【パリ五輪】柔道銅の永山竜樹、不可解判定で敗退も相手へ敬意「お互い必死に戦った結果。誹謗中傷などは控えて」

AI要約

永山竜樹が銅メダル獲得後の心境を明かす。

準々決勝の判定に対する不満や相手への敬意を示す。

悔しみを乗り越えて再起し、4年後に成長した姿を見せる意欲を示す。

【パリ五輪】柔道銅の永山竜樹、不可解判定で敗退も相手へ敬意「お互い必死に戦った結果。誹謗中傷などは控えて」

 27日行われた柔道男子60キロ級で、銅メダルを獲得した永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)が29日、自身のX(旧ツイッター)を更新。心境を明かした。「今の気持ちです」として文書を投稿。「パリオリンピックたくさんの応援ありがとうございました。目標には届きませんでしたが、みなさんの応援のお陰で最後まで戦い抜くことが出来ました」と声援に感謝した。

 準々決勝は「待て」がかかってからの絞め技が一本になる不可解な判定で敗退。判定に納得いかない永山は相手と握手をすることなく畳を降りた。「準々決勝に関しては、お互い必死に戦った結果なので、ガリゴス選手への誹謗中傷などは控えて頂きたいです。審判の方も判断の難しい状況だったと思います。敗戦後に抗議をして握手に応じれなかったことは申し訳なく思っています」と相手に敬意を示し、自らの行動をわびた。

 失意の敗戦から立ち直り、敗者復活戦から勝ち上がって銅メダルを手にした。「まだ悔しい気持ちがありますが、みなさんからの温かいメッセージに元気をもらっています。本当にありがとうございます。今回のパリオリンピックでの経験を活かして、また4年後に成長した姿を見せれるように日々精進していきますので、応援の程よろしくお願い致します」と呼びかけた。