EU気象機関発表 今年5月の平均気温は観測史上最高 月としては12か月連続

AI要約

EUの気象情報機関は、今年5月の世界平均気温が過去最高であることを発表しました。

地球温暖化対策の目標を超え、気温上昇が続いている現状を伝えています。

気候変動サービスは、温室効果ガスの排出削減が急務であり、異常気象が今後も増えると警告しています。

EU気象機関発表 今年5月の平均気温は観測史上最高 月としては12か月連続

EU=ヨーロッパ連合の気象情報機関は、今年5月の世界平均気温が5月としては観測史上最高だったと発表しました。

EUの気象情報機関コペルニクス気候変動サービスによりますと、今年5月の世界の平均気温は15.91℃で、5月としては観測史上、最高だったということです。

月としての記録を更新するのは、去年6月から12か月連続です。

地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」では、産業革命前からの気温上昇を1.5℃以内に抑える目標を掲げていますが、今年5月は1.52℃高かったということです。

コペルニクス気候変動サービスは「温室効果ガスの排出を実質ゼロにするまで温暖化は続き、さらなる異常気象が起きるでしょう」と警告しています。