# AI戦国時代

そりゃ裏切るわ…関ヶ原の戦いで小早川秀秋が寝返った当然の理由、家康の根回し力がエグすぎた
2024.08.19

そりゃ裏切るわ…関ヶ原の戦いで小早川秀秋が寝返った当然の理由、家康の根回し力がエグすぎた

 天下分け目の戦いとも言われる関ヶ原の戦い。反徳川の西軍だった小早川秀秋の裏切りが家康の勝利を決定づけたと言われる。しかし、じつは小早川の裏切りは西軍も予想済みだったという。勝利を呼び寄せた戦略と家康の人たらし術とは。本稿は、本郷和人「喧嘩の日本史」(幻冬舎新書)の一部を抜粋・編集したものです

子どもたちが文化・芸術に親しむワークショップ 群馬・桐生市
2024.08.18

子どもたちが文化・芸術に親しむワークショップ 群馬・桐生市

夏休み中の子どもたちが伝統文化や芸術の専門家に指導を受けるワークショップが18日、桐生市で開かれました。このワークショップは、子どもたちに文化や芸術に親しんでもらおうと、群馬県と県教育文化事業団が毎年夏休みの期間中に開いています。ことしは桐生市の美喜仁桐生文化会館を会場に、茶道や

「三国志」題材の“ふづくま式三国志”第3弾、絶えない戦を巡り葛藤する人々の群像劇に
2024.08.16

「三国志」題材の“ふづくま式三国志”第3弾、絶えない戦を巡り葛藤する人々の群像劇に

「劇団文机と熊 第5回公演『志在忠益(こころざしはちゅうえきにあり)』」が、9月6日から8日まで大阪・大阪市立芸術創造館 大練習室で上演される。劇団文机と熊は、木下航が主宰する京都拠点の劇団。今回は、「三国志」を題材とした“ふづくま式三国志”の3作目となる。劇中では、“赤壁の戦い

【新刊】三島由紀夫賞、泉鏡花賞を受賞した朝比奈秋による芥川賞受賞作『サンショウウオの四十九日』など4冊
2024.08.14

【新刊】三島由紀夫賞、泉鏡花賞を受賞した朝比奈秋による芥川賞受賞作『サンショウウオの四十九日』など4冊

 いつもより時間が確保できるお盆休み。外出でして人混みにもまれるよりも、涼しい屋内でゆっくりと本の世界に浸り、英気を養う休日にしてみては。おすすめの新刊を紹介する。『転がる珠玉のように』/ブレイディみかこ/中央公論新社/1650円 英国ブライトンでの暮らしや帰国時の

迫る敵を前に、城門を「あえて全開」に… 「徳川家康」の行動から学べること
2024.08.13

迫る敵を前に、城門を「あえて全開」に… 「徳川家康」の行動から学べること

「偉大なる先人」たちの実際にあったエピソードから、ピンチを切り抜けるアイデアを探る。「危機」が「死」に直結する過酷な戦国時代において、2人の有名武将が見せた驚きの振る舞いをご紹介しよう。 ***(前後編の後編)※以下、『一流は何を考えているのか』(西澤

『逃げ上手の若君』アニオリ演出にみる足利尊氏の“カリスマ性” これまでの人物像に迫る
2024.08.12

『逃げ上手の若君』アニオリ演出にみる足利尊氏の“カリスマ性” これまでの人物像に迫る

 TOKYO MX・BS11ほかにて放送されている『逃げ上手の若君』。第六回「盗め綸旨、小笠原館の夜」で描かれたのは第一回から強さが未知数だった足利尊氏の“本当の実力とカリスマ性”。北条時行の最大の敵でもある尊氏の人物像をこれまでの場面から振り返ってみたい。 第六回の前半では、自

『信長の野望』を教材に「ゲームの制作過程やクリエイターたちの仕事が学べる講座」が開催決定、申し込み受付中。8月25日から現地とオンラインで開催予定。『信長の野望』の生みの親であるシブサワ・コウ氏は映像で出演
2024.08.09

『信長の野望』を教材に「ゲームの制作過程やクリエイターたちの仕事が学べる講座」が開催決定、申し込み受付中。8月25日から現地とオンラインで開催予定。『信長の野望』の生みの親であるシブサワ・コウ氏は映像で出演

