# 発達障害

その言い方では伝わりません! 発達障害・グレーゾーンの人にわかってもらうコツは「まず本質から」
2024.07.02

その言い方では伝わりません! 発達障害・グレーゾーンの人にわかってもらうコツは「まず本質から」

発達障害がある、あるいは発達障害の特性がみられるグレーゾーンの「あの人」のなかには、周囲から「忘れっぽい!」とよく怒られる人がいます。でも忘れる原因は「あの人」の側にばかりあるわけではありません。実は、こちらの伝え方のせいで不幸なすれ違いが起こっている場合もあるのです。どうすれば「あの人」に確

発達障害の人が見ている世界は「白か黒」……取材で知った「周囲とのすれ違い」を引き起こす2つの「重大特性」
2024.07.02

発達障害の人が見ている世界は「白か黒」……取材で知った「周囲とのすれ違い」を引き起こす2つの「重大特性」

発達障害の人は「空気が読めない」「他に人に協力しようとしない」と批判されてしまうことがありますが、それはなぜでしょうか。累計20万部を突破した人気シリーズ著者の野波ツナさん(漫画家)が、専門家から取材してわかったその原因を2つ、実にわかりやすく教えてくれました。新刊『発達障害・グレーゾーンの 

ネガティブ情報は「サンドイッチ」で伝える! 発達障害の専門家に教えてもらった上手な伝え方「パワートーク」
2024.07.02

ネガティブ情報は「サンドイッチ」で伝える! 発達障害の専門家に教えてもらった上手な伝え方「パワートーク」

記事前編で見た通り、発達障害・グレーゾーンの「あの人」は、本人のためを思って苦言を呈する配偶者、会社の先輩、同僚などを、うっかり「敵」認定して壁をつくってしまうことがあります。そのような不幸な「すれ違い」を避けるには、どうすればいいでしょう。野波さんが専門家から授かった知恵を、『発達障害・グレ

「ミスしたら罰則」は危険!……発達障害の人に「ペナルティ」を課してはいけない納得の理由
2024.07.02

「ミスしたら罰則」は危険!……発達障害の人に「ペナルティ」を課してはいけない納得の理由

「空気が読めない」「協力するのが苦手」「コミュニケーションがとりづらい」など、発達障害っぽい特性を感じさせる人が、あなたのまわりにもきっと1人か2人くらいいるのではないでしょうか。彼ら・彼女らの内面の特徴を知れば、そんな「あの人」とうまく付き合うヒントが見えてきます。漫画家の野波

発達障害のある方々が集う、発達障害バー「The BRATs(ブラッツ)」
2024.07.01

発達障害のある方々が集う、発達障害バー「The BRATs(ブラッツ)」

今回のテーマは…『発達障害のある方々が集う、発達障害バー「The BRATs(ブラッツ)」』。■発達障害がある“働く人々”向けのバー発達障害バー「The BRATs(ブラッツ)」は、東京・神田にあるイベントバー「エデン」を間借りして、月に1~2回主に週末にオープンし

「5歳児健診」って何? 「就学時健診」があるのに必要な理由…「おうちのカレーはおいしいですか」と質問することも
2024.06.29

「5歳児健診」って何? 「就学時健診」があるのに必要な理由…「おうちのカレーはおいしいですか」と質問することも

 子育ては手探りで、分からないことだらけですが、子どもの健康に関わる情報に間違いがあってはいけません。「教えて!ドクター」プロジェクトの活動を続けている佐久総合病院佐久医療センターの小児科医、坂本昌彦さんが「正確でわかりやすい子どもの健康情報」を伝えます。 最近、乳幼児健診の「5

発達障害の子どもを診察する医者が語る「薬物療法に対する本音」…多くの人が誤解している「薬物依存や副作用」
2024.06.29

発達障害の子どもを診察する医者が語る「薬物療法に対する本音」…多くの人が誤解している「薬物依存や副作用」

 言葉が幼い、落ち着きがない、情緒が不安定。 育ちの遅れが見られる子に、どのように治療や養護を進めるか。 講談社現代新書のロングセラー『発達障害の子どもたち』では、長年にわたって子どもと向き合ってきた第一人者がやさしく教え、発達障害にまつわる誤解と偏見を解いています

