# エネルギー・電力インフラ

岸田首相 福島第一原発2号機の燃料デブリ取り出し中断について「作業初日の中断を重く受け止めている」
2024.08.24

岸田首相 福島第一原発2号機の燃料デブリ取り出し中断について「作業初日の中断を重く受け止めている」

岸田首相は24日、福島県いわき市で記者団に対し、福島第一原発2号機の燃料デブリ取り出し作業がミスで中断したことについて、「作業の初日に中断したことは重く受け止めている」と述べた。福島第一原発2号機では、22日、事故で溶けた燃料などが冷えて固まった燃料デブリの試験的な取り出し作業が

処理水放出、長い道のり 開始1年、異常見られず 完了まで30年・東電福島第1原発
2024.08.24

処理水放出、長い道のり 開始1年、異常見られず 完了まで30年・東電福島第1原発

 東京電力福島第1原発にたまった処理水の海洋放出開始から24日で1年。 東京電力ホールディングスはこれまで約6万トンを放出し、周辺海域で異常は確認されていない。ただ、敷地内のタンクには15日時点で約131万トンが残り、完了には30年程度かかる見通し。並行する廃炉作業とともに、道の

「公表遅すぎる」 首長が原電の対応批判 東海第2、工期再延期に
2024.08.24

「公表遅すぎる」 首長が原電の対応批判 東海第2、工期再延期に

 日本原子力発電は23日、来月としていた東海第2原発(東海村)の安全対策工事の完了時期を、2026年12月に延期すると正式に発表した。東海第2の立地自治体や再稼働に実質的な事前了解権を持つ周辺市の首長からは、一連の原電の対応を問題視する意見や、住民への説明を求める声が上がった。 

東海第2原発、安全対策工事の完了を3度目の延期 26年12月に
2024.08.24

東海第2原発、安全対策工事の完了を3度目の延期 26年12月に

 日本原子力発電は23日、来月としていた東海第2原発(東海村)の安全対策工事の完了時期を、2026年12月に延期すると正式に発表した。コンクリートが十分に行き渡っていないなどの施工不良が判明した防潮堤の基礎部分は残したまま補強工事を進める方針だ。【寺田剛、川島一輝】 18年に原子

工業団地に再エネ・FCV普及、奈良で加速する水素シフトの現在地
2024.08.24

工業団地に再エネ・FCV普及、奈良で加速する水素シフトの現在地

奈良県は水素・脱炭素社会の実現に向けて動く。2024年度中に脱炭素戦略と水素基本計画を策定し、水素製造拠点や水素を供給する水素ステーションの重点戦略地域を定め、30年度の水素導入量や脱炭素化目標などを決める。工業団地への再生可能エネルギー導入、路線バスなどの地域公共交通事業者やトラックなどの貨

石破氏、首相になったら「早期解散」の考え 選択的夫婦別姓に前向き
2024.08.24

石破氏、首相になったら「早期解散」の考え 選択的夫婦別姓に前向き

 自民党の石破茂元幹事長(67)=衆院鳥取1区=は24日の自民党総裁選への出馬表明の場で、自身が勝利し新首相に就任した場合は、速やかに衆院解散・総選挙に踏み切る考えを示した。 石破氏は衆院選について、「全閣僚出席の予算委員会を一通りやって、この政権を何を考えているのか、何を目指そ

フーシ派「タンカー攻撃」映像公開 紅海で炎上
2024.08.24

フーシ派「タンカー攻撃」映像公開 紅海で炎上

イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」が紅海で石油タンカーを攻撃し、炎上させたとする映像を公開しました。 映像は22日に撮影されたもので、攻撃を受けたのはギリシャ船籍の石油タンカーだということです。 ロイター通信などによりますと、タンカーにはフィリピン人とロシア人の

原発ゼロに最大限努力と石破氏
2024.08.24

原発ゼロに最大限努力と石破氏

 自民党の石破茂元幹事長はエネルギー政策に関し「原発をゼロに近づけていく努力は最大限に行う」と述べた。

なぜ料金前払い?東電が「発電ゼロの原電」に1400億円
2024.08.24

なぜ料金前払い?東電が「発電ゼロの原電」に1400億円

 東京電力が原発専業の日本原子力発電に毎年支払う基本料金(年550億円)とは別に、原電の安全対策の工事費用として、2021年度から3年間で約1400億円を支払っていると、24年8月7日、毎日新聞デジタルで報じた。この支払いは何を意味しているのだろうか。【毎日新聞経済プレミア・川口雅浩】

記憶にございません(8月24日)
2024.08.24

記憶にございません(8月24日)

 「記憶にございません」―。半世紀ほど前、大疑獄を追及する国会の証人喚問で飛び出し、流行語になった。「けむに巻く」の同義と言ったら、うがち過ぎか▼19日にあった原発事故の株主代表訴訟の控訴審口頭弁論。東京電力の元役員として尋問を受けた男性は、本県に勤務経験がある。心境を問われ、「原子力に携わっ

国内初の使用済み核燃料中間貯蔵施設、来月にも稼働 エネルギー安全保障確保に期待 深層リポート
2024.08.24

国内初の使用済み核燃料中間貯蔵施設、来月にも稼働 エネルギー安全保障確保に期待 深層リポート

資源小国のわが国にとって、原子力を有効に活用する国策の核燃料サイクル事業確立に向け、一歩前進と言っていい。使用済み核燃料を原発敷地外で一時的に保管する国内初の中間貯蔵施設(青森県むつ市)を運営するリサイクル燃料貯蔵(同市・RFS)と県、市が今月9日、事業開始の前提となる安全協定を締結したことで

