【日本ダービー】競馬界のレジェンド・武豊が語るダービーへの想い
テレビ東京で放送された「栄光へ駆ける 日本ダービー&オークス2024」には、競馬界の最高栄誉である日本ダービーとオークスを目指す3歳馬7906頭が登場した。
特に注目のダービージョッキーである武豊騎手は、ドバイへの挑戦や過去の勝利を振り返りながら、いつも勝利への探求心を持ち続けている様子が描かれた。
競馬界のレジェンドである武豊は、55歳になっても世界中のビッグレースに挑戦したいという意欲を見せ続けている。
5月12日(日)、テレビ東京で「栄光へ駆ける 日本ダービー&オークス2024」が放送された。
2021年に生まれた3歳馬7906頭の頂点であり、競馬界最高の栄誉である日本ダービーとオークス。
この2つのタイトルを手にするために今年も人馬ともに熱い戦いを繰り広げる。その熾烈な戦いを勝ち抜いて夢の舞台へエントリーしてきた各馬に秘められたエピソードや関係者たちの知られざる想いに迫った。
シュガークンとのコンビでダービーに挑む武豊騎手に密着取材。史上最多となるダービー6勝を挙げたレジェンドが語るダービーとは?
今年3月、ドウデュースとともにドバイターフに挑んだ武豊。ホテルの前ではフランスの名手で旧知の仲であるクリストフ・スミヨンとも談笑する様子も見られた。
「やっぱりドバイはいいなぁ」とこぼすように、毎年のようにドバイにやってきている武豊だが、やはり特別な思いがあるようだった。
「ドバイワールドCデーでいいレースがいっぱいあって、世界からいい馬、いいホースマンが集まる。絶対毎年参加したいし、1つは勝ちたいなと毎年思う」
毎年のようにドバイにやってきている武豊だが、ドバイではこれまでに重賞4勝をマーク。初勝利となったのは2001年のドバイシーマクラシック。
ステイゴールドに騎乗し、当時世界最強とさえ称されたファンタスティックライトをハナ差差し切り、2007年にはアドマイヤムーンに騎乗して、ドバイデューティフリーを勝利。これがドバイでの初GⅠ制覇となった。
「ステイゴールドの時はハナ差届いたし、アドマイヤムーンの時も嬉しかった。全部思い出深いです」
今年で55歳となる競馬界のレジェンド・武豊。騎手になって38年、不動の地位を築いた今もなお、世界へと果敢に挑んでいる。
チャンスがあればどこにでも行きたい。こういうビッグレースは特に出たい。いろいろなところに行ってレースに乗るのはいいもんですよ。騎手っぽいなと思う」
数多くのタイトルを獲得し、天才と称されてもなお、あくなき勝利への探求心……それが55歳になった武豊を突き動かしているのだろう。