
【北京=東慶一郎】ウクライナのアンドリー・シビハ第1外務次官が5日、北京で、中国の孫衛東・外務次官らと会談した。
ウクライナ外務省によると、シビハ氏は孫氏との会談で、15~16日にスイスで開かれるウクライナの和平実現に向けた首脳会議「平和サミット」の準備状況を説明し、中国の参加を促した。中国は参加を見合わせる方針を表明している。
中国外務省の発表では、平和サミットへの言及はない。孫氏が両国関係の発展に意欲を示したのに対し、シビハ氏は、台湾問題で「一つの中国」原則を順守し、交流や協力関係を強化する考えを示したという。