「再稼働を判断する条件がまだそろっていない」柏崎刈羽原発7号機 桜井柏崎市長の「容認」に対して磯田長岡市長【新潟】
2024.08.24

「再稼働を判断する条件がまだそろっていない」柏崎刈羽原発7号機 桜井柏崎市長の「容認」に対して磯田長岡市長【新潟】

柏崎市の櫻井市長が、東京電力・柏崎刈羽原発7号機の再稼働を容認する姿勢を見せたことに対し、23日、長岡市の磯田市長は「再稼働を判断する条件がまだそろっていない」と指摘しました。22日、東京電力の小早川智明社長から「6・7号機の再稼働後、2年以内にその他の号機の機の廃炉を含む最適な

小林鷹之衆院議員は「再エネ議連」役員?6年前の画像が拡散、本人は退会済み【ファクトチェック】
2024.08.24

小林鷹之衆院議員は「再エネ議連」役員?6年前の画像が拡散、本人は退会済み【ファクトチェック】

2024年自民党総裁選に立候補を表明した小林鷹之議員が「再生可能エネルギー普及拡大議員連盟(再エネ議連)の役員」という言説が拡散しましたが、誤りです。拡散した表は2018年のもので、本人は3月に退会を公表しています。2024年8月19日、自民党総裁選への立候補を表明した小林氏につ

アトラシアン共同創業者が手がける太陽光発電新興、「4300キロの海底ケーブル」着工へ
2024.08.24

アトラシアン共同創業者が手がける太陽光発電新興、「4300キロの海底ケーブル」着工へ

Trello(トレロ)などコラボレーションソフトを提供するオーストラリアのテック企業、Atlassian(アトラシアン)共同創業者でビリオネアのマイク・キャノン・ブルックスが所有する太陽光発電スタートアップのSun Cable(サンケーブル)は8月21日、オーストラリア政府から300億豪ドル(

「6℃~7℃は下がる人間がいても涼しい」茶畑にソーラーパネルで日光を遮りうまみを引き出す【SDGs】
2024.08.24

「6℃~7℃は下がる人間がいても涼しい」茶畑にソーラーパネルで日光を遮りうまみを引き出す【SDGs】

抹茶の原料となる「てん茶」ですが、うまみを引き出すために1か月程度、日光を遮る必要があります。静岡県内の企業がこの特性を逆手に取り、お茶産業をソーラーパネルで持続可能にするシステムを考えました。<社会部 山本太朗記者>「一般的な茶畑ですが、畑の上にはソーラーパネルが

福島第一原発 処理水の海洋放出開始から1年
2024.08.24

福島第一原発 処理水の海洋放出開始から1年

福島第一原発の処理水の海洋放出開始から24日で1年です。現在は8回目の放出が進められています。 東京電力は廃炉を進める作業用地を確保するためとして、去年の8月24日に処理水の海洋放出を始めました。 これまでに7回の放出で5万4700トン余りの処理水が海に流され、今月

【世紀の事件の真相】ノルドストリーム爆破事件の犯行国はウクライナではなく、あの大国!!
2024.08.24

【世紀の事件の真相】ノルドストリーム爆破事件の犯行国はウクライナではなく、あの大国!!

2022年9月26日、ロシアからドイツへ天然ガスを供給するためのパイプライン(PL)、ノルドストリーム1(NS-1)とノルドストリーム2(NS-2)が爆破された(下の地図と写真を参照)。その犯人はいまだにわかっていない。しかし、ドイツ検察庁は、同事件に絡む初の逮捕状を発行したことが最近になって

中電、小規模電力網を試験運用 30年の事業化目指す 災害時自立運転など検証
2024.08.24

中電、小規模電力網を試験運用 30年の事業化目指す 災害時自立運転など検証

 中部電力は2024年度中に、技術開発本部(名古屋市緑区大高町)でマイクログリッド(小規模電力網)の試験運用を始める。敷地内に試験用の蓄電池設備などを導入し、システムの予測・制御技術などを検証する。マイクログリッドは、災害などの大規模停電時に電力会社の系統から切り離し、限られた地域に電力を供給

福島第一原発の処理水、6万トン海へ 放出1年 デブリ回収見通せず
2024.08.24

福島第一原発の処理水、6万トン海へ 放出1年 デブリ回収見通せず

 東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出が始まって24日で1年となる。これまでに約6万トンを海に放出した。周辺の海水から異常は確認されていないという。放出は今後30年ほど続く。 福島第一原発では、事故により核燃料が溶け落ちて「燃料デブリ」となっている。これを冷やすための水と、原子

東京電力約1か月ミス見落としか デブリ取り出し延期 経産大臣「猛省促す」
2024.08.24

東京電力約1か月ミス見落としか デブリ取り出し延期 経産大臣「猛省促す」

福島第一原発で燃料デブリの取り出しが中断した問題で、ミスが1か月近く見落とされていたとみられることがわかりました。今夜、経産省に呼び出された東京電力の小早川社長。齋藤 健 経済産業大臣「(今回のミスは)地元、国内外に不安を抱かせるものであり、猛省を促し