株式会社コーエーテクモゲームスは、代表作の一つである戦略シミュレーションゲーム『信長の野望』シリーズを教材に、ゲームの制作過程や舞台裏、クリエイターたちがどのような業務に携わっているのか学べる企画を東京・大手町にて開催することを発表した。本企画は、読売新聞グループの「よみうりカルチャー」との共

波多野一族の本拠地とされる波多野城、城らしい痕跡は確認できない「幻の城」が根付いた理由
2024.08.09

波多野一族の本拠地とされる波多野城、城らしい痕跡は確認できない「幻の城」が根付いた理由

 (歴史ライター:西股 総生)■ 波多野荘を地盤とした波多野一族 神奈川県西部に位置する秦野市(はだのし)は、丹沢の山裾にひらけた小さな盆地である。その盆地の北寄りあたりに、波多野(はたの)城址と呼ばれる場所がある。平安時代末期から鎌倉時代にかけて、波多野荘を地盤と

恋愛ゲーム「恋乱」コミカライズ版が開始、戦国武将と恋をする甘く切ない物語
2024.08.08

恋愛ゲーム「恋乱」コミカライズ版が開始、戦国武将と恋をする甘く切ない物語

至キャラクター原案によるこゆきはら星の新連載「天下統一恋の乱 Love Ballad ~華の章~ 織田信長&明智光秀編@COMIC」が、本日8月8日にTOブックスのコロナEXで開始した。同作は、恋愛ゲーム「天下統一恋の乱 Love Ballad ~華の章~」のコミカライズ版。天下

もし『キングダム』で一騎討ちトーナメントをしたら誰が最強? 武道家が真剣に予想
2024.08.08

もし『キングダム』で一騎討ちトーナメントをしたら誰が最強? 武道家が真剣に予想

 大ヒット上映中の『キングダム 大将軍の帰還』において、やっと本気の王騎将軍(大沢たかお)を観ることができた。宿敵・龐煖(吉川晃司)との対決において。感無量だ。だがひとつ不満がある。完全決着がつかなかったことだ。※以下、『キングダム 大将軍の帰還』の結末に触れています

『逃げ上手の若君』風間玄蕃のルーツ・風間氏と南北朝時代の忍
2024.08.06

『逃げ上手の若君』風間玄蕃のルーツ・風間氏と南北朝時代の忍

北条時行(声:結川あさき)は、諏訪頼重(声:中村悠一)の勧めもあって、謎多き忍びの少年・風間玄蕃(声:悠木碧)を仲間に加える。さて、この風間玄蕃にモデルはいたのだろうか?■諏訪氏の分家にはじまる風間一族 時行の下に集った諏訪の少年少女たち「逃若党(ちょうじゃとう)」

城跡散策は断念!! 上杉同士の死闘の舞台となった「七沢城」へ
2024.08.06

城跡散策は断念!! 上杉同士の死闘の舞台となった「七沢城」へ

 バイクで神奈川県厚木市七沢にある「七沢城址」を訪れました。「七沢城」の歴史は、城址碑から少し離れたところにある「水汲沢(みずくさわ:城内の将兵が使用する飲料水を汲み出したところ)」の解説板に詳しく記載されていました。それによると、室町時代の1450年、鎌倉公方(かまくらくぼう)足利成氏(あし

戦術家・蒲生氏郷が築いた松坂城が「来てよかった」と思える理由、縄張の緻密な技巧性と石垣の「すっぴん」の美しさ
2024.08.06

戦術家・蒲生氏郷が築いた松坂城が「来てよかった」と思える理由、縄張の緻密な技巧性と石垣の「すっぴん」の美しさ

 (歴史ライター:西股 総生)■ タイトにして巧緻な縄張 筆者が、人から聞かれて答えに困る質問に「好きな城はどこですか?」というのがある。 城の面白さとは、一つ一つが他と違って個性的であることだと思っているので、どこかの城を他と比較して「A城の方がB城より面白い」と

