# 水産・海洋研究

カキを短期間で大きく育てる 人工発生の微細藻類を活用、輸出拡大へ
2024.08.21

カキを短期間で大きく育てる 人工発生の微細藻類を活用、輸出拡大へ

 長浜バイオ大発のスタートアップ企業「ノベルジェン」(滋賀県長浜市田村町、小倉淳社長)は、人工的に大量発生させた微細藻類を使ってカキを短期間で大きく育て、輸出拡大につなげる事業に取り組んでいる。農林水産省の助成金を得て、研究・実証が進む。小倉社長は「出荷直前のカキを肥育し、付加価値の高いカキを

国産の農林水産物 海外などに売り込む大規模な商談会始まる
2024.08.21

国産の農林水産物 海外などに売り込む大規模な商談会始まる

 日本産の農林水産物や食品を国内外に売り込む大規模な商談会が始まりました。 コメをめぐっては現在、一部で品薄の状態ですが、国内での消費量は人口の減少とともに減り続けています。国内で安定的に供給するための生産量を保ちながら取引価格を安定させるためには、生産したコメを余らせず輸出先を

負債総額は約24億6600万円 マグロ養殖「極洋フィードワンマリン」特別清算へ
2024.08.21

負債総額は約24億6600万円 マグロ養殖「極洋フィードワンマリン」特別清算へ

帝国データバンク松山支店によりますと、愛媛県愛南町でクロマグロを養殖・出荷していた「極洋フィードワンマリン(神奈川県横浜市)」が8日、横浜地裁から特別清算の開始命令を受けたということです。同社は2012年11月、水産加工大手と配合飼料メーカー大手の共同出資による合弁会社として設立され、2016

負債総額は約24億6600万円 マグロ養殖「極洋フィードワンマリン」特別清算へ
2024.08.21

負債総額は約24億6600万円 マグロ養殖「極洋フィードワンマリン」特別清算へ

帝国データバンク松山支店によりますと、愛媛県愛南町でクロマグロを養殖・出荷していた「極洋フィードワンマリン(神奈川県横浜市)」が8日、横浜地裁から特別清算の開始命令を受けたということです。同社は2012年11月、水産加工大手と配合飼料メーカー大手の共同出資による合弁会社として設立

被害額は13億円超 八代海の4種類のプランクトンの赤潮警報すべて解除
2024.08.21

被害額は13億円超 八代海の4種類のプランクトンの赤潮警報すべて解除

熊本県は20日、八代海に発令していた赤潮警報をすべて解除しました。八代海では5月30日以降、シャットネラなど4種類の有害プランクトンによる赤潮警報が相次いで発令されました。熊本県は、20日の調査で、15の調査地点で赤潮の原因となる有害プランクトンが確認されなかったとして赤潮警報を

マアジ×カイワリ=「世界一うまい養殖魚」 すし職人らも出荷待望
2024.08.21

マアジ×カイワリ=「世界一うまい養殖魚」 すし職人らも出荷待望

 「マアジ」とアジ科の希少魚「カイワリ」を掛け合わせたハイブリッド魚の養殖が、千葉県南房総市で行われている。館山市に本社を置くベンチャー企業「さかなドリーム」(細谷俊一郎社長)が開発した新品種。上品な味わいで知られるカイワリの品種改良でもあるため、試食したすし職人らの評価は高かったという。同社

福島の汚染水放流から1年…韓国の水産物消費に変化なかった
2024.08.21

福島の汚染水放流から1年…韓国の水産物消費に変化なかった

日本が福島原発の汚染水の放流を始めてから1年になる。当時、韓国では水産物消費に対する懸念が高かったが、この1年間の韓国国内の大型マートの水産物月別売上だけを見れば、大きな変化は見られなかったと伝えられた。21日、海洋水産部が公開した「大型マート3社(イーマート・ロッテマート・ホー

汚染水海洋放出から1年 水産物消費量に大きな変化なし=韓国
2024.08.21

汚染水海洋放出から1年 水産物消費量に大きな変化なし=韓国

【ソウル聯合ニュース】日本が東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を開始してから24日で丸1年になる。韓国の消費者の間では水産物の消費に対する懸念が大きかったが、この1年間の大型スーパーの水産物の売上高に大きな変化はみられなかった。海洋水産部はこれまでの検査の結果、異常は見つかっていな

鹿大水産学部生 1カ月の遠洋航海へ 太平洋で漁業実習 「机の上で勉強してきたことを生かせたら」 鹿児島
2024.08.20

鹿大水産学部生 1カ月の遠洋航海へ 太平洋で漁業実習 「机の上で勉強してきたことを生かせたら」 鹿児島

鹿児島大学水産学部で学ぶ学生が、1カ月間の航海に出発しました。【鹿児島大学水産学部2年 黒岩 滉 さん】「1カ月間の航海を終え、成長した姿をお見せできるよう精一杯頑張りたいと思います」鹿児島大学水産学部の2年生24人は、20日から1カ月間、遠洋で漁業の

不漁続くも北海道で豊漁に…“サンマフィーバー”が突然起きた理由とは 11月以降は好調維持できない可能性も
2024.08.20

不漁続くも北海道で豊漁に…“サンマフィーバー”が突然起きた理由とは 11月以降は好調維持できない可能性も

 これまでは不漁が続いていたサンマが、2024年は豊漁となっています。その理由について、水産研究・教育機構に聞きました。 サンマは季節によって南北に回遊する魚です。日本の漁船が捕獲するサンマの一般的なルートは、黒潮周辺の海で生まれて成長とともに北上していき、北の冷たい親潮の中で栄

