ドジャース、9回土壇場で打率1割1厘テーラーが同点スクイズ「いいバントではなかったけど…」

AI要約

ドジャースはデーブ・ロバーツ監督の采配で延長10回の接戦を制し、大谷翔平投手もチームの連敗をストップ。

9回の追いつきの場面では打率1割1厘のテーラーがスクイズで同点のランを決め、チームを勝利に導いた。

テーラーは不調から徐々に打率を上げ、感覚も良くなっているとコメント。

ドジャース、9回土壇場で打率1割1厘テーラーが同点スクイズ「いいバントではなかったけど…」

<メッツ2-5ドジャース>◇ダブルヘッダー第1試合◇28日(日本時間29日)◇シティフィールド

 ドジャースはデーブ・ロバーツ監督(51)の采配から土壇場で追いつき、延長10回の接戦を制した。「2番DH」で出場した大谷翔平投手(29)は5打数無安打だったが、チームの連敗は5でストップした。

 1点を追う9回、無死からT・ヘルナンデスとラックスの連打で無死一、三塁。絶好機でロバーツ監督は打率1割1厘の7番テーラーにスクイズのサインを出した。バントした打球は投手オッタビノのほぼ正面へ少し浮いたが、同投手は捕球できず、三走のT・ヘルナンデスが生還。打者走者テーラーも出塁した。

 同点のスクイズを決めたテーラーは「サインだった。なんとなく、予想していたし、理解もしている。いいバントではなかったけどね」と振り返った。今季は開幕から絶不調。打率は4月中旬に2分9厘まで下がったが、5月は打率2割と徐々に復調の兆しを見せていた。「ここ2、3週間で、感覚はすごく良くなっている」と話した。