# 海岸・海洋

「明日の島」と「昨日の島」 ベーリング海峡通過、北極海に みらい
2024.09.05

「明日の島」と「昨日の島」 ベーリング海峡通過、北極海に みらい

 【みらい船上・時事】海洋地球研究船「みらい」は4日夜(日本時間5日午後)、ベーリング海峡中央に位置するダイオミード諸島を通過した。 二つの島から成る同諸島の一つは米国領、もう一つはロシア領。日付変更線が二つの島の間を通っているため、「明日の島」と「昨日の島」とも呼ばれる。みらい

日豪、南シナ海巡り中国批判 フィリピンに「危険な」行為
2024.09.05

日豪、南シナ海巡り中国批判 フィリピンに「危険な」行為

[シドニー 5日 ロイター] - オーストラリアと日本の両政府は5日、中国が南シナ海でフィリピンに対して「危険で威圧的な」行為に出ていると批判した。豪クイーンズクリフで開いた外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を受け「われわれはフィリピンに対する中国の危険で威圧的な行為が頻発

東日本大震災の発生メカニズム 海底で探るプロジェクト開始
2024.09.05

東日本大震災の発生メカニズム 海底で探るプロジェクト開始

東日本大震災がどのようなメカニズムで発生し、いま地下では、何が起きているのか。水深7000メートルの海底を探る、プロジェクトが始まります。2011年に起きた巨大地震は、想定とは違う場所で発生し、なぜその場所で起きたのかなどメカニズムの全容は分かっていません。調査船「

有名ダイビングポイントの珊瑚礁に韓国語で落書き…「一時閉鎖」
2024.09.05

有名ダイビングポイントの珊瑚礁に韓国語で落書き…「一時閉鎖」

「ダイビングの聖地」として有名なフィリピンの観光地ボホールの有名ダイビングスポットで珊瑚に観光客と推定される人が名前などを彫り込んでいたことが分かり、当局が同スポットを一時閉鎖した。5日(現地時間)、現地メディアINQUIRERによると、ボホール州パングラオ市は2日から有名ダイビ

スタートアップのパワーエックス、深海での洋上風力に向け「電気運搬船」を開発
2024.09.05

スタートアップのパワーエックス、深海での洋上風力に向け「電気運搬船」を開発

風車を洋上に浮かべる「浮体式洋上風力発電」は、四方を深い海に囲まれた海洋国・日本にとって再生可能エネルギーの切り札になる。だが、深ければ深いほど海底に送電用の電力ケーブルを敷くのは難しく、コストもかさむ。こうした海域でも洋上風力を可能にして発電量を増やそうと、エネルギー系スタートアップ(新興企

<福島第一原発>処理水放出に伴う賠償は330億円支払い済 中国の禁輸措置などの影響続く
2024.09.05

<福島第一原発>処理水放出に伴う賠償は330億円支払い済 中国の禁輸措置などの影響続く

福島第一原子力発電所で2023年8月に始まった処理水の海洋放出をめぐり、東京電力は2024年8月28日時点で約200件330億円の賠償支払いを完了したと公表した。中国の禁輸措置などによるホタテやナマコの取引中止の損害が多くを占め、1か月ほどで約10億円増加した。第一

“ロシアのスパイ”シロイルカ 銃殺された可能性 保護団体「死骸に銃創」と指摘
2024.09.05

“ロシアのスパイ”シロイルカ 銃殺された可能性 保護団体「死骸に銃創」と指摘

「ロシアのスパイ」として訓練された可能性があり、ノルウェー沖で死んでいるのが見つかったシロイルカが、銃で殺されたとみられることが分かりました。 「バルジーミル」と名付けられたこのシロイルカは、先月31日にノルウェー沖で死んでいるのが見つかりました。 「バルジーミル」

東北沖の地震から13年。震源域の断層掘削調査「JTRACK」が始動。地震研究の難題から海溝型地震のメカニズム解明に挑む
2024.09.05

東北沖の地震から13年。震源域の断層掘削調査「JTRACK」が始動。地震研究の難題から海溝型地震のメカニズム解明に挑む

9月6日、地球深部探査船「ちきゅう」が宮城県沖に向けて出航し、いよいよIODP(国際深海科学掘削計画)第405次航海「JTRACK(ジェイトラック)」(日本海溝巨大地震・津波発生過程の時空間変化の追跡:Tracking Tsunamigenic Slip Across the Japan Tr

かつて、地球の大気は「二酸化炭素」で満ちていたが…なぜ消えたのか?それは、地球温暖化の「真の原因」にも関わる話だった
2024.09.05

かつて、地球の大気は「二酸化炭素」で満ちていたが…なぜ消えたのか?それは、地球温暖化の「真の原因」にも関わる話だった

海があり、陸地があり、植物や動物がひしめきあっている地球。私たちが当たり前のように享受しているこの星の環境は、実は46億年かけて生み出された「すごすぎる仕組み」だった…!地球の成り立ちから現在までの変化を壮大なスケールで眺め、物質循環という「非常にシンプルな原理」で解説した地球科

「非常によくできた巨大な熱機関」と考えると、ナゾがたちどころに解決する…!地球を取り巻く「物質大循環」のスゴすぎる仕組み
2024.09.05

「非常によくできた巨大な熱機関」と考えると、ナゾがたちどころに解決する…!地球を取り巻く「物質大循環」のスゴすぎる仕組み

海があり、陸地があり、植物や動物がひしめきあっている地球――。私たちが当たり前のように享受しているこの星の環境は、実は46億年かけて生み出された「すごすぎる仕組み」だった…!地球の成り立ちから現在までの変化を壮大なスケールで眺め、物質循環という「非常にシンプルな原理」で解説した地

