# 半導体・電子材料部門

NY株反落、177ドル安 議長講演前に利益確定売り
2024.08.23

NY株反落、177ドル安 議長講演前に利益確定売り

 【ニューヨーク共同】22日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比177.71ドル安の4万0712.78ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演を23日に控える中、当面の利益を確保する売り注文が目立った。 パウエル氏の講演では、

〔米株式〕ダウ反落、177ドル安=ハイテクに売り(22日)☆差替
2024.08.23

〔米株式〕ダウ反落、177ドル安=ハイテクに売り(22日)☆差替

 【ニューヨーク時事】22日のニューヨーク株式相場は、米長期金利の上昇を背景にハイテク株が売られ、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比177.71ドル安の4万0712.78ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は299.64ポイント安の1万7619.35で引けた。

中国、半導体製造装置の輸入が過去最高-対中規制強化に備え購入活発
2024.08.23

中国、半導体製造装置の輸入が過去最高-対中規制強化に備え購入活発

(ブルームバーグ): 中国による半導体製造装置の輸入が今年1-7月に過去最高に達した。米国およびその同盟国が中国企業による入手をさらに阻止する場合に備えた動きで、購入の増加が続いた。中国税関総署が今週公表した最新データによると、中国企業の半導体製造装置輸入額は約260億ドル(約3

「2ナノ半導体」量産挑むラピダスの地政学的優位 日の丸半導体、「いまさら無理」でもない理由
2024.08.22

「2ナノ半導体」量産挑むラピダスの地政学的優位 日の丸半導体、「いまさら無理」でもない理由

北海道千歳市で建設中のラピダスの新工場が、いよいよ秋に竣工を迎える。周辺地域の経済活性化や雇用創出に期待が高まる一方、ラピダスが目指す2ナノ半導体の量産化は「非現実的」と見られる向きも強い。現在、国内で製造できる半導体は40ナノ世代まで。なぜ、ラピダスは2ナノに挑む

きょうの株価・為替予想レンジと注目業種
2024.08.22

きょうの株価・為替予想レンジと注目業種

22日の日経平均株価は、前営業日比81円98銭高の3万8033円78銭で寄りつきました。22日の予想レンジは、日経平均株価は3万7800円~3万8200円、為替はドル/円= 144円50銭 ~ 145円50銭。注目ポイントは「米10年債 利回り」。注目業種は「半導体」。今後の見通

台湾国家戦略ビッグピクチャー…TSMC欧州1号工場ドイツで起工式
2024.08.22

台湾国家戦略ビッグピクチャー…TSMC欧州1号工場ドイツで起工式

台湾TSMCがドイツに最初の欧州半導体生産基地を着工した。先端半導体独占に続き旧工程半導体シェアも増やすというTSMCの野心だけでなく、TSMCを背に素材・部品・装備中小企業を海外進出させるという台湾政府の計画も本格的な実行に入った。TSMCと台湾メディアによると、TSMCの欧州

三菱マテリアルが世界最大級の四角形状シリコン基板開発。半導体分野の生産性向上に寄与
2024.08.22

三菱マテリアルが世界最大級の四角形状シリコン基板開発。半導体分野の生産性向上に寄与

 三菱マテリアルは21日、高平坦度かつ低表面粗さを実現した世界最大級の四角形状シリコン基板「角型シリコン基板」を開発したと発表した。半導体製造工程におけるキャリア基板としての活用や、半導体パッケージのインターポーザー材料としての適用など、半導体分野における生産性向上に貢献できる。

「アメリカに防衛費用を支払え!」軍事援助の約束を無視したトランプの台湾批判にある危うさ
2024.08.22

「アメリカに防衛費用を支払え!」軍事援助の約束を無視したトランプの台湾批判にある危うさ

 トランプが、台湾は米国に防衛の対価を支払うべし、台湾は米国のチップ・ビジネスを盗んでいる等と発言したことにつき、2024年7月17日付の英フィナンシャル・タイムズ紙は、キャスリン・ヒル特派員の解説記事を掲載している。 トランプ前米大統領は、台湾は米国に防衛保証の対価を支払うべき

米エヌビディア、株価最高値が再び視野に-AI投資ブーム続く
2024.08.22

米エヌビディア、株価最高値が再び視野に-AI投資ブーム続く

(ブルームバーグ): 米金融政策や経済状況、米大統領選に対する疑問が渦巻く中、ウォール街ではっきりしていることが少なくとも1つはある。人工知能(AI)への支出は依然として最優先事項だということだ。企業はAIインフラとサービスの構築に数百億ドルを投じており、その恩恵を受ける企業、特

台湾TSMC、ドイツ工場起工式 27年稼働、半導体輸入依存引き下げの狙いも
2024.08.21

台湾TSMC、ドイツ工場起工式 27年稼働、半導体輸入依存引き下げの狙いも

 台湾の半導体メーカーTSMCがドイツ・ドレスデンに建設する工場の起工式が20日、東部ザクセン州の工場予定地で行われ、オラフ・ショルツ首相、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長らが出席した。欧州委員会は同日、ドイツ政府による同工場への助成金50億ユーロ(約8200億円)を承認する

