# 水安全

水難事故 救助者が飛び込む前に知っておきたいこと 「岸まで運ばない」「浮いて待つ」
2024.08.16

水難事故 救助者が飛び込む前に知っておきたいこと 「岸まで運ばない」「浮いて待つ」

 夏休みのさなか、今年も各地で水難事故が相次いでいる。中でも、溺れる子どもを助けようとして、救助者が巻き込まれるケースが目立つ。「むやみに水に入ってはいけない」と頭では理解していても、もし大切な人が溺れていたら、きっととっさに飛び込んでしまうだろう。水難学会理事斎藤秀俊さん(61)=長岡技術科

福岡で川遊びの4歳男児死亡
2024.08.12

福岡で川遊びの4歳男児死亡

 福岡県警と消防によると、12日午後4時55分ごろ、同県八女市で「川遊び中に4歳の男の子の姿が見えなくなった」と通報があった。男児は付近の用水路で沈んでいるのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。

水納ビーチで遊泳の20代女性、死亡 うつぶせで浮いた状態で友人発見 本部町 沖縄
2024.08.11

水納ビーチで遊泳の20代女性、死亡 うつぶせで浮いた状態で友人発見 本部町 沖縄

 10日午後0時半ごろ、本部町水納島の水納ビーチでシュノーケルをしていた韓国籍の女性(29)が、浜から10メートル付近でうつぶせの状態で浮いているところを、女性の友人が発見した。女性はドクターヘリで本島の病院に搬送されたが、午後1時56分に死亡が確認された。 名護海上保安署による

飲み水の規制「据え置き」に。根拠はなぜか8年前の海外のデータ…世界から取り残される日本の実態とは
2024.07.24

飲み水の規制「据え置き」に。根拠はなぜか8年前の海外のデータ…世界から取り残される日本の実態とは

「日本では、水と安全はタダ」。そう語られていた時代ははるか遠い。水の安全がいま、揺らいでいる。7月17日、飲み水に含まれるPFASの管理をめぐり、環境省のもとにある「水質基準逐次改正検討会」と「PFOS・PFOAに係る水質の目標値等の専門家会議」が合同で会議を開き、計15人の専門

隊員が川を泳いで救助  水難事故に備え天竜川で訓練  飯田広域消防本部【長野県】
2024.07.23

隊員が川を泳いで救助 水難事故に備え天竜川で訓練 飯田広域消防本部【長野県】

 増加する水難事故に備え、飯田広域消防本部は22、23の両日、天竜川で流水救助訓練を実施している。22日は隊員24人が参加。実際に川を泳いで助け出す訓練などを行い、安全で的確な救助活動のポイントを確認した。 2008年から毎年この時期に天竜川で開いており、今年は長野県飯田市下久堅

ボディボートしていた男性(79)を救助 ライフジャケットの着用など呼び掛け 高松海上保安部
2024.07.21

ボディボートしていた男性(79)を救助 ライフジャケットの着用など呼び掛け 高松海上保安部

 20日午後4時45分ごろ、高松市庵治町の竹居観音の沖合に人が流されていると118番通報がありました。 高松海上保安部によりますと、流されたのは、ボディボートをしていた男性(79)で、入水してから約30分後、岸に戻れなくなったということです。男性は約1時間後に救助され、無事だった

「おぼれた時は声出さないで」水難救助の専門家が訴える理由は 京都・南丹の小学校で授業
2024.07.21

「おぼれた時は声出さないで」水難救助の専門家が訴える理由は 京都・南丹の小学校で授業

 「おぼれた時は声を出したり、手を上げたりしてはいけない」。水の事故が心配な夏休みを前に、水難救助に詳しい明治国際医療大(京都府南丹市日吉町)の専門家が、園部小(南丹市園部町)で実技を交えた授業をした。その教えの理由とは―。 講師を務めたのは、水難学会会長で同大学救急救命学科の木

「イカしてます!」救命のプロが開発「イカポンチョ」 いざという時の「イカ泳ぎ」広める
2024.07.21

「イカしてます!」救命のプロが開発「イカポンチョ」 いざという時の「イカ泳ぎ」広める

浮力があって日焼けも防げる。海難救助のプロたちが開発した、ウェットスーツ生地の「イカポンチョ」がSNSで話題になりました。イカポンチョを着て海で泳ぐ動画は、SNSで100万回近く再生されています。ユニークなグッズを作った背景を聞きました。イカポンチョを作ったのは、海難救助や洋上救

