# 精神力

一問一答 男子81キロ級の永瀬貴規が五輪連覇「あきらめずにやることの大切さを身をもって感じた」/柔道
2024.07.31

一問一答 男子81キロ級の永瀬貴規が五輪連覇「あきらめずにやることの大切さを身をもって感じた」/柔道

パリ五輪第5日・柔道(日本時間30日、シャンドマルス・アリーナ)男子81キロ級で、永瀬貴規(30)=旭化成=は決勝で世界選手権3連覇のグリガラシビリ(ジョージア)に一本勝ちし、2連覇を達成。柔道日本男子の2連覇は、今大会66キロ級の阿部一二三(パーク24)以来6人目。2016年リオデジャネイロ

妥協なき稽古、力に 3度目五輪、連覇果たす 金メダルの柔道永瀬選手〔五輪〕
2024.07.31

妥協なき稽古、力に 3度目五輪、連覇果たす 金メダルの柔道永瀬選手〔五輪〕

 柔道男子81キロ級、永瀬貴規選手(30)=旭化成=が金メダルを獲得した。 妥協せずに黙々と鍛錬を重ねて3度目の五輪出場を果たし、見事連覇を成し遂げた。 優勝が決まっても淡々とし、表情を変えることなく勝ち名乗りを受けた。四方に礼をして、堂々と試合場を後にした。

3度目の五輪もメダル届かず 柔道女子の高市未来「挑めてよかった」
2024.07.30

3度目の五輪もメダル届かず 柔道女子の高市未来「挑めてよかった」

 柔道女子63キロ級で3大会連続の五輪出場を果たした高市未来(30)は2回戦でカタリナ・クリシュト(クロアチア)と対戦し、敗退した。 序盤に横四方固めで抑え込んだが、ポイントが入る10秒の前に逃げられた。延長3分22秒に背負い投げで技ありを奪われた。 「(自分に)『

奇跡の大逆転金メダル “体操ニッポン”が60年以上も継承してきたもの
2024.07.30

奇跡の大逆転金メダル “体操ニッポン”が60年以上も継承してきたもの

<五輪百景> 1964年の東京五輪(オリンピック)体操女子個人総合金メダリストのベラ・チャスラフスカさん(故人)は、10代の頃から国際大会になると、志願して日本男子チームの練習に入れてもらった。 当時の男子は日本とソ連の2強時代。彼女の母国チェコスロバキアは社会主義

白井、悔いのない4位 「本当によくやった」―スケートボード〔五輪〕
2024.07.30

白井、悔いのない4位 「本当によくやった」―スケートボード〔五輪〕

 3年前の自分は超えたが、目指し続けた五輪のメダルには一歩届かなかった。 精鋭ぞろいの決勝。白井は海外勢のライバル、そして盟友の堀米に迫るハイスコアを連発しながら、銅メダルのヒューストンと僅差の4位。「皆さんが思うよりも壮絶な戦いだった。(技を)乗り切れたので本当によくやった」。

ウクライナに大会初メダル フェンシングのハルラン
2024.07.30

ウクライナに大会初メダル フェンシングのハルラン

 【パリ共同】パリ五輪のフェンシング女子サーブル個人で29日、ウクライナのオリガ・ハルランが銅メダルを獲得した。ロシアの侵攻を受けるウクライナにとり、今大会初のメダル。試合後、喜びを爆発させ「国と兵士、戦争で五輪に出られなかった仲間のために戦った」と語った。 自身5大会目の五輪。

柔道永山、誹謗中傷で呼びかけ 準々決勝の不可解な敗戦で
2024.07.30

柔道永山、誹謗中傷で呼びかけ 準々決勝の不可解な敗戦で

 【パリ共同】27日に行われたパリ五輪の柔道男子60キロ級の準々決勝で不可解な敗戦を喫した永山竜樹が29日、X(旧ツイッター)で対戦相手のフランシスコ・ガリゴス(スペイン)への誹謗中傷を控えるように呼びかけた。 絞め技を耐える展開で「待て」がかかり、永山は力を抜いたが、相手は技を

