トピックス

ゾウ抜牙、国内初成功…多摩動物公園で60人がかりの「大手術」
2024.06.02

ゾウ抜牙、国内初成功…多摩動物公園で60人がかりの「大手術」

 多摩動物公園(東京都日野市)は、飼育しているアフリカゾウ「砥夢(トム)」の牙を抜く「抜牙(ばつが)」の手術を実施し、成功したと発表した。国内で抜牙手術が成功するのは初めてで、米国から専門チームを招き、約60人がかりでの一大処置となった。術後の経過は良好で、砥夢の一般公開が再開された。(水戸部

前沢さん、月旅行計画を中止 見通し立たず「苦渋の決断」
2024.06.01

前沢さん、月旅行計画を中止 見通し立たず「苦渋の決断」

 実業家の前沢友作さん(48)は1日、民間人初となる月周回旅行計画を中止することを、自身のX(旧ツイッター)で明らかにした。 宇宙船を打ち上げる見通しが不明瞭なため、「苦渋の決断」として中止を決めたという。 計画では、前沢さんや各国のアーティストが、米宇宙企業スペー

「ハチに2回さされたら死ぬ」は本当か? 医師も警戒「毒のカクテル」の恐るべき影響とは
2024.06.01

「ハチに2回さされたら死ぬ」は本当か? 医師も警戒「毒のカクテル」の恐るべき影響とは

 日本で最も危険な野生生物はハチだ。毎年15人前後がハチに刺されて亡くなっている。これから秋にかけてハチの活動が活発化する。キャンプやハイキングで訪れる山林だけでなく、庭や公園、街路樹など身近な場所にも危険は潜んでいる。*   *   *「ハチに2回刺されたら死ぬ」

「保護の成功例」カッショクペリカンが謎の大量餓死、餌はあるのになぜ、米西海岸
2024.05.31

「保護の成功例」カッショクペリカンが謎の大量餓死、餌はあるのになぜ、米西海岸

 米国カリフォルニア州沿岸では2022年に続き、病気やけがのカッショクペリカンが大量に発生しており、科学者はその理由を探ろうとしている。 2024年5月下旬現在、数百羽のカッショクペリカンが命を落としている。現時点の証拠からは飢餓が原因だと示唆されるが、餌(通常はニシン、カタクチ

歯のホワイトニング マスクを外せるようになり口元を気にする人増えた?…施術しても、白くなりにくい人も
2024.05.31

歯のホワイトニング マスクを外せるようになり口元を気にする人増えた?…施術しても、白くなりにくい人も

 最近、スポーツジムや美容サロンで、「歯のホワイトニング」がメニューに入るようになりました。マスクを外す機会が増え、口元が気になる人が増えたのかもしれません。適切にホワイトニングを受けるにはどうすればよいのか、歯科医師で明海大教授の金子潤さんに聞きました。(聞き手・道丸摩耶)――

大学病院で相次ぐ臓器移植の受け入れ断念、厚労省が全ての状況を確認へ…件数・理由の報告求める
2024.05.31

大学病院で相次ぐ臓器移植の受け入れ断念、厚労省が全ての状況を確認へ…件数・理由の報告求める

 脳死者から提供された臓器の移植手術を行う大学病院が、病床不足などから臓器の受け入れを相次いで断念している問題で、厚生労働省は30日、実態を把握していなかったことを認めた上で、全ての移植施設の受け入れ状況を確認する方針を明らかにした。今後は臓器あっせん機関の日本臓器移植ネットワーク(JOT)を

「一緒に寝入ってしまい、起きたら息子の体は冷たく死後硬直が…」 原因不明の“乳幼児突然死症候群” 遺族の苦しみ、必要なケアは
2024.05.30

「一緒に寝入ってしまい、起きたら息子の体は冷たく死後硬直が…」 原因不明の“乳幼児突然死症候群” 遺族の苦しみ、必要なケアは

 元気だったはずの赤ちゃんが突然亡くなる「SIDS(乳幼児突然死症候群)」に苦しむ遺族は少なくない。4年半前に生後59日の息子・悠吾くんを亡くしたぬりちゃんさんは、「一緒に逝けばよかったと、何度も思った。周りが『あなたのせいではない』と言ってくれるが、抱っこしている最中だったので、自分を責めた