大学生が1か月の航海実習へ 鹿児島大学の練習船「かごしま丸」が出航
2024.08.20

大学生が1か月の航海実習へ 鹿児島大学の練習船「かごしま丸」が出航

鹿児島大学・水産学部の練習船「かごしま丸」が、遠洋航海実習のため、太平洋に向けて出航しました。(実習生代表・黒岩滉さん)「1か月間の航海を終え、成長した姿をお見せできるよう精一杯頑張りたい」鹿児島大学水産学部では毎年この時期に、2年生が練習船「かごしま丸」でおよそ1

和歌山の“梅”で育った真鯛、どんな味だと思いますか? 240円で食べられるんですよ
2024.08.20

和歌山の“梅”で育った真鯛、どんな味だと思いますか? 240円で食べられるんですよ

紀州梅の有効成分を抽出加工したエキス「紀州梅そだち」を餌に加え和歌山の海で養殖した、和歌山育ちの真鯛。4日間限定でくら寿司に登場します。■紀州梅の有効成分を抽出加工したエキスで育てた真鯛です 回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司の子会社、KU

今年は豊漁、大きさも◎ サンマの初セリ「去年の半値」に 福島・いわき市
2024.08.20

今年は豊漁、大きさも◎ サンマの初セリ「去年の半値」に 福島・いわき市

福島県いわき市の中央卸売市場では、北海道で水揚げされたサンマの初競りが行われ、去年のおよそ半値で取り引きされました。いわき市の中央卸売市場には、17日に北海道根室沖で水揚げされたサンマ1000キロが入荷し、初競りが行われました。今年のサンマは、この時期としては水揚げ量が多く、去年

秋の味覚 今年は安い! 福島県いわき市と福島市でサンマ初競り
2024.08.20

秋の味覚 今年は安い! 福島県いわき市と福島市でサンマ初競り

 秋の味覚サンマの初競りは19日朝、福島県のいわき市と福島市で行われた。ともに例年に比べて出荷量が多く、安価で取引された。 いわき市中央卸売市場では北海道の花咲港と厚岸港で水揚げされた約1トンが入荷した。量は昨年の5倍ほどに上り、半値ほどとなる。1キロ当たり800~2千円で取引さ

水産老舗が逸品ラーメン 九十九里町なかみち 【北総・九十九里 ちまたで話題のあの店】
2024.08.20

水産老舗が逸品ラーメン 九十九里町なかみち 【北総・九十九里 ちまたで話題のあの店】

 片貝漁港を擁し「イワシの町」として知られる九十九里町。片貝中央海岸近くの道路を進むと、イワシが目印の看板や真新しい店舗が目に飛び込む。1902(明治35)年創業の水産加工会社「なかみち水産」(同町)が今年5月30日にオープンしたラーメン店で、同社のイワシ煮干しを使った逸品が味わえる。

【歓喜】不漁続き“高級魚”から一転、サンマ豊漁!価格200分の1に 根室沖で豊富な漁場見つかる
2024.08.20

【歓喜】不漁続き“高級魚”から一転、サンマ豊漁!価格200分の1に 根室沖で豊富な漁場見つかる

ここ数年不漁が続き“高級魚”となっていたサンマが、2024年は豊漁となっていて、去年の水揚げ量の140倍、価格は200分の1となっている。串打ちし、振り塩をして火にかけるのは、19日に仕入れたばかりの新鮮なサンマ。滴り落ちる油が食欲をそそる。豊洲市場に

適正な価格形成など求める 食品産業センターが農水省に政策要望書
2024.08.20

適正な価格形成など求める 食品産業センターが農水省に政策要望書

一般財団法人食品産業センターの荒川隆理事長は、このほど農林水産省大臣官房の宮浦浩司総括審議官(新事業・食品産業)と小林大樹新事業・食品産業部長に対し、令和7年度に向けた政策要望書を提出した。政策要望書では、食品産業・食料システムの総合的な支援法の制定を含めた適正な価格形成、食品産

“訪日客が食べ過ぎだから”の珍説も…コメ不足の真相に迫る 農水省は「そろそろ解消」
2024.08.19

“訪日客が食べ過ぎだから”の珍説も…コメ不足の真相に迫る 農水省は「そろそろ解消」

 ここ数か月、国内では米が手に入りにくい状況が続いている。実際、都内のあるスーパーを訪れると、コメ売り場には「お1人様1袋まで」の注意書きが。別のドラッグストアでは「売り切れ」の札が立てられていた。まだ探せば手に入るものの、足元では販売価格もじわじわと上昇中。一部では「インバウンドの外国人観光

2024年静岡県産一茶、1万トン台に回復 摘採時期の気温高が影響 農水省統計
2024.08.19

2024年静岡県産一茶、1万トン台に回復 摘採時期の気温高が影響 農水省統計

 農林水産省が16日発表した2024年の一番茶生産量統計によると、本県の荒茶生産量は前年比10・3%増の1万トンで、過去最低を記録した昨年から一転、2年ぶりに1万トンの大台を回復した。4月以降の気温上昇で茶葉の芽伸びが進んだことなどが影響し、生産量が上向いた。 主要産地の5府県(

科学者もびっくり! アシカが撮影した、見たこともない海底の生息地(海外)
2024.08.18

科学者もびっくり! アシカが撮影した、見たこともない海底の生息地(海外)

ビデオカメラを装着したオーストラリアのアシカたちが海底の全く新しい世界を見せてくれた。映像には海綿動物やサンゴ礁、海藻が広がる、驚くほど多様な生息地の様子が捉えられていた。アザラシやイルカ、アシカにカメラを装着して撮影した映像は、科学者が海の未知の部分をマッピングす