元体操代表の田中理恵さん「絶対心は5人で戦っていたね」宮田辞退で4人で演技した代表にエール
2024.07.29

元体操代表の田中理恵さん「絶対心は5人で戦っていたね」宮田辞退で4人で演技した代表にエール

 2012年ロンドン五輪体操女子代表の田中理恵さん(37)が29日、インスタグラムを更新。 28日に行われたパリ五輪体操女子予選で合計162・196点をマークし、5位につけた日本代表に激励の言葉をつづった。 「団体予選の演技を見ているとみんなの気持ちが伝わってきた 

【パリ五輪】柔道銅の永山竜樹、不可解判定で敗退も相手へ敬意「お互い必死に戦った結果。誹謗中傷などは控えて」
2024.07.29

【パリ五輪】柔道銅の永山竜樹、不可解判定で敗退も相手へ敬意「お互い必死に戦った結果。誹謗中傷などは控えて」

 27日行われた柔道男子60キロ級で、銅メダルを獲得した永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)が29日、自身のX(旧ツイッター)を更新。心境を明かした。「今の気持ちです」として文書を投稿。「パリオリンピックたくさんの応援ありがとうございました。目標には届きませんでしたが、みなさんの応援のお陰で最

「大人なんだから」阿部詩の大号泣に賛否、“まさかの敗北”で重なる谷亮子の悪夢と再生
2024.07.29

「大人なんだから」阿部詩の大号泣に賛否、“まさかの敗北”で重なる谷亮子の悪夢と再生

 7月28日にパリ五輪の柔道女子52キロ級の2回戦が行なわれ、東京五輪から連覇を狙った阿部詩選手(24)が世界ランク1位のディヨラ・ケルディヨロワ(ウズベキスタン)に一本負け。金メダル大本命だった阿部の敗北に、日本中に衝撃が走った。 小外刈りで敗北した阿部は、まさかの事態にあ然と

「3年間、しんどかった」阿部一二三を圧勝劇の金に導いたのは…最強ライバルの存在、井上尚弥から得たもの、詩にかけた言葉
2024.07.29

「3年間、しんどかった」阿部一二三を圧勝劇の金に導いたのは…最強ライバルの存在、井上尚弥から得たもの、詩にかけた言葉

 圧巻だった。 男子柔道66kg級の阿部一二三は、圧倒的な柔道で、堂々、五輪連覇を達成した。 阿部にとっての初戦となった2回戦でベンツェ・ポングラツ(ハンガリー)、準々決勝ではヌラリ・エモマリ(タジキスタン)から一本勝ちをおさめる。 準決勝は世界ランキ

柔道・阿部一二三「武士道精神」にネット感動 礼に始まり礼に終わる「柔道を体現する真の王者」
2024.07.29

柔道・阿部一二三「武士道精神」にネット感動 礼に始まり礼に終わる「柔道を体現する真の王者」

 パリ五輪柔道男子66キロで金メダルを獲得した阿部一二三(26)の「武士道精神」に称賛の声が殺到している。 66キロ決勝が2024年7月28日、シャンドマルス・アリーナで行われ、21年東京五輪金メダルの阿部がウィリアン・リマ(ブラジル)に一本勝ちし、日本柔道8人目となる五輪2連覇

伸び盛りの高校生スイマー 7位入賞、平井選手 競泳100バタ〔五輪〕
2024.07.29

伸び盛りの高校生スイマー 7位入賞、平井選手 競泳100バタ〔五輪〕

 競泳女子100メートルバタフライで7位入賞した平井瑞希選手(17)=アリーナつきみ野SC=は五輪初出場。 伸び盛りの高校3年生は決勝で堂々たる泳ぎを見せた。 愛知県出身。小学5年の時にバタフライでジュニアオリンピックに出場し、初優勝した。自分に合った競技環境を求め

