競泳の入江陵介さんが小学生に「イカ泳ぎ」披露 海や川遊びシーズン迎え「水の安全」学ぶ

AI要約

日本ライフセービング協会とイトマンスイミングスクールがウォーターセーフティ講習会を開催し、元競泳日本代表の入江陵介さんも参加した。

講習会では、泳げる人が溺れる事例やライフジャケットの正しい着用方法、イカ泳ぎなどの技術を教えた。

参加者からは、練習の価値や水の楽しさを実感した声があり、水の事故を防ぐための意識が高まった。

競泳の入江陵介さんが小学生に「イカ泳ぎ」披露 海や川遊びシーズン迎え「水の安全」学ぶ

海や川など水の事故を防ごうと、日本ライフセービング協会とイトマンスイミングスクールは15日、同スクール昭和の森校(東京都昭島市)で、「ウォーターセーフティ講習会」を行った。元競泳日本代表の入江陵介さん(34)も参加し、小学生約50人と「万が一の事態」に備えた。

講習会では、同協会副理事長の松本貴行さんが、海でゴムボートに乗って遊んでいた子供が沖に流された事例を紹介。松本さんは「泳げない人より、泳げる人の方が溺れている。流されたときは海に飛び込まず、その場で救助を待ってほしい」と語りかけた。

参加者は、ライフジャケットの正しい着用方法や、海などで流された際に上を向いて手足を平泳ぎのように動かして移動する「イカ泳ぎ」などを学んだ。入江さんもイカ泳ぎのお手本を披露した。

参加した小学5年、長谷川志帆さん(11)は「普段できないことを練習できた。海や川では安全第一でライフジャケットを持っていきたいと思う」と話した。入江さんも「水の楽しさ、難しさを子供たちと勉強できた。水の事故がなくなることを願っている」と語った。