# 水産・海洋研究

2024年静岡県産一茶、1万トン台に回復 摘採時期の気温高が影響 農水省統計
2024.08.19

2024年静岡県産一茶、1万トン台に回復 摘採時期の気温高が影響 農水省統計

 農林水産省が16日発表した2024年の一番茶生産量統計によると、本県の荒茶生産量は前年比10・3%増の1万トンで、過去最低を記録した昨年から一転、2年ぶりに1万トンの大台を回復した。4月以降の気温上昇で茶葉の芽伸びが進んだことなどが影響し、生産量が上向いた。 主要産地の5府県(

科学者もびっくり! アシカが撮影した、見たこともない海底の生息地(海外)
2024.08.18

科学者もびっくり! アシカが撮影した、見たこともない海底の生息地(海外)

ビデオカメラを装着したオーストラリアのアシカたちが海底の全く新しい世界を見せてくれた。映像には海綿動物やサンゴ礁、海藻が広がる、驚くほど多様な生息地の様子が捉えられていた。アザラシやイルカ、アシカにカメラを装着して撮影した映像は、科学者が海の未知の部分をマッピングす

「すごく迫力あった」 マグロ解体ショーやカツオ一本釣り体験など 沖縄・伊良部島でパヤオの日まつりにぎわう
2024.08.18

「すごく迫力あった」 マグロ解体ショーやカツオ一本釣り体験など 沖縄・伊良部島でパヤオの日まつりにぎわう

 【伊良部島=宮古島】宮古島市伊良部島の佐良浜漁港で11日、第15回パヤオの日まつり(主催・宮古地区パヤオ管理運営委員会)が行われた。会場には多くの人が訪れ、魚のつかみ取りやカツオ一本釣り体験などで盛り上がった。 伊良部漁業協同組合が1982年8月に日本で初めてパヤオ(浮き漁礁)

福島第一原発周辺の海水と魚のモニタリング結果の8月17日発表分は悪天候のためいずれも欠測に
2024.08.17

福島第一原発周辺の海水と魚のモニタリング結果の8月17日発表分は悪天候のためいずれも欠測に

東京電力による福島第一原発周辺の海水のモニタリング結果について、16日は悪天候のため原発から3km以内の海水の採取が中止となり、データは欠測となっています。また、水産庁の魚のモニタリング結果も、16日は悪天候のため、魚の採取ができず欠測です。

札幌でサンマの初競り 過去最高額に並ぶ1キロ40万円の最高値 「今年は形もばっちり」
2024.08.17

札幌でサンマの初競り 過去最高額に並ぶ1キロ40万円の最高値 「今年は形もばっちり」

16日に根室市で水揚げされたサンマが、17日朝早く札幌で初競りにかけられ、過去最高額に並ぶ1キロ40万円の最高値が付きました。17日、札幌市中央卸売市場で初競りが行われ、1キロ40万円と、2017年の過去最高額と並ぶ最高値がつきました。去年の1キロ23万円のおよそ1.7倍で1匹あ

ハスの生育促すはずが…大山上池で魚大量死 鶴岡・水位下げ影響、酸欠か
2024.08.17

ハスの生育促すはずが…大山上池で魚大量死 鶴岡・水位下げ影響、酸欠か

 鶴岡市にあるラムサール条約登録湿地の大山上池で16日までに、大量の魚が死んでいるのが見つかった。この池でハスを生産する大山浮草組合(田中富雄組合長)によると、水位低下による酸欠の可能性があり、死んだのはフナやナマズなど数千匹に上る。水面に浮いた魚は網で回収して陸揚げし、19日に運搬、焼却処理

海水温上昇に耐えられず…全羅南道の養殖場で魚が大量死
2024.08.17

海水温上昇に耐えられず…全羅南道の養殖場で魚が大量死

 猛暑が続いている全羅南道では、養殖場の魚が大量死したとの通報が寄せられている。 16日の全羅南道の話を総合すると、前日の15日、全羅南道新安郡(シナングン)のある養殖場から、2000匹のクロソイが死んだとの通報が寄せられた。全羅南道の関係者は「高水温の被害と通報され、現在、正確