「水のレジャー」での非常時に…警視庁が教える「ズボンで浮き輪を作る方法」
2024.07.20

「水のレジャー」での非常時に…警視庁が教える「ズボンで浮き輪を作る方法」

夏は、海や川などへ出かける機会も増え、水にまつわる事故に気をつけたい時期。そんな中、警視庁警備部災害対策課の公式Xアカウント(@MPD_bousai)が以前紹介した「ズボンで浮き輪を作る方法」について再び投稿し、注目が集まっています。手順は以下の通り。①ズボンの裾を結ぶ。

競泳の入江陵介さんが小学生に「イカ泳ぎ」披露 海や川遊びシーズン迎え「水の安全」学ぶ
2024.07.16

競泳の入江陵介さんが小学生に「イカ泳ぎ」披露 海や川遊びシーズン迎え「水の安全」学ぶ

海や川など水の事故を防ごうと、日本ライフセービング協会とイトマンスイミングスクールは15日、同スクール昭和の森校(東京都昭島市)で、「ウォーターセーフティ講習会」を行った。元競泳日本代表の入江陵介さん(34)も参加し、小学生約50人と「万が一の事態」に備えた。講習会では、同協会副

着衣泳は慌てずに浮き続けること 水難事故への対処法が目的 沖縄・南風原町の寿ランドが体験教室
2024.07.16

着衣泳は慌てずに浮き続けること 水難事故への対処法が目的 沖縄・南風原町の寿ランドが体験教室

 【南風原】水泳教室や放課後等デイサービスを運営する寿ランド(南風原町、平良寿成社長)は6月22日、同町宮平にある自社の教室で、服を着たまま泳ぐ「着衣泳(ちゃくいえい)」を体験する教室を開いた。水難事故への対処法を学ぶのが目的。水泳教室に通う子どもら約230人が参加した。 着衣泳

水難救助のプロが勧める〝イカ泳ぎ〟が大反響「理にかなう」 海で「浮いて待て」をアップデート
2024.07.14

水難救助のプロが勧める〝イカ泳ぎ〟が大反響「理にかなう」 海で「浮いて待て」をアップデート

海や川でのレジャーが増える季節、遊泳中の事故には気をつけたいもの。水難事故に遭った場合、これまで「浮いて待て」とされていましたが、波や風がある場所では顔に水がかかってパニックになる恐れが指摘されています。身を守る新たな手段として日本水難救済会がSNSに「イカ泳ぎ」動画を投稿すると、大きな反響が

なにこれ、イカ…!? 日本水難救済会が開発した「イカポンチョ」とは? 溺れるリスクを軽減!
2024.07.02

なにこれ、イカ…!? 日本水難救済会が開発した「イカポンチョ」とは? 溺れるリスクを軽減!

日本水難救済会が開発したイカポンチョに関心が集まっています。ゲーム「スプラトゥーン」のキャラクターのようなイカの形をしたポンチョは、ウエットスーツよりゆったりして、スイスイとイカのように泳ぐ姿はとてもリラックスして見えます。開発した日本水難救済会の常務理事、通称イカ親父こと、江口圭三さんにお話

安全性は「一定程度浸透」 原発処理水、客観情報発信で 原子力白書
2024.06.25

安全性は「一定程度浸透」 原発処理水、客観情報発信で 原子力白書

 内閣府の原子力委員会は25日、2023年度版原子力白書を公表した。 昨年8月に海洋放出を開始した東京電力福島第1原発の処理水の安全性について「国民の間に一定程度浸透している」と指摘。国際原子力機関(IAEA)など第三者機関の協力を得て、情報発信の客観性や透明性の確保に努めたこと

「アームリング付き浮き具」着用しても溺れる恐れ!正しく着用を 国民生活センターが注意喚起
2024.05.22

「アームリング付き浮き具」着用しても溺れる恐れ!正しく着用を 国民生活センターが注意喚起

プールなどで浮き具を誤った向きで着用すると、着用していたとしても溺れる恐れがあるとして、国民生活センターが注意を呼びかけた。国民生活センターによると、2023年8月、3歳の男児が、両腕と胸部の浮き具が一体となった「アームリング付き浮き具」を着用し、屋外レジャープールで保護者ととも

阿寒湖のボート事故、不明男性の死亡確認
2024.05.06

阿寒湖のボート事故、不明男性の死亡確認