米インフレ鈍化示す一段のデータ必要、利下げ前に＝ＦＲＢ議長
AI要約
パウエル議長は、インフレ鈍化に関するデータを確認する必要があるとの見解を示しました。
最近の米インフレ鈍化を示す指標に言及し、基調的なインフレの実状を確認したいと述べました。
パウエル議長は米経済が好調であるため、利下げには時間をかけられると述べました。
Balazs Koranyi Howard Schneider
［シントラ（ポルトガル） ２日 ロイター］ - 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長は２日、ポルトガルで開催された欧州中央銀行（ＥＣＢ）主催の会合で、ＦＲＢは利下げに着手する前にインフレ鈍化に関する一段のデータを確認する必要があるという見解を示した。
パウエル議長は最近発表された米インフレ鈍化を示す指標に言及し、「われわれが現在確認している水準が基調的なインフレの実状を正確に示しているかどうか理解したい」と指摘。インフレ鈍化を巡り「一層の自信を持ちたい。率直に言って米経済は好調なため、時間をかけて対応できる」と述べた。