中国が尖閣海域で漁解禁 “日本産”禁輸で「海鮮離れ」も
2024.08.17

中国が尖閣海域で漁解禁 “日本産”禁輸で「海鮮離れ」も

日本の尖閣諸島を含む東シナ海での漁が、中国で解禁されました。漁解禁に合わせ、福建省からは約1万隻の漁船が出港しました。中国は、福島第1原発の処理水放出に反発し日本産水産物の輸入を停止していて、そのことが「海鮮離れ」を招いているとの声も聞かれます。市場で

【
2024.08.17

【"サンマ"1匹80円 豊漁のワケは?】歴史的な不漁が続いていたサンマ…初水揚げは2023年の140倍に 「待ってました~これくらいの値段なら家族で食べられる!」10月ごろまで続く見通し

 早くも秋の味覚が登場。 根室市の花咲港で16日朝、サンマが初水揚げされ、その量はなんと2023年の140倍。 地元では1匹80円で売られました。 これまで歴史的な不漁が続いていたサンマ。今回、なぜ豊漁だったのでしょうか。 水産研究・教育

秋の味覚“サンマ”が67トン初水揚げ―2023年の140倍! 地元では1匹80円で販売「これくらいの値段なら家族で食べられる」 今後は札幌市などでも販売へ 北海道根室市
2024.08.17

秋の味覚“サンマ”が67トン初水揚げ―2023年の140倍! 地元では1匹80円で販売「これくらいの値段なら家族で食べられる」 今後は札幌市などでも販売へ 北海道根室市

根室市の花咲港では、8月16日の朝にサンマが初水揚げされた。その量は、2023年の140倍に達した。地元では1匹80円で販売された。2024年は豊漁が期待されている。新鮮なサンマの刺身や、脂がのってジューシーな焼きサンマが早速楽しめる。<

坂本農水相、香港高官と会談 水産物禁輸撤廃を要請
2024.08.16

坂本農水相、香港高官と会談 水産物禁輸撤廃を要請

 【香港時事】香港を訪問中の坂本哲志農林水産相は16日、香港政府の卓永興副政務官と会談し、福島や宮城など10都県からの水産物の輸入禁止措置を撤廃するよう求めた。 卓氏は対話を続けるとしつつ、具体的な対応には言及しなかったという。 坂本氏は会談後、記者団に「日本産食品

北海道・根室でサンマ初水揚げ 昨年比194分の1、主婦も驚く安さ
2024.08.16

北海道・根室でサンマ初水揚げ 昨年比194分の1、主婦も驚く安さ

 サンマの水揚げが14年連続日本一の北海道根室市の花咲港で16日、大型船4隻が約66・9トンを初水揚げした。 午前9時の2回目の競りでついた高値は1キロ724円(税込み)で、過去最高値だった昨年の初水揚げ(1キロ14万400円)時と比べて、194分の1の安値になった。昨年に比べま

根室でサンマ初水揚げ 依然低水準も去年より大幅増 初セリ価格は台風の影響も受け去年の1/200以下に
2024.08.16

根室でサンマ初水揚げ 依然低水準も去年より大幅増 初セリ価格は台風の影響も受け去年の1/200以下に

北海道・根室市の花咲港でサンマが初水揚げされました。16日の初セリでは台風7号の影響も受け去年の200分の1以下の価格がつけられました。16日あさ、根室市の花咲港では大型船4隻からおよそ67tのサンマが水揚げされました。依然として低水準であるもののここ数年では量も大きさも順調な滑

サンマ大型船が68トン初水揚げ 漁師「魚体大きい」と期待の声
2024.08.16

サンマ大型船が68トン初水揚げ 漁師「魚体大きい」と期待の声

 北海道根室市の花咲港で16日、サンマ漁の主力となる棒受け網漁の大型船4隻が全国に先駆けて水揚げした。計約68トンで、漁師からは「昨年より量は多く、魚体も大きい」と期待の声が聞かれた。市場関係者によると、例年は船の大きさでずらしていた解禁日を統一し、より多くの船で漁場を探せたことで漁獲が増えた

