大谷翔平、不調脱出の１０戦ぶり１４号なるか メッツ戦「２番・ＤＨ」スタメン
大谷翔平投手がメッツ戦でスタメンに名を連ねる。期待がかかる１０試合ぶりの１４号本塁打とメジャー通算１００盗塁。
前日のダブルヘッダーで不調を脱出するためにも本塁打が期待される。
メッツのピーターソンとの対戦で日本人史上３人目のメジャー通算１００盗塁を狙う。
◆米大リーグ メッツ―ドジャース（２９日・米ニューヨーク州ニューヨーク＝シティフィールド）
ドジャース・大谷翔平投手（２９）が２９日（日本時間３０日午前５時１０分開始予定）、敵地・メッツ戦のスタメンに「２番・指名打者」で名を連ねた。１０試合ぶりの１４号本塁打、日本人史上３人目となるメジャー通算１００盗塁に期待がかかる。
２７日（同２８日）の敵地・メッツ戦が雨天中止となり、前日２８日（同２９日）はダブルヘッダーだったドジャース。大谷は１６日（同１７日）にけん制球が直撃した左太もも裏打撲の影響も考慮されて第１試合のみ出場だった。だが、２三振を喫するなど５打数無安打に終わり、今季ワーストを更新する９試合、４１打席連続で本塁打なしとなった。
本塁打の出ていない１８日（同１９日）以降の９試合は３７打数７安打の打率１割８分９厘。やや調子を落としており、不調脱出の兆しとなる１０試合ぶりの１４号本塁打に期待だ。メッツの本拠地・シティーフィールド（ニューヨーク）で本塁打を放てば、日本人の歴代最多を更新する２６球場目での本塁打。さらに、今季１４個目となる盗塁を決めれば、日本人では５０９のイチロー、１０２の松井稼頭央に続く日本人３人目のメジャー通算１００盗塁となる。
メッツの先発は今季初登板となるデービッド・ピーターソン（２８）。身長１９８センチの長身左腕だ。２０年にメジャーデビューして通算１８勝２１敗。大谷はこれまで２２、２３年に対戦し、４打数１安打の打率２割５分で、２２年６月に対戦した際には右前安打を放った。直球の平均は９３マイル（約１５０キロ）ほどで、スライダー、チェンジアップなどを混ぜてくる。
大谷はここまでチームの５７試合中５４試合に出場。２１６打数７１安打の打率３割２分９厘、１３本塁打、３５打点、１３盗塁をマークしている。