ラピダスが1千億円融資要請 4銀行、半導体量産へ資金確保
2024.08.21

ラピダスが1千億円融資要請 4銀行、半導体量産へ資金確保

 次世代半導体の国産化を目指すラピダスが総額1千億円規模の融資を3メガバンクと日本政策投資銀行の4行に要請したことが21日、関係者への取材で分かった。量産に向けて資金を確保する一環とみられる。トヨタ自動車など既存株主にも追加出資を求めているもようで各社の対応が焦点だ。 ラピダスは

ジェイテクト、SiCパワー半導体向け熱処理装置などを提案へ…「SEMICON Taiwan 2024」に出展
2024.08.21

ジェイテクト、SiCパワー半導体向け熱処理装置などを提案へ…「SEMICON Taiwan 2024」に出展

ジェイテクトのグループ会社、ジェイテクトサーモシステムは、9月4~6日に台湾で開催されるSEMI主催の世界最大級の半導体製造関連機器展「SEMICON Taiwan 2024」に出展する。出展のテーマは「最先端の熱処理技術で脱炭素社会のモノづくりに貢献」。先端パッケージ(Fan-

TSMC、ドイツで欧州初の工場を着工 独政府が50億ユーロ補助へ
2024.08.21

TSMC、ドイツで欧州初の工場を着工 独政府が50億ユーロ補助へ

 半導体の受託生産で世界最大手「台湾積体電路製造」(TSMC)は20日、ドイツ東部ドレスデンで欧州初の製造工場の着工式を開いた。ドイツは経済安全保障の観点から半導体産業の誘致を強化しており、2027年末までに稼働予定の工場から車載や産業用途向けの半導体を欧州に供給する。 工場を運

〔東京株式〕下げ幅縮小=「為替が円安に振れているため」(21日後場中盤)
2024.08.21

〔東京株式〕下げ幅縮小=「為替が円安に振れているため」(21日後場中盤)

 (13時30分)日経平均株価は引き続き軟調に推移しているが、後場寄り付き時点と比べると下げ幅は縮小している。市場関係者は「何かニュースがあるわけではないが、為替が(朝方に比べて)円安に振れているため」(国内運用会社)とみていた。 (後場寄り)後場の日経平均株価の始値は前日比17

〔東京株式〕小幅安=前場の流れ引き継ぐ(21日後場寄り付き)
2024.08.21

〔東京株式〕小幅安=前場の流れ引き継ぐ(21日後場寄り付き)

 (後場寄り)後場の日経平均株価の始値は前日比178円82銭安の3万7884円10銭と小幅安。前場に値下がりした輸出関連や半導体の一角が引き続き下落している。 (前引け)【プライム】米金利低下を受けて為替のドル安・円高が進んだ影響で、幅広い銘柄が売られた。日経平均株価の午前の終値

〔東京株式〕下落=円高影響で(21日前場)☆差替
2024.08.21

〔東京株式〕下落=円高影響で(21日前場)☆差替

 (前引け)【プライム】米金利低下を受けて為替のドル安・円高が進んだ影響で、幅広い銘柄が売られた。日経平均株価の午前の終値は前日比257円57銭安の3万7805円35銭と下落。東証株価指数(TOPIX)は、15.25ポイント安の2655.29。 76%の銘柄が値下がりし、値上がり

【ドイツ】台湾TSMC、独工場が着工 欧州委、50億ユーロの補助金承認
2024.08.21

【ドイツ】台湾TSMC、独工場が着工 欧州委、50億ユーロの補助金承認

 ファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の欧州合弁会社ヨーロピアン・セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(ESMC)は20日、ドイツ東部ドレスデン工場の着工式を執り行った。TSMCにとって初の欧州工場となり、半導体の安定供給確保を目指す欧州連

装置メーカー4社が上方修正…半導体投資の回復鮮明も、「AI頼み」続く
2024.08.21

装置メーカー4社が上方修正…半導体投資の回復鮮明も、「AI頼み」続く

半導体投資の回復が鮮明だ。5月までに2025年3月期連結業績予想を公表していた大手半導体装置メーカーの中で、東京エレクトロンなど4社が業績予想を上方修正した。生成人工知能(AI)のブームを受け、ロジックやメモリーの先端品を中心に受注が伸びたためだ。一方、産業機器向けなどは在庫調整が長引き、デバ

2025年のAI関連株には大きなリスクが潜んでいる(海外)
2024.08.21

2025年のAI関連株には大きなリスクが潜んでいる(海外)

バークレイズによると、企業は巨額の半導体投資による減価償却費の増加に直面しているという。これらの費用が大手テック企業の収益の見通しに大きな影響を与えるとバークレイズは警告している。ベアードのテッド・モートンソンによると、減価償却費はAI関連株の下落や評価の精査につな

〔東京株式〕もみ合い=半導体関連に売り(21日前場中盤)
2024.08.21

〔東京株式〕もみ合い=半導体関連に売り(21日前場中盤)

 (10時20分)日経平均株価は小幅安でもみ合っている。前日の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落したのを受けて東エレク <8035> など半導体関連株の下落が目立っている。ただ市場では「米株安と円高で幅広く売られているが、相場全体に方向感は見受けられない」(大手証券)との声