8月の世界平均気温、史上最高 EU機関速報値

AI要約

EUの気候監視ネットワークが、8月の世界平均気温が2年連続で最高を更新したと発表。

各国で観測史上最高の気温が観測され、日本も史上最も暑い夏だったと報告。

米国の気象局は、7月も観測史上最も暑い月として過去最高を更新したと発表。

8月の世界平均気温、史上最高 EU機関速報値

【AFP=時事】欧州連合(EU)の気候監視ネットワーク、コペルニクス気候変動サービス(C3S)が、8月の世界平均気温は2年連続で観測史上最高を更新したとする速報値をまとめた。AFPが3日、確認した。

 8月の平均気温の確定値は未発表だが、C3Sは、史上最高とされた前年8月の平均気温16.82度を上回るのは確実だとしている。

 各国の気象当局の発表によれば、オーストラリア、中国の複数の省、ノルウェーの北極圏にあるスバルバル諸島(Svalbard Islands)の8月の気温は、いずれも観測史上最高を更新。日本の気象庁も、同国の6~8月は観測史上最も暑い夏だったと発表した。

 C3Sは先月、7月の平均気温は前年をわずかに下回ったとしていたが、一方の米海洋大気局(NOAA)は、7月は観測史上最も暑く、月ごとの世界平均気温も14か月連続で過去最高を更新したと発表していた。【翻訳編集】 AFPBB News