# 地球温暖化

ハリケーン「ベリル」、史上最も早く「カテゴリー5」に 6人死亡、ジャマイカ厳戒
2024.07.03

ハリケーン「ベリル」、史上最も早く「カテゴリー5」に 6人死亡、ジャマイカ厳戒

(CNN) カリブ海の島国で大きな被害を出している猛烈なハリケーン「ベリル」が、さらに勢力を増して最も強い「カテゴリー5」に発達した。3日にはジャマイカ、4日にはケイマン諸島が暴風や高潮に襲われる見通しで、命の危険もあるとして各国が警戒を呼びかけている。ハリケーンシーズンが始まっ

「報ステ」異色経歴の美人気象予報士・細川栞が1日夜から登場 元SE「信頼される情報お届けしたい」
2024.07.01

「報ステ」異色経歴の美人気象予報士・細川栞が1日夜から登場 元SE「信頼される情報お届けしたい」

 7月1日からテレビ朝日「報道ステーション」(月~金曜後9・54)の気象情報コーナーに新メンバーが登場する。昨年に気象予報士の資格を取得したばかりの異色経歴の美人気象予報士・細川栞(ほそかわ・しおり)が出演する。 2021年3月から、気象情報は気象予報士・眞家泉が担当していたが、

ソウルで「愛の虫」大発生 温暖化影響、歓迎されず
2024.07.01

ソウルで「愛の虫」大発生 温暖化影響、歓迎されず

 【ソウル共同】韓国の首都ソウルなどで近年6~7月、「ラブバグ(愛の虫)」と呼ばれるケバエの一種が大量繁殖している。人には無害で、雄と雌がつながって飛び回るために付いた愛称こそほほえましい。だが大発生の背景には地球温暖化があるとされ、決して歓迎された存在ではない。 韓国メディアに

1年切った「大阪・関西万博」現地で感じた温度差 街中では賛否両論の声、産業界の受け止め方
2024.06.30

1年切った「大阪・関西万博」現地で感じた温度差 街中では賛否両論の声、産業界の受け止め方

 2025年4月13日から開催される「大阪・関西万博」まで1年を切った。 全国紙では費用や経済効果に対するネガティブな論調が目立つ。その一方で運営ボランティアには定員の2.7倍の応募があり、今年4月から募集が始まった会場内での案内や迷子の捜索などを担うスタッフも、すでに目標の2倍

35年温室ガス目標を議論 計画見直しへ初会合 政府
2024.06.28

35年温室ガス目標を議論 計画見直しへ初会合 政府

 政府は28日、温室効果ガス削減の裏付けとなる地球温暖化対策計画の見直しに向け、有識者会議の初会合を開いた。 2050年の排出量実質ゼロにつながるよう、35年の削減目標の設定を目指す。計画は今年度内にも改定する。 八木哲也環境副大臣は会議で、生成AI(人工知能)によ

くじ引き選出の市民で温暖化対策提言 「杉並区気候区民会議」に見るシン・民主主義
2024.06.26

くじ引き選出の市民で温暖化対策提言 「杉並区気候区民会議」に見るシン・民主主義

約57.6万人の人口を抱える東京都杉並区で、市民が主体となって地球温暖化対策を考える「気候区民会議」がおこなわれています。無作為抽出によって選ばれた市民が、熟議して政策を提言する「ミニ・パブリックス」。全国各地でじわじわと取り入れる自治体が増えているこの政治手法は、どんなものなのでしょうか。6

意外な降り方? 遅い梅雨入り後の雨 専門家が解説 日本海の海水温の影響も
2024.06.24

意外な降り方? 遅い梅雨入り後の雨 専門家が解説 日本海の海水温の影響も

遅い梅雨入りのあと22日から23日にかけて山陰地方に降った今回の雨。専門家からみると意外な降り方だったとのことです。国土交通省 気象防災アドバイザー 近藤豊さん「通常梅雨に入りますと中国地方の梅雨入りですので、瀬戸内海を中心として雨域が広がって、山陰地

