〔東京株式〕小幅安=前場の流れ引き継ぐ(21日後場寄り付き)

AI要約

後場の日経平均株価は小幅安で始まり、輸出関連や半導体株が引き続き下落。

前引け時点では、米金利低下により為替が円高に進み、幅広い銘柄が売られた。日経平均株価は下落し、TOPIXも下がった。

業種別株価指数では保険業や石油・石炭製品が下落し、空運業や精密機器が上昇。

 (後場寄り)後場の日経平均株価の始値は前日比178円82銭安の3万7884円10銭と小幅安。前場に値下がりした輸出関連や半導体の一角が引き続き下落している。

 (前引け)【プライム】米金利低下を受けて為替のドル安・円高が進んだ影響で、幅広い銘柄が売られた。日経平均株価の午前の終値は前日比257円57銭安の3万7805円35銭と下落。東証株価指数(TOPIX)は、15.25ポイント安の2655.29。

 76%の銘柄が値下がりし、値上がりは21%。出来高は6億9537万株、売買代金は1兆7547億円。

 業種別株価指数(33業種)は、保険業、石油・石炭製品、鉱業、輸送用機器などが下落。上昇は空運業、精密機器など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は軟調。出来高は1億7919万株。

 【グロース】グロースCore、グロース250はともに下落。

 (10時20分)日経平均株価は小幅安でもみ合っている。前日の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落したのを受けて東エレク <8035> など半導体関連株の下落が目立っている。ただ市場では「米株安と円高で幅広く売られているが、相場全体に方向感は見受けられない」(大手証券)との声が聞かれた。

 (寄り付き)為替が前日と比べて円高に進んだのを嫌気して売りが先行し、日経平均株価は下落スタート。始値は前日比409円58銭安の3万7653円34銭。