23歳・池慧野巨が快挙「大会で初めて成功、ホッとした」“最高難度の大技”決めてXゲームズ初優勝

AI要約

世界最大のアクションスポーツの祭典『XゲームズCHIBA2024』が20日から開幕。大会2日目の21日、23歳の池慧野巨選手がスケートボード男子ストリートベストトリックで初優勝を果たす。

池選手は、超高難度の大技を成功させてトップに立ち、ナイジャ・ヒューストン選手やコルダノ・ラッセル選手を抑えて優勝する。会場の歓声に包まれる中、池選手は感慨深いコメントを残す。

池選手は前の予選で敗退していたが、ベストトリックでの成功により金メダルを獲得し、今後も海外での活動を積極的に展開する意向を示す。

23歳・池慧野巨が快挙「大会で初めて成功、ホッとした」“最高難度の大技”決めてXゲームズ初優勝

◇XゲームズCHIBA2024 スケートボード男子ストリートベストトリック(21日、千葉・幕張メッセ)

世界最大のアクションスポーツの祭典『XゲームズCHIBA2024』が20日から開幕。大会2日目の21日、スケートボード男子ストリートベストトリックが行われ、23歳の池慧野巨(けやき)選手が初優勝を飾りました。

7人のエントリー選手が20分間次々と技を披露し、ベストの技で順位が決まるベストトリック。

池選手は前半、大技が決まらず上位に食い込めませんでしたが、中盤に超高難度の大技「ノーリー・ビッグスピン・ヒールフリップ・バックテールスライド」を成功し一気にトップへ立ちます。

ビッグトリック成功での首位浮上に会場も大歓声に包まれ、その後パリ五輪男子ストリート銅メダルのナイジャ・ヒューストン選手や、パリ五輪カナダ代表のコルダノ・ラッセル選手が大技を決め追い上げを見せましたが、最後まで池選手を上回ることはできず。世界最高峰の舞台でうれしい初優勝を飾りました。

試合後、池選手は「自分の乗りたい技ができてホッとしました。僕にとっては初めて大会で成功できた技で自分の中でも最高難度の技。(興奮しすぎて)会場の歓声は聞こえませんでした」とコメント。

ベストトリックの前に行われた男子ストリートの予選では、惜しくも敗退となっていましたが、「正直ベストトリックでしかメダル取れないと思ってたので、結果的に金とれてよかった。今後はコンテスト出られるやつは出て、海外でも活動頑張っていきたいと思います」と語りました。