今年の夏、猛暑が襲ってくる…「悪夢の2018年」を越えるか
2024.06.21

今年の夏、猛暑が襲ってくる…「悪夢の2018年」を越えるか

 北半球を襲った早い猛暑で全世界の気温が急上昇している。地球温暖化で北極圏の温度が上がり、気流の移動を妨害する「ブロッキング現象」が深刻化し、「ヒートドーム」に閉じ込められた形になったためだ。特に「エルニーニョ」が退き「太陽活動の極大期」(約11年周期で太陽の活動が最も活発になる時期)まで迫り

アグネス・チャン「今日はキリバスの問題でも、明日は私たちの問題」気候変動は子供たちの危機
2024.06.21

アグネス・チャン「今日はキリバスの問題でも、明日は私たちの問題」気候変動は子供たちの危機

 ユニセフのアジア親善大使を務める、歌手アグネス・チャン(68)が20日、都内でユニセフ気候変動フォーラム「気候変動は子供たちの危機」のパネルディスカッションの司会を務めた。先月30日から今月3日まで、地球温暖化による水没危機にある太平洋中部のキリバスを訪れた。 「キリバスのタワ

酷暑の夏到来!! ヒトも自転車もこれまでにない状況に耐えられるのか?
2024.06.20

酷暑の夏到来!! ヒトも自転車もこれまでにない状況に耐えられるのか?

 梅雨が終わればいよいよ夏本番。昨年(2023年)の夏は全国的に例年を大きく上回り、1898年の統計開始以来、日本の平均気温偏差は過去最高を記録し、東京では30度以上の真夏日が連続59日を数えて過去最長となり、全国では初めて40度超えを記録した地域もたくさんあったようです。いつまでも続く厳しい

野鳥テーマに環境問題考える 蔵満さん(元琉球大准教授)が講話 名瀬小
2024.06.20

野鳥テーマに環境問題考える 蔵満さん(元琉球大准教授)が講話 名瀬小

 奄美市立名瀬小学校(上村英樹校長、児童308人)で18、19の両日、元琉球大学准教授の蔵満逸司さん(62)=鹿児島市在住=による環境学習の授業があった。鹿児島県が2023年度から実施している「環境学習での地球温暖化対策普及啓発事業」の一環。同校では5年生の児童らが受講し、奄美で見られる野鳥を

危険な夏がやってくる【コラム】
2024.06.18

危険な夏がやってくる【コラム】

 まだ初夏なのに、韓国では気温がぐんぐん上がっている。いつの間にか冬より夏の方が恐ろしくなってきた。海外では、すでに前例のない猛暑が発生している。メキシコでは猿と鳥が猛暑に疲れて木から落ちて死んでおり、世界最大の熱帯湿地帯であるブラジルのパンタナール湿原では記録的な火災が起きた。エジプトで最も

「散歩に出かけたら体に500匹が」…ティンカーベルが姿を消すやいなや襲撃を始める「ラブバグ」
2024.06.17

「散歩に出かけたら体に500匹が」…ティンカーベルが姿を消すやいなや襲撃を始める「ラブバグ」

雌雄がペアを組んでくっついている「ラブバグ」が今夏例年より早く訪れ、市民が不快感を訴えている。16日、自然活動共有プラットフォーム「ネイチャーリング」によると、2日、仁川富平区(インチョン・ブピョング)でラブバグを発見したという初めての記録があった。続いて7日にはソウル城北区(ソ

