【Xゲーム】世界王者・佐々木音憧が予選2位通過「優勝を狙いたい」スケートボード男子ストリート

AI要約

スケートボード男子ストリート予選で17歳の佐々木音憧が2位に入り、決勝進出を果たす。

佐々木音は世界選手権で優勝し、師匠ナイジャ・ヒューストンから祝福を受ける。

決勝で師弟対決を目指し、更なる技の向上と優勝を目指す佐々木音。

【Xゲーム】世界王者・佐々木音憧が予選2位通過「優勝を狙いたい」スケートボード男子ストリート

 ◇Xゲーム千葉大会第2日(2024年9月21日 幕張メッセ)

 スケートボード男子ストリート予選が行われ、今月ローマで行われた世界選手権を制した17歳の佐々木音憧が87・66点で2位に入り、あす22日の決勝進出を決めた。パリ五輪代表の白井空良(ムラサキスポーツ)は4位、小野寺吟雲は5位で通過。パリ五輪銅メダルでXゲームでは史上最多タイの15度の優勝を誇るナイジャ・ヒューストン(米国)が1位だった。

 17日にローマから帰国したばかりの佐々木音は「少し時差ぼけが残っているが、ノーミスで終われて良かった」と柔らかな笑みを浮かべた。世界選手権では同種目の史上最年少記録で優勝。昨年からヒューストン率いるチームの一員となっており、“師匠”からは「おめでとうとメッセージをもらった。反響も大きかった」という。

 予選では1本目でトップに立ったが、2本目にその師匠に抜かれて2位で終えた。世界中のスケーター憧れの存在でもあるヒューストンの滑りを目の当たりにし、「技のランクが上がっていて、やっぱり違うなと思った」と話す。決勝は師弟対決にもなるだけに、「(技の)ランクを上げて優勝を狙いたい」と闘志を燃やした。