柔道・阿部一二三「武士道精神」にネット感動 礼に始まり礼に終わる「柔道を体現する真の王者」

AI要約

パリ五輪柔道男子66キロで金メダルを獲得した阿部一二三(26)の「武士道精神」に称賛の声が殺到している。

パリ五輪は「波乱」の幕開けとなった。初戦(2回戦)を前にして、女子52キロ級に出場した実妹・詩(24)がまさかの敗退。それでも阿部は冷静さを失わず初戦を一本勝ちすると、準々決勝でも一本勝ちした。

続く準決勝はゴールデンスコア方式の延長戦に入り、その直後に一本勝ち。そして、連覇のかかった決勝でも技あり2発の合わせ一本勝ちで勝利し、再び五輪を制した。五輪連覇の偉業を達成した阿部。インターネット上では、試合終了後に見せた阿部の立ち振る舞いに注目が集まった。

阿部は試合後「妹が負けてしまって、僕自身も苦しい1日だった。妹の分まで、やはり兄が頑張らないとという気持ちで1日頑張った」などと、激動の1日を振り返ったという。

柔道・阿部一二三「武士道精神」にネット感動 礼に始まり礼に終わる「柔道を体現する真の王者」

 パリ五輪柔道男子66キロで金メダルを獲得した阿部一二三(26)の「武士道精神」に称賛の声が殺到している。

 66キロ決勝が2024年7月28日、シャンドマルス・アリーナで行われ、21年東京五輪金メダルの阿部がウィリアン・リマ(ブラジル)に一本勝ちし、日本柔道8人目となる五輪2連覇を達成した。

■「まさに武士道を感じました」

 パリ五輪は「波乱」の幕開けとなった。

 初戦(2回戦)を前にして、女子52キロ級に出場した実妹・詩(24)がまさかの敗退。それでも阿部は冷静さを失わず初戦を一本勝ちすると、準々決勝でも一本勝ちした。

 続く準決勝はゴールデンスコア方式の延長戦に入り、その直後に一本勝ち。そして、連覇のかかった決勝でも技あり2発の合わせ一本勝ちで勝利し、再び五輪を制した。

 五輪連覇の偉業を達成した阿部。インターネット上では、試合終了後に見せた阿部の立ち振る舞いに注目が集まった。

 阿部は試合を終え、自陣に引き返すと、畳の上に正座をして頭を下げた。

 Xでは、この立ち振る舞いに対して称賛の声が相次ぎ、次のようなコメントが多数寄せられた。

「パリ五輪決勝戦を終えて 阿部一二三選手の礼 勝っても驕らず、相手へのリスペクトが形に出ています」「阿部一二三の正座して畳に頭下げるシーンだけで泣ける」「日本選手の心の強さ感じた」「阿部一二三、畳に正座して礼。『柔道』を体現する真の王者」「終わってからの、正座と礼に感動しました」「柔道を愛してくれてるのがよくわかる 礼で始まり礼で終わる」「日本の武道は、技術だけでは無く、精神の強さ、礼を尽くす まさに武士道を感じました」

 スポーツ紙などの報道によると、阿部は試合後「妹が負けてしまって、僕自身も苦しい1日だった。妹の分まで、やはり兄が頑張らないとという気持ちで1日頑張った」などと、激動の1日を振り返ったという。