# 金融政策

米中立金利、それほど上昇していない=NY連銀総裁
2024.07.04

米中立金利、それほど上昇していない=NY連銀総裁

Michael S. Derby[3日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は3日、景気を押し上げることも減速させることもしない中立金利の水準はそれほど上昇していない可能性が高いとの見解を示した。エコノミストらが「Rスター」と呼ぶ実質中立金利

FRB政策に米銀首脳が過度に影響、ウォーレン議員がパウエル氏批判
2024.07.03

FRB政策に米銀首脳が過度に影響、ウォーレン議員がパウエル氏批判

(ブルームバーグ): ウォーレン米上院議員はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長に書簡を送り、銀行の幹部報酬や資本規制強化案を含む重要政策に影響を与える余地を銀行トップに与えすぎているとして批判した。2日送付された書簡では、パウエル議長が銀行首脳と複数回にわたり非公式の会合

中立金利は上昇していない、NY連銀総裁が推計値を引用して反論
2024.07.03

中立金利は上昇していない、NY連銀総裁が推計値を引用して反論

(ブルームバーグ): ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、「r*(Rスター)」と呼ばれる自然利子率(中立金利)が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降に上昇したとの最近の論評に反論した。同総裁はRスターを深く研究していることで知られる。ウィリアムズ総裁は3日、ポル

トランプ氏の関税案、FRBに5回追加利上げ促す可能性-ゴールドマン
2024.07.03

トランプ氏の関税案、FRBに5回追加利上げ促す可能性-ゴールドマン

(ブルームバーグ): トランプ前大統領が提案する全面的な関税が現実となればインフレ加速を招き、米金融当局による約5回の追加利上げにつながる可能性がある。ゴールドマン・サックス・グループのチーフエコノミスト、ヤン・ハッチウス氏が予測した。トランプ氏は大統領に返り咲いた場合、中国から

スウェーデン中銀、年内最大3回の追加利下げ想定=6月議事要旨
2024.07.03

スウェーデン中銀、年内最大3回の追加利下げ想定=6月議事要旨

[ストックホルム 3日 ロイター] - スウェーデン中央銀行の6月27日の金融政策決定会合で、物価が落ち着いていれば今年後半に利下げを加速することが可能との見解が示されていたことが3日公表の議事要旨で明らかになった。同会合では政策金利を3.75%に据え置いた上で、5月に続

「もしトラ」なら円高に転じる? 円安が進む?【Q&A】
2024.07.03

「もしトラ」なら円高に転じる? 円安が進む?【Q&A】

 今秋の米大統領選でトランプ前大統領が再選した場合を想定する「もしトラ」という言葉が取り沙汰されています。もしトランプ氏が米大統領に返り咲いた場合、為替相場はどう動く可能性があるのか。第一生命経済研究所・藤代宏一主席エコノミストに寄稿してもらいました。 ドル円が再び160円台に乗

短期金利連動の変動債発行へ、財務省が近く予算要求=政府筋
2024.07.03

短期金利連動の変動債発行へ、財務省が近く予算要求=政府筋

Takaya Yamaguchi[東京 3日 ロイター] - 財務省が、短期金利に連動する新たな変動利付債の導入に向けて近く予算要求することが分かった。複数の政府筋が3日、明らかにした。金利が上昇した場合のリスクを減らし、国債の買い入れを減額する日銀に代わる購入層の需要を

テスラの株価10%急騰…4-6月期の引き渡し44万台で予想上回る
2024.07.03

テスラの株価10%急騰…4-6月期の引き渡し44万台で予想上回る

米電気自動車会社テスラの株価が10%以上急騰した。市場予想を上回る4-6月期の引き渡し実績が出たためだ。2日のニューヨーク証券市場でテスラの株価は前日より10.2%上がった231.26ドルで引けた。テスラの株価は前日に6.05%上がって209.86ドルで取引を終えた

〔東京外為〕ドル、161円台半ば=FRB議長発言受けて下落(3日午前9時)
2024.07.03

〔東京外為〕ドル、161円台半ば=FRB議長発言受けて下落(3日午前9時)

 3日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、パウエルFRB議長のハト派的な発言を受けて米長期金利が低下したことに圧迫され、1ドル=161円台半ばに下落している。午前9時現在、161円49~50銭と前日(午後5時、161円64~65銭)比15銭のドル安・円高。 前日の海

NY円、161円台半ば
2024.07.03

NY円、161円台半ば

 【ニューヨーク時事】2日のニューヨーク外国為替市場では、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言や、堅調な米雇用情勢を示唆する経済指標など強弱材料が入り交じる中で売り買いが交錯し、円相場は1ドル=161円台半ばを中心に推移した。 午後5時現在は161円43~53銭と、前

