# 論文

【フェンシング】政治的理由で女子エペ金メダルの香港ビビアン・コン引退を表明
2024.08.07

【フェンシング】政治的理由で女子エペ金メダルの香港ビビアン・コン引退を表明

 フェンシング女子エペで優勝したビビアン・コン(30=香港)が4日、自身のSNSで引退を表明した。コンは香港政府から、1億円以上の金メダル報奨金をもらう。しかしここへきて、21年大学卒業論文が問題となった。 韓国紙東亜日報は7日「卒論のテーマは『14年香港民主化運動』で、民主化デ

強制連行説否定の研究公表も…定着した誤解なお解けず 朝日慰安婦報道取り消し10年
2024.08.04

強制連行説否定の研究公表も…定着した誤解なお解けず 朝日慰安婦報道取り消し10年

朝日新聞が、戦時中に韓国で女性を慰安婦にするため強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言を虚偽だと認め、関連記事を取り消して5日で10年となる。この間、慰安婦の強制連行説を否定する研究が韓国や米国で発表され、韓国ではタブーだった元慰安婦支援団体への批判が公に提起されるようになった。一方で、最

【悠仁さまと東大推薦入試】トンボ論文「特権」批判が的外れといえる2つの理由 一般受験生の提出書類にも「大人の添削」は当たり前、研究者としては不自由な立場
2024.08.04

【悠仁さまと東大推薦入試】トンボ論文「特権」批判が的外れといえる2つの理由 一般受験生の提出書類にも「大人の添削」は当たり前、研究者としては不自由な立場

 大学進学を控える秋篠宮家の悠仁さまは、トンボを題材とした学術論文を発表するなど課外活動が話題となっている。その実績を活かして東京大学の推薦入試(学校推薦型選抜)を受験するというシナリオが有力視されているが、その研究自体が「特権」を活かしたものではないか、という批判も一部にある。『中学受験 や

機能性表示食品、「根拠」に社員の論文のケース 特定専門誌に偏りも
2024.08.04

機能性表示食品、「根拠」に社員の論文のケース 特定専門誌に偏りも

 国の審査を経ずに効果をうたって販売できる「機能性表示食品」で、企業が「根拠」としている論文の透明性や信頼性に疑問を示す専門家の声が相次いでいる。社員が論文を書いていることへの疑問も出ている。 機能性表示食品は「体脂肪が減る」といった健康上の効果をうたうが、国の審査は必要なく、企

【悠仁さまと東大推薦入試】一流学者との共同論文に「特権」批判は妥当なのか 推薦入試の現場を取材して見えてくる別の風景
2024.08.03

【悠仁さまと東大推薦入試】一流学者との共同論文に「特権」批判は妥当なのか 推薦入試の現場を取材して見えてくる別の風景

 大学進学を控える秋篠宮悠仁さまは、トンボを題材とした学術論文を発表し、今夏も学会での発表をおこなうことが話題となっている。そして、その実績を活かして東京大学の推薦入試(学校推薦型選抜)を受験するというシナリオが有力視されているが、推薦入試を利用されることについては賛否両論が出ている。『中学受

機能性表示食品、「根拠」に社員の論文のケース 「紅麴」サプリも
2024.07.25

機能性表示食品、「根拠」に社員の論文のケース 「紅麴」サプリも

 国の審査を経ずに効果をうたって販売できる「機能性表示食品」で、企業が「根拠」としている論文の透明性や信頼性に疑問を示す専門家の声が相次いでいる。社員が論文を書いていることへの疑問も出ている。 機能性表示食品は「体脂肪が減る」「コレステロール値が下がる」といった健康上の効果をうた

ワシントンNATO首脳会議が残したもの【寄稿】
2024.07.24

ワシントンNATO首脳会議が残したもの【寄稿】

 7月10日からの3日間、米国ワシントンで北大西洋条約機構(NATO)加盟32カ国とインド太平洋4カ国(韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランド)の首脳が出席するNATO首脳会議が開催された。その直前、米国の国際政治学界の保守から進歩までの60人あまりの代表的な学者が、NATOの首脳たちに

屋外活動の時間を増やせば子どもの近視リスクが減少する
2024.07.21

屋外活動の時間を増やせば子どもの近視リスクが減少する

【役に立つオモシロ医学論文】 近くの風景を見ることに支障を感じない一方で、遠くの風景がぼやけてしまう状態を近視と呼びます。近視の発症には、遺伝的な要因のみならず、長時間にわたって近くのものを見続けるなど、生活習慣の影響も軽視できません。 そのため近視の予防においては

「慰安婦=性奴隷」学術的に否定、バッシングにも負けず…ラムザイヤーさん、日本研究賞を受賞
2024.07.11

「慰安婦=性奴隷」学術的に否定、バッシングにも負けず…ラムザイヤーさん、日本研究賞を受賞

民間シンクタンク「国家基本問題研究所」(国基研)の第11回「国基研 日本研究賞」の授賞式と記念講演会が11日、行われた。日本研究賞は米ハーバード大教授のジョン・マーク・ラムザイヤー氏、特別賞は東京都立大名誉教授の鄭大均(てい・たいきん)氏が受賞した。あいさつに立った国基研の櫻井よ