1匹80円!「量多く大きい。オススメは刺身」北海道根室で“サンマ初水揚げ” 34トン 競りで1キロ626円! 2023年14万400円を大きく下回る
2024.08.16

1匹80円!「量多く大きい。オススメは刺身」北海道根室で“サンマ初水揚げ” 34トン 競りで1キロ626円! 2023年14万400円を大きく下回る

 サンマの水揚げ量日本一を誇る根室市の花咲港で、サンマが初水揚げされました。 2023年を大きく下回る1キロ626円(税込)の値がつきました。 8月16日午前3時30分ごろ、棒受け網漁の大型船2隻が戻り、約34トンが初水揚げされました。 2024年は遠

破産開始決定 能登町のイカ加工協組 津波や不漁が影響
2024.08.16

破産開始決定 能登町のイカ加工協組 津波や不漁が影響

 東京商工リサーチ金沢支店によると、魚介類加工の石川県いか釣生産直販協同組合(能登町宇出津、前田幸子代表理事)は15日までに、金沢地裁から破産開始決定を受けた。 能登半島地震による津波や断水などの影響で休業を余儀なくされ、5月に事業を停止していた。近年のイカの不漁も影響したとみら

地球の生命はどこで生まれたんですか?生命研究の第一人者が「海」だと断言する理由【海と生命の素朴なギモン】
2024.08.16

地球の生命はどこで生まれたんですか?生命研究の第一人者が「海」だと断言する理由【海と生命の素朴なギモン】

生命に対する究極のギモン「生命はどこで生まれたのか?」 このギモンに対して、生命研究において世界のフロントランナーとして知られる海洋研究開発機構(JAMSTEC)超先鋭研究開発部門・部門長の高井研さんは「海」だといいます。なぜ海だと言えるのか?その理由をうかがってみました!(取材・文:岡田仁志

ベンチャーが「カイワリ×マアジ」ハイブリッド魚の養殖開始 南房総の富浦漁港(千葉県)
2024.08.16

ベンチャーが「カイワリ×マアジ」ハイブリッド魚の養殖開始 南房総の富浦漁港(千葉県)

館山湾で取れたカイワリとマアジを掛け合わせてできる「ハイブリッド魚」の養殖が、南房総市の富浦漁港で始まった。東京海洋大の研究者と、大手企業の出身者でつくるベンチャー企業「さかなドリーム」(館山市)が手掛け、岩井富浦漁業協同組合が協力。安房発のブランド養殖魚として、来年春から夏にかけての販売を目

「衝撃的においしい」高品質で特別なノドグロ“美宝”を披露♪ 1尾400g以上など厳しい基準でブランド化【新潟発】
2024.08.15

「衝撃的においしい」高品質で特別なノドグロ“美宝”を披露♪ 1尾400g以上など厳しい基準でブランド化【新潟発】

新潟県は独自の基準を満たした高品質のノドグロをブランド化する取り組みを始めた。そのブランド名は「美宝」。一尾400g以上など厳しい基準を設け、全国トップクラスを誇る品質の高さをアピールする。新潟県が発表した高規格ノドグロのブランド「美宝」。県は県産の農林水産物の付加

【ふくしま創生】挑戦者の流儀 HANERU葛尾(福島県葛尾村)社長・松延紀至(中) 稚エビ「全滅」乗り越え
2024.08.15

【ふくしま創生】挑戦者の流儀 HANERU葛尾(福島県葛尾村)社長・松延紀至(中) 稚エビ「全滅」乗り越え

 HANERU(はねる)葛尾が福島県葛尾村の湯ノ平産業団地に建設した養殖施設で2022(令和4)年4月、バナメイエビの養殖が始まった。会社の設立に携わった元大学教授の手ほどきを受けて人工海水を作り、稚エビ約2万匹を水槽に入れた。「大きく育てよ」。社長の松延紀至(50)は優しく声をかけた。東日本