泉房穂氏 敗退した柔道・阿部詩のコメントに称賛とエール「すごいと思う。これまで以上に応援したい」
2024.07.28

泉房穂氏 敗退した柔道・阿部詩のコメントに称賛とエール「すごいと思う。これまで以上に応援したい」

 前明石市長・泉房穂氏(60)が28日、自身のX(旧ツイッター)を更新。この日パリ五輪でまさかの2回戦敗退を喫し、連覇の夢がついえた柔道女子52キロ級の阿部詩(24、パーク24)に向けてエールと称賛を送った。 泉氏は夢破れた阿部詩の「本当に悔しいというひとことです。オリンピックと

これも五輪の怖さ? 言動1つでバッシングの標的に…競技終了後の「発言」で株を上げた人&下げた人
2024.07.28

これも五輪の怖さ? 言動1つでバッシングの標的に…競技終了後の「発言」で株を上げた人&下げた人

 4年に1度の五輪に出場するためには、類稀な能力、才能だけでなく、日々の努力と鍛錬、そして運が必要になってくる。そしてようやく辿り着いた大舞台でも、自らの能力を存分に発揮し切れる選手はごく一部である。だが、その競技終了後の態度や発言、勝ち負けとは異なる場所と理由で、世間からの評価を左右したこと

金色に光る永山竜樹の銅メダルが、巻き返しを図る日本勢のお手本に
2024.07.28

金色に光る永山竜樹の銅メダルが、巻き返しを図る日本勢のお手本に

 永山竜樹の銅メダルが、私には金色に光って見えた。 パリ五輪(オリンピック)柔道男子60キロ級の表彰式。「悔しい気持ちの方が大きい」と言う本人に笑顔はない。確かにベストの結果ではなかった。でも手にしたメダルは、不条理で残酷な現実を、ベストを尽くして乗り越えた証なのだ。もっと胸を張

膳場貴子「スッキリしない判定もあった中で」柔道・永山竜樹の銅メダルたたえる「すごい精神力」
2024.07.28

膳場貴子「スッキリしない判定もあった中で」柔道・永山竜樹の銅メダルたたえる「すごい精神力」

 フリーアナウンサー膳場貴子(49)が28日、MCを務めるTBS系情報番組「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演し、パリオリンピック(五輪)柔道男子60キロ級で微妙な判定で敗れながらも敗者復活戦で銅メダルとなった永山竜樹(28=SBC湘南美容クリニック)をたたえた。 永山は

柔道の不可解判定騒動2人が表彰台で握手! 永山竜樹&ガルリゴスが同じ段に…試合後は永山が拒否→抗議
2024.07.28

柔道の不可解判定騒動2人が表彰台で握手! 永山竜樹&ガルリゴスが同じ段に…試合後は永山が拒否→抗議

 パリ五輪は27日、柔道男子60キロ級3位決定戦で永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)がサリフ・ユルデュズ(トルコ)に勝ち、銅メダルを獲得した。準々決勝で永山に勝ったフラン・ガルリゴス(スペイン)もギオルギ・サルダラシビリ(ジョージア)に勝利。不可解判定で勝者と敗者となった2人が揃って銅メダル

【柔道】永山竜樹「負けてから切り替えるのが大変だった」 〝疑惑判定〟から根性の銅メダル
2024.07.28

【柔道】永山竜樹「負けてから切り替えるのが大変だった」 〝疑惑判定〟から根性の銅メダル

 執念のメダル獲得だ。パリ五輪の柔道男子60キロ級で永山竜樹(28=SBC湘南美容クリニック)が3位決定戦でトルコ選手を破り、銅メダルを獲得した。 永山は準々決勝で微妙な判定で一本負け。相手選手との握手を拒否し、その後も畳に残って抗議の意思を示したが、判定は覆らなかった。それでも

寡黙な男がコートでほえる GK岡本大亮が好セーブ連発 パリ五輪ハンドボール男子
2024.07.28

寡黙な男がコートでほえる GK岡本大亮が好セーブ連発 パリ五輪ハンドボール男子

 寡黙な男が、コートでほえた。ハンドボール男子1次リーグのクロアチア戦で、GK岡本大亮(トヨタ車体、山口・岩国工高出)が9本のシュートを阻止。格上をあと一歩まで追い詰め、「あそこまで行ったら勝ちたかった」と1点差の惜敗を悔しがった。 8―9の前半12分過ぎに初めての五輪のコートに