# キャリートレード

新たなキャリー取引、ヘッジファンドは円よりもドルを利用-シティ
2024.08.21

新たなキャリー取引、ヘッジファンドは円よりもドルを利用-シティ

(ブルームバーグ): キャリートレードは復活したが、従来とは重要な違いがあると、シティグループは指摘した。ヘッジファンドは新興国市場の資産購入に向け円ではなくドルを借り入れているという。投資家は米金融当局が年内に計0.75ポイント超の利下げを実施するとの見方を強めている。日本銀行

ブラックマンデーの暗雲去ったが「円キャリー巻き戻し」の懸念は進行中
2024.08.20

ブラックマンデーの暗雲去ったが「円キャリー巻き戻し」の懸念は進行中

5日にアジアの金融市場を揺るがした原因のひとつとして「円キャリートレードの巻き戻し」が挙げられた。金利が低い円を借りて米国債券など高金利資産に投資する円キャリートレードを通じてアジアの証券市場に流入した資金が抜け出し株価を引き下げ、ドル資産を売った資金で再び円を買い入れて円も上昇に乗った。この

進む円高、ビットコイン市場に再び影響か──市場関係者の見方
2024.08.20

進む円高、ビットコイン市場に再び影響か──市場関係者の見方

日本円は米ドルに対して値上がりし、他国の法定通貨をアウトパフォームしており、市場は世界の株式とビットコイン(BTC)の急落が特徴的だった8月初旬の様相を再び呈している。米国時間8月15日遅くから円は2.4%上昇して1ドル=145円となり、8月5日の安値141.68円からの推移を止

もはや円安は終わった…1ドル130円台の可能性も!いまこそ「物価引き下げ」で国民を困窮から救え
2024.08.17

もはや円安は終わった…1ドル130円台の可能性も!いまこそ「物価引き下げ」で国民を困窮から救え

日本の株価下落率は、他国と比べて際立って高い。それは7月末ごろから円高局面に転換したからだ。これまで円キャリー取引によって円安が進んでいたが、それが、いま逆転している。中期的に1ドル130円台の円高に進む可能性が高いが、それより円高になる可能性もある。7月の終りから、アメリカの株

アングル:パニック収まった米国株、本当の安定回復は当面見込めず
2024.08.14

アングル:パニック収まった米国株、本当の安定回復は当面見込めず

Saqib Iqbal Ahmed[ニューヨーク 13日 ロイター] - 米国株式市場では、先週のボラティリティー急上昇に伴うパニック状態が収まったように見える。ただ過去の事例が参考になるとすれば、市場では当面神経質な展開が続くかもしれない。投資家の不安心理

令和のブラックマンデー到来、今後のマーケットは?戻り基調だが、二番底含めてボラの激しい展開続く。米利下げ開始による金融相場到来で上昇トレンドに
2024.08.13

令和のブラックマンデー到来、今後のマーケットは?戻り基調だが、二番底含めてボラの激しい展開続く。米利下げ開始による金融相場到来で上昇トレンドに

●日経平均株価4451円安!  下げ幅は史上最大!  ブラックマンデーを超す!  8月5日の東京市場。日経平均株価は朝方から2000円を超える下げとなったものの、前場終了には1600円安まで戻してヤレヤレと思っていたら、後場からの取引は時間を追うごとに売りが加速して4451円安の

円高、2つのトリガー。米国経済の着地点が示す、ドル円相場の行方
2024.08.09

円高、2つのトリガー。米国経済の着地点が示す、ドル円相場の行方

7月以降、為替相場・株価の変動が著しい。7月10日に1ドル=161円台と円安がピークに達した後、日本の通貨当局による為替介入などもあって円は上昇。日米の金融政策決定会合が行われた30、31日以降にも急騰し、本稿執筆時点(8月5日)では一時1ドル=141円台に至るなど、変動幅20円

午後3時のドルは146円付近で売買交錯、円安も一服
2024.08.08

午後3時のドルは146円付近で売買交錯、円安も一服

Shinji Kitamura[東京 8日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の146円付近で取引されている。前日に勢いづいた円安は一服となり、日本株がもみあいとなる中、ドルも145円半ばから146円後半で売買が交錯した。

世界同時株安 下落幅大きかった韓台…日本とは異なる「半導体経済」
2024.08.08

世界同時株安 下落幅大きかった韓台…日本とは異なる「半導体経済」

 今回の世界的な株価暴落で、韓国、日本、台湾の東アジア3カ国における株価下落幅は欧米よりも大きかった。5日の韓国総合株価指数(KOSPI)、日経平均、台湾加権指数の下落率は8~12%台だった。これに対し、同日の米S&P500指数は3%安、欧州主要国の株価指数も1~2%台の下落に止まった。なぜ特

日本銀行副総裁「市場不安定ならば利上げしない」
2024.08.08

日本銀行副総裁「市場不安定ならば利上げしない」

世界の金融市場に巻き起こった恐怖心理が弱まり市場は今後円の流れを注視している。円高が触発した円キャリートレード資金の清算が再び証券市場の下落傾向を刺激しかねないためだ。日本銀行の内田真一副総裁副総裁は7日、「金融市場が不安定な状況で、利上げをすることはない」と話した。今回の発言は