〔米株式〕ダウ続伸、162ドル高=ナスダックは連日最高値(2日)
2024.07.03

〔米株式〕ダウ続伸、162ドル高=ナスダックは連日最高値(2日)

 【ニューヨーク時事】2日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が高まったことに買い安心感が広がり、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比162.33ドル高の3万9331.85ドル(暫定値)で終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は149

米求人件数、5月は814万件に増加 解雇件数も増
2024.07.03

米求人件数、5月は814万件に増加 解雇件数も増

[ワシントン 2日 ロイター] - 米労働省が2日に発表した5月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が22万1000件増の814万件と、過去2カ月の大幅な減少から増加に転じた。一方、経済活動の減速を背景に解雇件数は増加した。ロイターがまとめた求人件数のエコノミスト予想

FRBが警戒強める、労働市場の勢いに減退の兆し-経済に影響も
2024.07.03

FRBが警戒強める、労働市場の勢いに減退の兆し-経済に影響も

(ブルームバーグ): 米労働市場が勢いを失いつつある兆候が見られており、エコノミストや一部の米金融当局者は、労働者に近く痛みが広がる恐れがあるとして警戒を強めている。失業率が低水準から徐々に上昇し始める中、求人件数は今年に入り減少傾向が続いており、従業員の離職も減少。新型コロナウ

ラガルド総裁、ECBは債券市場を「注視」-仏選挙への言及は避ける
2024.07.03

ラガルド総裁、ECBは債券市場を「注視」-仏選挙への言及は避ける

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、ECBは債券市場を「注視している」と述べた上で、母国フランスでの選挙戦についてのコメントは避けた。ラガルド氏は、ポルトガルのシントラ開催されているECB年次フォーラムでのパネルディスカッションで、政策当局者として市場の

物価抑制「確信持ちたい」 FRB議長、利下げ判断で
2024.07.02

物価抑制「確信持ちたい」 FRB議長、利下げ判断で

 【ブリュッセル共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は2日、欧州中央銀行(ECB)がポルトガルの保養地シントラで開いた金融シンポジウムの討論会に出席した。インフレ率が着実に2%に向かって鈍化していることに「確信を持ちたい」と述べ、利下げ時期を慎重に判断する考えを示した。<

米インフレ鈍化示す一段のデータ必要、利下げ前に=FRB議長
2024.07.02

米インフレ鈍化示す一段のデータ必要、利下げ前に=FRB議長

Balazs Koranyi Howard Schneider[シントラ(ポルトガル) 2日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は2日、ポルトガルで開催された欧州中央銀行(ECB)主催の会合で、FRBは利下げに着手する前にインフレ鈍化に関する一段のデ

〔米株式〕NYダウもみ合い、38ドル安=ナスダックも小安い(2日午前)
2024.07.02

〔米株式〕NYダウもみ合い、38ドル安=ナスダックも小安い(2日午前)

 【ニューヨーク時事】2日午前のニューヨーク株式相場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言や雇用関連指標を眺めて神経質な商いとなる中を、もみ合っている。午前10時10分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比38.13ドル安の3万9131.39ドル。ハイテク株中心

インフレ抑制「自信持ちたい」とFRB議長
2024.07.02

インフレ抑制「自信持ちたい」とFRB議長

 【ブリュッセル共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は2日の討論会で、インフレ率が着実に2%に向かって鈍化していることに「自信を持ちたい」と述べ、利下げ時期を慎重に判断する考えを示した。

〔NY外為〕円、161円台半ば(2日朝)
2024.07.02

〔NY外為〕円、161円台半ば(2日朝)

 【ニューヨーク時事】2日午前のニューヨーク外国為替市場では、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を控え様子見ムードが広がる中、円相場は1ドル=161円台半ばで小動きとなっている。午前9時現在は161円50~60銭と、前日午後5時(161円44~54銭)比06銭の円安・ドル高。

10年物国債、財務省が利子割合を1・1%に引き上げ…13年ぶりの高水準
2024.07.02

10年物国債、財務省が利子割合を1・1%に引き上げ…13年ぶりの高水準

 財務省は2日、7月発行分の10年物国債の入札を行い、毎年支払う利子の割合を示す「表面利率」を0・8%から1・1%に引き上げた。日本銀行が2013年4月に大規模な金融緩和策を始める前の11年12月以来、約13年ぶりの高水準となる。長期金利の代表的な指標となる新発10年物国債の流通利回りが上昇基