【温暖化で進む害虫被害の増加】蚊、ダニ、ゴキブリ、カメムシ、マダニ、セアカゴケグモ 6種の害虫の生態と対処法
2024.06.16

【温暖化で進む害虫被害の増加】蚊、ダニ、ゴキブリ、カメムシ、マダニ、セアカゴケグモ 6種の害虫の生態と対処法

 農林水産省は5月、「関東、東海、近畿、中国、四国及び九州の一部で果樹に被害をもたらすカメムシの発生が多くなるだろう」と発表した。ほかにも蚊、ダニ、ゴキブリなどの動きも活発になっている。なぜこれほど害虫がわいているのか──。害虫防除技術研究所代表の白井良和さんが説明する。「実は害

20年間で10倍、大幅増の豪州LNG輸出 環境団体から反発も
2024.06.13

20年間で10倍、大幅増の豪州LNG輸出 環境団体から反発も

 オーストラリアで近年、天然ガス田開発が進み、液化天然ガス(LNG)の輸出が20年間で10倍に増えている。天然ガスは石炭に比べると燃やした時の二酸化炭素排出量が半分程度。豪政府は地球温暖化対策の「移行燃料」としてアジア地域を中心に売り込んでいく方針だ。 豪北西部ピルバラ地区では5

「船舶からの汚染物質規制」で逆に気候変動が悪化? 物議を醸すNASAの研究結果
2024.06.11

「船舶からの汚染物質規制」で逆に気候変動が悪化? 物議を醸すNASAの研究結果

遠洋を航行する巨大船舶から排出される汚染物質を削減したことで、私たちは図らずも気候変動を悪化させてしまったのだろうか。米航空宇宙局(NASA)の科学者チームが発表した最新研究をきっかけに、気候科学で最も賛否両論の多いテーマの1つについて、議論が加速している。英科学ジャーナル「ネイ

「エルニーニョ」終息へ 秋にかけ今度は「ラニーニャ現象」発生の可能性も 天候への影響は?
2024.06.10

「エルニーニョ」終息へ 秋にかけ今度は「ラニーニャ現象」発生の可能性も 天候への影響は?

【最新のエルニーニョ監視速報は】気象庁が10日発表した最新のエルニーニョ監視速報によりますと、2023年春から続いていたエルニーニョ現象は、2024年5月までに終息したとみられます。また、秋にかけては平常の状態が続く可能性がありますが、ラニーニャ現象が発生する可能性

「ゼロカーボンの社会を定着させて…」1人あたりCO2排出量は年間約8トン 脱炭素プロジェクト始動へ
2024.06.10

「ゼロカーボンの社会を定着させて…」1人あたりCO2排出量は年間約8トン 脱炭素プロジェクト始動へ

地球温暖化の原因となるCO2の削減。世界的な問題の解決を目指した県の「デカボえひめプロジェクト」が始まりました。スマホでCO2排出量が分かるため、楽しみながら排出量削減に挑戦できそうです。県庁では10日、FC今治の岡田武史会長らを招いたキックオフイベントが開かれ、脱

「脱炭素」県民総ぐるみで楽しく!スコアで貢献評価「デカボえひめプロジェクト」始動 【愛媛】
2024.06.10

「脱炭素」県民総ぐるみで楽しく!スコアで貢献評価「デカボえひめプロジェクト」始動 【愛媛】

脱炭素化を県民総ぐるみで楽しく取り組もうと愛媛県が10日、新たなプロジェクトをスタートさせました。そのプロジェクトの名前は「デカボえひめプロジェクト」。「デカボ」は「脱炭素」を意味する「decarbonization」の略称。脱炭素社会を実現するため、「脱炭素を見える化」して県民

“甲府市では平均気温が100年間で2度以上上昇”気象予報士が気象と環境問題について講演
2024.06.09

“甲府市では平均気温が100年間で2度以上上昇”気象予報士が気象と環境問題について講演

地球温暖化や海洋ごみなど気象と環境問題について考えるフォーラムが山梨県甲府市で開かれました。9日のフォーラムではUTYの「スゴろく」で気象キャスターを務め、気象防災アドバイザーの資格を持つ米津龍一気象予報士が講演しました。甲府市では平均気温が100年間で2度以上上昇