NY外為市場=円急落、日銀副総裁発言を受け ドル指数上昇
2024.08.08

NY外為市場=円急落、日銀副総裁発言を受け ドル指数上昇

[ニューヨーク 7日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では円が急落した。内田真一日銀副総裁の発言が材料視された。 円は約2.5%下落し、一時1ドル=147.94円の安値を付けた。終盤は1.74%安の146.850円だった。内田副総裁は7日の記者会見で

暴落後に3.3%上昇…韓国証券市場、ジェットコースターのような乱高下
2024.08.07

暴落後に3.3%上昇…韓国証券市場、ジェットコースターのような乱高下

韓国証券市場がジェットコースターに乗っている。6日の韓国証券市場は前日の「ブラックマンデー」の大暴落に対抗した反発買いが激しかった。KOSPI市場とKOSDAQ市場では取引開始直後から株式を安く買い入れようとする投資家の買い注文が過熱する様相を見せ、両市場でプログラム買いの効力を停止するサイド

円キャリー巻き戻し、50%程度完了 なお継続の見通し=UBS
2024.08.07

円キャリー巻き戻し、50%程度完了 なお継続の見通し=UBS

[ニューヨーク 6日 ロイター] - UBSのアナリストは6日、世界市場に波及した円キャリートレードの巻き戻しについて、現時点で50%程度完了した段階と推定し、まだ続くという見通しを示した。UBSジャパンのマクロストラテジスト、ジェームズ・マルコム氏は6日付の顧客向けメモ

日銀の利上げがきっかけ?…「キャリートレード」が世界の株価を圧迫している理由(海外)
2024.08.06

日銀の利上げがきっかけ?…「キャリートレード」が世界の株価を圧迫している理由(海外)

「円キャリートレードの巻き戻し」が世界中の株価を圧迫している。近年、投資家は高利回りの資産に投資するため、低金利の日本円で借り入れを行っていた。日銀の利上げとFRBの利下げの可能性は、円高に伴うマージンコールを引き起こした。8月5日に株価が急落したが、

《一時1ドル=141円台に》為替市場急変を演出した「円キャリートレードのアンワインド」はまだ終わっていない 「140円を割れると一気に130円、120円も」元ディーラーが警鐘
2024.08.06

《一時1ドル=141円台に》為替市場急変を演出した「円キャリートレードのアンワインド」はまだ終わっていない 「140円を割れると一気に130円、120円も」元ディーラーが警鐘

 外国為替市場が急変している。7月3日の東京市場で1米ドル=161円台と約37年半ぶりの円安水準を更新した後、8月初旬まで150円前後~160円台で推移していた米ドル/円相場だが、8月5日には一時141円台をつけて円高ドル安に一気に進んだ。この為替市場の急変の背景には何があるのか。今後の相場の

焦点:世界株安、米経済見通しよりキャリートレード巻き戻しの影響大
2024.08.06

焦点:世界株安、米経済見通しよりキャリートレード巻き戻しの影響大

Yoruk Bahceli Nell Mackenzie[ロンドン 5日 ロイター] - ここ数日の世界的な株安は米経済見通しの急激な変化よりも、借り入れを駆使して高いリターンを狙う「キャリートレード」の巻き戻しの影響が大きいとアナリストは見ている。世界同時

日経平均は史上最大の下げ幅、ビットコイン円建て価格は15%下落して760万円付近
2024.08.05

日経平均は史上最大の下げ幅、ビットコイン円建て価格は15%下落して760万円付近

ビットコイン(BTC)の円建て価格は、東京の暗号資産(仮想通貨)取引所bitFlyer(ビットフライヤー)で15%近く下落し、欧米の取引所で11%下落したドル建て価格よりも大きな損失となった。Coingeckoによると、ビットフライヤーの取引高は24時間で241%急増し、2億20

アングル:米市場の「全面高」に急ブレーキ、投資家は取引巻き戻し
2024.07.26

アングル:米市場の「全面高」に急ブレーキ、投資家は取引巻き戻し

Amanda Cooper Naomi Rovnick[ロンドン 25日 ロイター] - 株式から金、仮想通貨、ドルまで「全面高」だった米国の市場に変化が生じ、投資家はお気に入りの取引を手仕舞い始めている。高騰していた巨大ハイテク株の反落をきっかけに、今度はさまざまな市場

人民元、12月以来の大幅上昇へ 円高と国有銀のドル売りで
2024.07.25

人民元、12月以来の大幅上昇へ 円高と国有銀のドル売りで

[上海 25日 ロイター] - 25日の人民元相場は対米ドルで0.6%上昇し、昨年12月以来の大幅上昇となる見通し。円の反発のほか、国内外での国有銀行による元買いに支えられている。スポット人民元は国内での通常取引を5月17日以来の高値となる1ドル=7.2203元で終えた。

人民元/印ルピーのキャリートレード、米大統領選まで魅力維持か
2024.07.04

人民元/印ルピーのキャリートレード、米大統領選まで魅力維持か

Jaspreet Kalra Nimesh Vora[ムンバイ 3日 ロイター] - 低金利通貨で調達した資金を高金利通貨建て資産に振り向けるキャリートレードの対象として、中国人民元とインドルピーの組み合わせが人気を博している。トレーダーやアナリストの話では、少なくとも