慰安婦問題でラムザイヤー教授 吉田虚偽証言と朝日報道の影響、英語発信の重要性を指摘
2024.07.09

慰安婦問題でラムザイヤー教授 吉田虚偽証言と朝日報道の影響、英語発信の重要性を指摘

戦時下で慰安婦だった女性は「性奴隷」ではなく、前借り金と労働期間をセットにした年季奉公契約を慰安所側と結んでいたことを学術論文で示した米ハーバード大のマーク・ラムザイヤー教授が9日までに、産経新聞の取材に応じた。ラムザイヤー氏は慰安婦が問題化した背景として、韓国で女性を強制連行したとの虚偽の証

ゼニゴケ目新分類設立 世界的学術誌に掲載、認定 鄭さん(日南・服部植物研究所)
2024.07.06

ゼニゴケ目新分類設立 世界的学術誌に掲載、認定 鄭さん(日南・服部植物研究所)

 日南市飫肥のコケ植物専門研究機関「服部植物研究所」(南壽敏郎理事長)は、コケ植物の分類群の一つ「ゼニゴケ目」で、新たな分類系統を設立し、正式に認められたと発表した。関連する論文が昨年から2年連続で、植物分類学の世界的な学術誌などに掲載された。担当した常勤研究員の鄭天雄(テイテンユウ)さん(3

「トンボ1本」が現実味 悠仁さまの国際会議デビュー報道で宮内庁の悩み
2024.07.02

「トンボ1本」が現実味 悠仁さまの国際会議デビュー報道で宮内庁の悩み

 筑波大附属高3年在学中の秋篠宮家の長男・悠仁さま(17)が国際会議デビューを果たすことが報じられた。8月25日から5日間にわたって京都で開催される昆虫のオリンピックとも称される国際昆虫会議に悠仁さまの名前がエントリーされているというのだ。大学進学を控えられ、進学先の大学名が数多く取り沙汰され

悠仁さま「東大合格」の逆風になりかねない宮内庁“3年前の痛恨ミス”…トンボ論文の信頼性に影響も【秋篠宮家の学校選び】
2024.06.29

悠仁さま「東大合格」の逆風になりかねない宮内庁“3年前の痛恨ミス”…トンボ論文の信頼性に影響も【秋篠宮家の学校選び】

【秋篠宮家の学校選び】#20「東大への推薦入学を目指す上でトンボ論文が悠仁さまに大きな武器になるのは確かだとしても、宮内庁のミスが足を引っ張るかもしれない」 悠仁さまの大学選びのタイムリミットが迫る中、懸念を口にするのは同庁のOB。昨年11月に国立科学博物館の学術出

「東大の推薦入試」開始以来、毎年合格者を輩出 「渋渋」の強さの秘密どこにあるのか
2024.06.27

「東大の推薦入試」開始以来、毎年合格者を輩出 「渋渋」の強さの秘密どこにあるのか

 2016年度に東大で推薦入試が始まって8年。渋谷教育学園渋谷中学高等学校(東京)は毎年、合格者を輩出している。なぜ、これほどまでに東大推薦に強いのか。AERA 2024年7月1日号より。*  *  * 東京・渋谷駅から徒歩5分。エネルギーあふれる街の中心部に渋谷教

未知の空間は座布団カバー? 余剰次元で素粒子生まれるパターン解明
2024.06.23

未知の空間は座布団カバー? 余剰次元で素粒子生まれるパターン解明

 宇宙に存在するとされる未知の空間は座布団カバーの形をしているかもしれない――。物理学の余剰次元に関するそんな論文が5月、日本物理学会の専門誌に発表された(https://doi.org/10.1093/ptep/ptae070)。未知の空間? 座布団? 著者の元を訪ねた。 出迎

国立衛生研究所部長、論文・審査書類の不正で停職3カ月 本人は辞職
2024.06.14

国立衛生研究所部長、論文・審査書類の不正で停職3カ月 本人は辞職

 国立医薬品食品衛生研究所(神奈川県川崎市)は14日、論文不正などがあったとして、部長1人を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。部長は同日付で辞職した。 部長は食品衛生管理部長だった2021年9月、食中毒の原因となるカンピロバクターの付着量を調べる実験で、実際の試験データと異な

『新婚さん』夫が結婚のために半年で25キロ減 初キスは結婚から半年後&英語で「なぜキスできなかったのか」論文
2024.05.25

『新婚さん』夫が結婚のために半年で25キロ減 初キスは結婚から半年後&英語で「なぜキスできなかったのか」論文

 お笑い芸人・藤井隆とタレント・井上咲楽が司会を務める、ABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい!』(毎週日曜 後0:55)あす26日放送では、滋賀県からやって来た、いかにも真面目そうな新婚さんが登場する。 夫は国立の研究所で顕微鏡の研究開発を行っている博士で、スタジオで

【コラム】米中により分けられる科学技術の世界(1)
2024.05.19

【コラム】米中により分けられる科学技術の世界(1)

昨年の北半球、過去2000年で最も暑い夏
2024.05.15

昨年の北半球、過去2000年で最も暑い夏

電気学会で優秀論文発表賞 立崎さん(八工大大学院)、さらなる研究に意欲
2024.05.12

電気学会で優秀論文発表賞 立崎さん(八工大大学院)、さらなる研究に意欲