臓器摘出手術の7割超が休日に集中、平日は人員や病床が逼迫…受け入れ断念が増加する恐れ
2024.05.30

臓器摘出手術の7割超が休日に集中、平日は人員や病床が逼迫…受け入れ断念が増加する恐れ

 脳死下の臓器提供を巡り、今年に行われた摘出手術の7割超が休日に集中していることが、読売新聞によるデータ分析でわかった。移植施設への臓器の受け入れ要請が休日に集中することで、人員や病床が逼迫(ひっぱく)し、この傾向が続けば受け入れの断念が増加する恐れがある。 本紙は、日本臓器移植

便秘の30代女性 1日4錠だった下剤は30錠に 大腸内視鏡検査を受けると…薬への依存度が高まる悪循環からどう抜け出した?
2024.05.29

便秘の30代女性 1日4錠だった下剤は30錠に 大腸内視鏡検査を受けると…薬への依存度が高まる悪循環からどう抜け出した?

 消化器内科医の松生恒夫さんが、豊富な診療経験を基に、胃や腸の整え方を紹介します。 私は胃カメラや大腸内視鏡の検査を中心に診療していますが、クリニックでは週に1回「便秘外来」の時間を設けています。若い人から高齢者まで排便の悩みを持つ人が訪れます。「下剤なしでは排便できない」と訴え

薬局で「ジェネリックに変更しますか?」どう答えるのが正解?→「知らなきゃ損する」「2024年10月からは注意」
2024.05.29

薬局で「ジェネリックに変更しますか?」どう答えるのが正解?→「知らなきゃ損する」「2024年10月からは注意」

「薬局がジェネリック医薬品を勧めてくる驚きの理由」というX(旧Twitter)への動画投稿が話題となっています。投稿主は、薬局で繰り広げられるさまざまな出来事をわかりやすく、面白く解説してくれることで人気の薬剤師・中野昇さん(@sho_molth)。「なぜいつも聞かれるのか不思議

ムシムシした「熱帯夜」はグッズと工夫で乗り切れ!エアコン頼みにならない快眠法をプロが伝授
2024.05.29

ムシムシした「熱帯夜」はグッズと工夫で乗り切れ!エアコン頼みにならない快眠法をプロが伝授

これからの時期に厄介な、夜の寝苦しさ。2023年は最低気温が25度以上の“熱帯夜”が過去最多の57日となった。2024年も暑い夏が予想され、あのムシムシした夜がやってくる。 暑くて眠れない、翌朝にぐったり…、という状態はどうすれば避けられるのか。熱帯夜とまではいかなくても、初夏か

移植用肝臓の保存時間延長、長崎大などが保存液循環させる臨床研究計画…治療態勢の強化期待
2024.05.29

移植用肝臓の保存時間延長、長崎大などが保存液循環させる臨床研究計画…治療態勢の強化期待

 摘出した肝臓に酸素などが含まれた保存液を装置で循環させ、患者に移植する臨床研究を、長崎大などの研究チームが来年にも計画していることがわかった。移植用肝臓の保存時間を延長できるメリットがある。本紙の報道で、移植施設が逼迫(ひっぱく)し、臓器受け入れを断念するケースが相次いでいることが判明してい

「X」で話題の「学校健診」 医師が児童生徒に脱衣を求める根拠はどこにある?…胸の音を聴くことは必要か
2024.05.28

「X」で話題の「学校健診」 医師が児童生徒に脱衣を求める根拠はどこにある?…胸の音を聴くことは必要か

 身近なインフルエンザや帯状疱疹などから、海外で深刻なエボラ、マラリアなどまで、感染症の予防と治療について、神戸大学教授のイワケンこと岩田健太郎さんが解説します。 SNSの「X」(旧ツイッター)で、最近話題になっているのが「学校健診」です。学校での健康診断は、学校保健安全法が根拠