息子の志望中学が「発達障害に手厚い私立中」から麻布中に変わったワケ 小6の12月から想定外の受験突入
2024.06.28

息子の志望中学が「発達障害に手厚い私立中」から麻布中に変わったワケ 小6の12月から想定外の受験突入

 元テレビ東京アナウンサーで現在はフリーの赤平大(あかひら・まさる)さんが、発達障害とギフテッド(高IQ)を併せ持つ息子さんの子育て経験や、それを通して見えてきた発達障害支援を巡る日本の課題をつづります。 「発達障害の息子が、進学塾に行かず、6年生の12月から麻布中受験を決意して

「発達障害の人が忘れっぽいのはなぜですか?」漫画家が専門家に取材してわかった「深すぎる理由」
2024.06.28

「発達障害の人が忘れっぽいのはなぜですか?」漫画家が専門家に取材してわかった「深すぎる理由」

----------発達障害の人、あるいは診断はないけどそれっぽい特性があるグレーゾーンの「あの人」とうまく付き合っていくには、まず彼らの内面を理解することが欠かせません。なぜなら自分ではどうしようもない特性で、本人が困っている場合があるからです。【第1回】20万部

案外知らない、ADHDの子に生じてしまう「二次的問題」や「後遺症」…「ADHDの子」と接するときの「バカにならない工夫」
2024.06.28

案外知らない、ADHDの子に生じてしまう「二次的問題」や「後遺症」…「ADHDの子」と接するときの「バカにならない工夫」

 言葉が幼い、落ち着きがない、情緒が不安定。 育ちの遅れが見られる子に、どのように治療や養護を進めるか。 講談社現代新書のロングセラー『発達障害の子どもたち』では、長年にわたって子どもと向き合ってきた第一人者がやさしく教え、発達障害にまつわる誤解と偏見を解いています

言うことを聞かない、故意に人を苛立たせる…一教室に4~5人は存在する「ADHD」は「発達障害」なのか?
2024.06.27

言うことを聞かない、故意に人を苛立たせる…一教室に4~5人は存在する「ADHD」は「発達障害」なのか?

 言葉が幼い、落ち着きがない、情緒が不安定。 育ちの遅れが見られる子に、どのように治療や養護を進めるか。 講談社現代新書のロングセラー『発達障害の子どもたち』では、長年にわたって子どもと向き合ってきた第一人者がやさしく教え、発達障害にまつわる誤解と偏見を解いています

【療育の専門家がレクチャー】発達障害のある子どもには家でできる「お手伝い療育」がおすすめ。食器をさげるお手伝いから、慎重さが学べる
2024.06.26

【療育の専門家がレクチャー】発達障害のある子どもには家でできる「お手伝い療育」がおすすめ。食器をさげるお手伝いから、慎重さが学べる

発達障害のある子どもの療育に携わってこられた言語聴覚士・社会福祉士の原 哲也先生が、家事のお手伝いを通じて行う療育をご紹介します。子どもの自尊心を育てながら、家族も喜ぶ「お手伝い療育」。今回のテーマは「食器さげ」です。■手と指を使うことが脳の発達をうながす脳は、五感

20万部超えの人気シリーズ著者がこっそり教えます! 専門家に教わった「発達障害・グレーゾーンの人」の行動がサクッと変わる「言い方」のコツ
2024.06.26

20万部超えの人気シリーズ著者がこっそり教えます! 専門家に教わった「発達障害・グレーゾーンの人」の行動がサクッと変わる「言い方」のコツ

----------空気が読めない、協力が苦手、忘れっぽい……発達障害の人、診断はないけどその特性がある「グレーゾーン」と呼ばれる人は、個性的な行動で周囲と衝突してしまうことがあります。そんな個性的すぎる「あの人」に伝えたいことを確実に伝えるには、ちょっとした技術が必要です。15