日本の南には「3つの熱帯低気圧」が存在 来週にかけて“台風の卵”続々発生も 日本列島への接近・影響のおそれは 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ 各国予報機関の進路予想比較【10日まで雨・風シミュレーション】
2024.09.05

日本の南には「3つの熱帯低気圧」が存在 来週にかけて“台風の卵”続々発生も 日本列島への接近・影響のおそれは 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ 各国予報機関の進路予想比較【10日まで雨・風シミュレーション】

■日本の南の海上に“3つの熱帯低気圧” 日本列島に影響は現在、日本の南の海上に3つの熱帯低気圧があります。4日に新たに解析された日本の南にある熱帯低気圧、関東の南東の海上にある熱帯低気圧、そして日本のはるか東の海上にある熱帯低気圧(北東太平洋の海域から日付変更線を超えてきた元トロ

尖閣周辺に中国船4隻 39日連続航行
2024.09.05

尖閣周辺に中国船4隻 39日連続航行

 第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市)周辺の領海外側にある接続水域では4日、中国海警局の艦船4隻が航行している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは39日連続。 4隻は「海警1305」「海警1105」「海警1303」「海警1109」で、いずれも機関砲らしきものを搭載して

反捕鯨団体創設者を再勾留 グリーンランド、10月まで
2024.09.04

反捕鯨団体創設者を再勾留 グリーンランド、10月まで

 【ロンドン共同】デンマーク自治領グリーンランドの警察は4日、7月に拘束した反捕鯨団体「シー・シェパード」の創設者ポール・ワトソン容疑者について、裁判所が10月2日までの勾留延長を決めたと明らかにした。ロイター通信が報じた。今月5日が勾留期限で、延長は2度目。日本政府が身柄の引き渡しを求めてお

尖閣巡り中国側と「緊迫の攻防」 和歌山「正論」懇話会、山田吉彦氏が講演
2024.09.04

尖閣巡り中国側と「緊迫の攻防」 和歌山「正論」懇話会、山田吉彦氏が講演

和歌山「正論」懇話会の第106回講演会が4日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれ、東海大教授の山田吉彦氏が「海洋国家日本の針路-尖閣諸島の攻防」と題して講演した。山田氏は4月、沖縄県石垣市の委託で3度目となる尖閣諸島の海洋調査を実施。周辺海域では、中国海警局の船と海上保安庁

沖縄県、移植先海域のサンゴ調査 辺野古沖、高温で白化懸念
2024.09.04

沖縄県、移植先海域のサンゴ調査 辺野古沖、高温で白化懸念

 沖縄県は4日、防衛省が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に向けて進めているサンゴの移植を巡り、移植先海域の大規模な潜水調査を初めて実施した。沖縄本島周辺では今年、高水温のためサンゴの白化が多数確認されている。移植先のサンゴの状態を調べ、結果次第では同省に移植の可否について再検討を

高水温のなか移植された辺野古・大浦湾のサンゴに白化の懸念 県が独自調査
2024.09.04

高水温のなか移植された辺野古・大浦湾のサンゴに白化の懸念 県が独自調査

普天間基地の辺野古への移設をめぐり県は4日、大浦湾側で移植されたサンゴが白化していないかを調べるため独自で調査を実施しました。普天間基地の辺野古移設に向け沖縄防衛局は、大浦湾側の埋め立て予定地に生息するサンゴ約8万4000群体の移植を行っています。移植したサンゴをめ

自衛艦ならでは? 謎の「カレー」カウントダウン “女性初の練習艦長”の心動かした南米での歓待ぶり
2024.09.04

自衛艦ならでは? 謎の「カレー」カウントダウン “女性初の練習艦長”の心動かした南米での歓待ぶり

 自衛隊神奈川地方協力本部で、大谷三穂1等海佐に突撃取材をしてきました。防衛大学校の女子第1期生であり、海上自衛隊初の女性護衛艦長などの経験を持つ大谷1佐は、現在こちらで本部長を務めています。複数回に分けてお伝えするインタビューの第2回は、艦乗りとしての体験談です。 大谷1佐が神

8月の世界平均気温、史上最高 EU機関速報値
2024.09.04

8月の世界平均気温、史上最高 EU機関速報値

【AFP=時事】欧州連合(EU)の気候監視ネットワーク、コペルニクス気候変動サービス(C3S)が、8月の世界平均気温は2年連続で観測史上最高を更新したとする速報値をまとめた。AFPが3日、確認した。 8月の平均気温の確定値は未発表だが、C3Sは、史上最高とされた前年8月の平均気温

「南海トラフ巨大地震」高感度観測へ…海洋機構、高知・日向灘沖に「長期孔内システム」設置
2024.09.04

「南海トラフ巨大地震」高感度観測へ…海洋機構、高知・日向灘沖に「長期孔内システム」設置

海洋研究開発機構は南海トラフ巨大地震に向けた観測のため、想定震源域の高知沖で2026年度、日向灘沖で29年度に長期孔内観測システム(LTBMS)の設置を計画する。29年度中に防災科学技術研究所の南海トラフ海底地震津波観測網(N―net)と接続し、リアルタイム観測を予定する。断層がきわめてゆっく

海洋プラごみの国際目標の実現、35年に32%削減を! 九大が試算
2024.09.04

海洋プラごみの国際目標の実現、35年に32%削減を! 九大が試算

 2050年までに追加的な海洋プラスチックごみの汚染をゼロにすることをめざすと、35年までに世界平均で海や川への流出重量を19年比で32%削減する必要があると、九州大の磯辺篤彦教授(海洋物理学)らの研究グループがシミュレーション結果から削減目標として提案し、海洋汚染の専門誌に発表した。