お笑い芸人・今くるよさん逝去 死因の「膵がん」の前兆となる初期症状を医師が解説
2024.05.28

お笑い芸人・今くるよさん逝去 死因の「膵がん」の前兆となる初期症状を医師が解説

お笑い芸人の今くるよさんが27日、膵がんのため亡くなったと所属先の吉本興業より発表されました。高校の同級生だった今いくよさんと漫才コンビ「今いくよ・くるよ」を結成、代名詞となっているギャグ「どやさ」などで人気を集め、一世を風靡しました。今回、今くるよさんの死因となった膵がんの初期

青カビ由来、プベルル酸のほか2物質を確認 紅麴サプリ問題で厚労相
2024.05.28

青カビ由来、プベルル酸のほか2物質を確認 紅麴サプリ問題で厚労相

 小林製薬(大阪市)の機能性表示食品の「紅麹(こうじ)」サプリメントを巡る健康被害問題で、武見敬三厚生労働相は28日、健康被害があった原料から検出されたプベルル酸が腎臓に悪影響を及ぼすことを確認したと明らかにした。また、プベルル酸以外に二つの化合物の存在を確認し、武見氏は「それらは培養過程にお

実はメス…北海道の動物園で判明のライオン「クレイ」とべ動物園に里帰り 元気に成長中【愛媛】
2024.05.27

実はメス…北海道の動物園で判明のライオン「クレイ」とべ動物園に里帰り 元気に成長中【愛媛】

北海道の動物園へ旅立ったあと、オスではなくメスであることが判明したライオンの「クレイ」が、約7カ月ぶりに愛媛県のとべ動物園に里帰りし、元気に成長している姿が5月28日から一般公開されます。曽我部愛麗リポーター:「あそこにクレイいました。一回り位大きくなってますね。リ

人を恐れぬ「アーバンモンキー」被害相次ぐ 厚かましく賢い…住宅街で子どもも襲われ負傷
2024.05.27

人を恐れぬ「アーバンモンキー」被害相次ぐ 厚かましく賢い…住宅街で子どもも襲われ負傷

 福岡都市圏では昨年夏以降、野生のサルに人が襲われる被害が相次いでいる。人間を恐れないタイプとみられ、厚かましく賢い上、都市部に適応した特徴から、捕獲の専門業者は「アーバンモンキー(都市型のサル)」と呼ぶ。福岡県那珂川市では“加害者”とみられる2匹を特定したものの、捕獲には至っていない。人的被

シャインマスカットまた未開花症 つぼみ形状「筋なし」多数
2024.05.27

シャインマスカットまた未開花症 つぼみ形状「筋なし」多数

 ブドウ「シャインマスカット」で問題となっている開花異常(未開花症)を巡り、近畿の農家から「今年もかなりの規模で発生しそう」との情報が本紙「農家の特報班」に寄せられた。まだ開花期ではないが、既につぼみに異常が出ており、未開花症の兆候ではないかとみる。確認のため、記者は現場の樹園地に急行した。<

あざとい仕草“上目遣い” なぜ可愛い?  「擬似的赤ちゃん顔」「行う場合は注意も必要」と専門家
2024.05.27

あざとい仕草“上目遣い” なぜ可愛い?  「擬似的赤ちゃん顔」「行う場合は注意も必要」と専門家

 森香澄さんや松村沙友理さんの活躍から、彼女らの魅力に対して賞賛を込めて人々が口にする言葉、“あざとい”。辞書で引くと「抜け目がなく貪欲である」「小利口」などの意味がありますが、現在では一般的に「気を惹くために可愛らしさをアピールした言動」という意味で使う人が多いのでは。 さて「

「あれ?このままプラグ差しても大丈夫?」コンセントの穴、左右で長さ違うのはなぜ?専門家に聞いた
2024.05.27

「あれ?このままプラグ差しても大丈夫?」コンセントの穴、左右で長さ違うのはなぜ?専門家に聞いた

 スマホの充電器のプラグをコンセントに差そうとして、ふと気付いた。コンセントの穴って左右で長さが違う。左側の方がちょっと長い。あれ?このままプラグを差していいのかな?と少し迷った。実はプラグにも左右があって、差し込む正しい向きがあるのかも…。気になったので、コンセントの穴の長さが左右で違う理由