発達障害やグレーゾーンの子と向き合うには 経験者、専門家に聞く
2024.06.25

発達障害やグレーゾーンの子と向き合うには 経験者、専門家に聞く

 春の入園・入学シーズンから間もなく3カ月となるが、「通園・通学先で我が子はうまくやっているのか……」と不安を募らせている人もいるだろう。最近では「発達障害」や「グレーゾーン」といった言葉もよく耳にする。心当たりがある親はどうすればいいのか、経験者や専門家に聞いた。 発達障害は、

発達障害は「生まれつき」か「環境」か…?近年、「発達障害が増えている」と言われる「納得の理由」
2024.06.25

発達障害は「生まれつき」か「環境」か…?近年、「発達障害が増えている」と言われる「納得の理由」

 言葉が幼い、落ち着きがない、情緒が不安定。 育ちの遅れが見られる子に、どのように治療や養護を進めるか。 講談社現代新書のロングセラー『発達障害の子どもたち』では、長年にわたって子どもと向き合ってきた第一人者がやさしく教え、発達障害にまつわる誤解と偏見を解いています

480gで生まれた超低出生体重児の息子、運動会で諦めず走る姿に母は涙 「よく頑張って大きくなりましたね」「自分も低出生体重児」SNSで温かい声
2024.06.20

480gで生まれた超低出生体重児の息子、運動会で諦めず走る姿に母は涙 「よく頑張って大きくなりましたね」「自分も低出生体重児」SNSで温かい声

低出生体重児とは、体重2500g未満で生まれた赤ちゃんのこと。1500g未満であれば極低出生体重児、1000g未満であれば超低出生体重児といいます。こうした低出生体重児は、出生後にも医療的ケアが必要になることが多く、発育や発達の遅延や障害、成人後も健康リスクが高いことが分かっています。

小1の息子が発達障害と診断 受け止められないのは母親失格か…早期に病気が分かることの意義
2024.06.17

小1の息子が発達障害と診断 受け止められないのは母親失格か…早期に病気が分かることの意義

 発達障害、不登校、ひきこもり、リストカット、摂食障害……。子どもの心の診療に携わる精神科医の宮﨑健祐さんが、子どもの心が元気を取り戻す方法を考えます。 発達障害の診断を伝えるということは、その後に続く支援をスムーズに行っていくために、とても重要なことです。障害を抱える本人にとっ

発達障害の支援に特化した施設で初の地域開放イベント【長崎市】
2024.06.15

発達障害の支援に特化した施設で初の地域開放イベント【長崎市】

発達障害の支援に特化した子育て支援センターが活動をより広く知ってもらおうと15日、初めて地域開放のイベントを開きました。初めての地域開放イベントを行ったのは長崎市三芳町の「Nagasaki子ども発達サポートひろば にこっと」です。2021年にオープンした長崎県内で唯

発達障害の人でも「スーパー総務」と重用 「新・ダイバーシティ経営企業100選」企業の社長が語る採用方針
2024.06.15

発達障害の人でも「スーパー総務」と重用 「新・ダイバーシティ経営企業100選」企業の社長が語る採用方針

 一定数以上の従業員を抱える事業主には、障害者の雇用が義務づけられている。雇用者に占める身体、知的、精神の各障害者の割合を定めたものが「法定雇用率」だ。今年4月、その法定雇用率が2.3%から2.5%に変更された。 企業は従業員40人ごとに、障害者を1人雇わねばならない。従来の基準

発達障害やうつ病と間違いやすい…「自分はダメ人間だ」と悩んでいる人の
2024.06.13

発達障害やうつ病と間違いやすい…「自分はダメ人間だ」と悩んでいる人の"意外な診断結果"

発達障害と診断される人が増えている。精神科医の生野信弘さんは「仕事や日常生活がうまくいかない、と悩む人が『自分は発達障害かも』と訴えることがあるが、違うところに原因があることも少なくない」という。著書『トラウマからの回復』(扶桑社)より、原因不明の不調に悩むハナさんのケースを紹介する――。