【MLB】タイガースが延長戦を制す 8年ぶりの5割以上が確定 ア・リーグのワイルドカード争いは大混戦に

AI要約

タイガースはオリオールズとの3連戦2戦目を延長戦で制し、1勝1敗とした。

ブリスキーの好リリーフで勝利し、タイガースはワイルドカード争いでプレーオフ進出へ向けて戦い続けている。

地区2~4位の混戦状況やプレーオフ進出への展望も示唆された。

【MLB】タイガースが延長戦を制す 8年ぶりの5割以上が確定 ア・リーグのワイルドカード争いは大混戦に

 日本時間9月22日、タイガースは敵地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのオリオールズ3連戦の2戦目を迎え、延長戦の末に6対4で勝利。3連戦の対戦成績は2戦目を終えて1勝1敗となった。9回裏の大ピンチをしのいだタイガース6番手のボー・ブリスキーが2回無失点の好リリーフで3勝目(4敗)をマークし、オリオールズ8番手のジェンニエル・カノーは3敗目(4勝)。なお、タイガースの前田健太には登板機会がなかった。

 2回表にディロン・ディングラーのタイムリー三塁打で2点を先制したタイガースは、2回裏にエマニュエル・リベラの犠飛で1点を返され、6回裏にはリベラのタイムリーで追いつかれたものの、8回表にジェイク・ロジャースのタイムリーとコルト・キースの犠飛で2点を勝ち越し。ところが、9回裏に登板した5番手のジェイソン・フォーリーが無死満塁のピンチを招くと、ガナー・ヘンダーソンに2点タイムリー二塁打を許し、4対4の同点に追いつかれた。しかし、6番手のブリスキーが無死2・3塁のピンチを脱出。10回表にライリー・グリーンのタイムリーとザック・マキンストリーの犠飛で2点を勝ち越すと、10回裏をブリスキーが無失点に抑え、6対4で延長戦を制した。

 きょうは地区3位のツインズの試合が雨天延期となり、地区2位のロイヤルズがジャイアンツに敗れたため、ア・リーグ中地区の2~4位は3チームが1ゲーム差にひしめく大混戦に。この3チームの争いは、そのままア・リーグのワイルドカードの2~4位争いとなっている。タイガースはツインズを0.5ゲーム差、ロイヤルズを1ゲーム差で追う状況。きょうの試合で今季81勝目を挙げ、2016年以来8年ぶりとなる5割以上を確定させたが、2014年以来10年ぶりのプレーオフ進出を成し遂げるために、負けられない戦いが続いていく。