『SHOGUN』前夜の物語。マンガ『センゴク』で知る戦国時代のド迫力のリアル
2024.08.05

『SHOGUN』前夜の物語。マンガ『センゴク』で知る戦国時代のド迫力のリアル

堀田 純司世界中で話題のドラマ『SHOGUN』は、戦国時代末期の日本を舞台に将軍の座を懸けた争いを描く物語。その戦国時代のサムライたちの姿を克明に描写して人気となったマンガが『センゴク』だ。血湧き肉躍る活劇が描く、戦いに明け暮れたサムライの真の姿を読み解く。ウォルト

今村翔吾が語る、世界的な事件としての元寇 「元によって滅んでしまった文化もあるけれど、発展した文化もある」
2024.08.04

今村翔吾が語る、世界的な事件としての元寇 「元によって滅んでしまった文化もあるけれど、発展した文化もある」

 歴史小説・時代小説家の今村翔吾による新作『海を破る者』は、アジア大陸最強の帝国の侵略を退けた立役者・河野通有が対峙する一族相克の葛藤と活躍を描く歴史大河小説だ。 かつては源頼朝から「源、北条に次ぐ」と言われた伊予の名門・河野家だが、一族の内紛により、いまは見る影もなく没落してい

『キングダム』王騎VSホウ煖戦は第1作に伏線あり 佐藤信介監督が撮影裏明かす
2024.08.03

『キングダム』王騎VSホウ煖戦は第1作に伏線あり 佐藤信介監督が撮影裏明かす

 原泰久の人気漫画を山崎賢人(※「崎」は「たつさき」)主演で実写映画化したシリーズの第4弾『キングダム 大将軍の帰還』(公開中)で、日本映画では見たことのない超重量級のアクションに挑戦した佐藤信介監督が、その狙いや撮影を振り返った(※一部ネタバレあり)。 紀元前の中国春秋戦国時代

秀吉に利用され、家康に期待された丹羽長重の「実直」さ
2024.08.02

秀吉に利用され、家康に期待された丹羽長重の「実直」さ

■「実直」な性格により翻弄される丹羽長重 丹羽長重(にわながしげ)は、父長秀(ながひで)から引き継いだ123万石の所領と有能な家臣団を2度の減封により失い、関ヶ原の戦いでも西軍について改易された凡将のイメージが強いと思われます。 しかし、2度の減封は秀吉が丹羽家の勢

「キングダム」の秦王「嬴政」は、史実でも「信」や将軍たちとの絆があった!統一戦争で見せた「将軍を生かす才」
2024.07.31

「キングダム」の秦王「嬴政」は、史実でも「信」や将軍たちとの絆があった!統一戦争で見せた「将軍を生かす才」

 映画『キングダム大将軍の帰還』が盛り上がりを見せている。映画では、吉沢亮さん演じる秦王の嬴政(えいせい)と、山崎賢人さん演じる主人公・信ら将軍たちとの信頼関係も描かれている。 映画『キングダム』の中国史監修を務めた学習院大学名誉教授・鶴間和幸さんは著書『始皇帝の戦争と将軍たち』

「織田信長と武田信玄」明暗を分けた真逆の税政策、戦国時代は領主による「税の奪い合い」が横行していた
2024.07.30

「織田信長と武田信玄」明暗を分けた真逆の税政策、戦国時代は領主による「税の奪い合い」が横行していた

「大化の改新」「源平合戦」「明治維新」等々、歴史の大きなターニングポイントには、必ずと言っていいほど脱税問題が絡んでいる、と語るのは元国税調査官の大村大次郎氏。大村氏は、「脱税」だけでなく領主たちによる税の奪い合い「奪税」が横行していた戦国時代の覇者・織田信長の力の源泉もやはり「

この夏、いよいよ最終章! 映画『キングダム』シリーズをおさらい
2024.07.29

この夏、いよいよ最終章! 映画『キングダム』シリーズをおさらい

この熱狂は、5年前に始まった――。日本映画史上、最大のスケールで描かれる群雄割拠の時代の王と英雄たちの物語がこの夏、いよいよ最終章を迎える。映画『キングダム』の歩みを、今あらためて振り返ってみよう。中国の春秋戦国時代を舞台に、戦災孤児の信が天下の大将軍へとなるまでを描いた人気漫画