【スケートボード】赤間凛音 ロス五輪「金」へのモチベーションは〝恩返し〟

AI要約

パリ五輪銀メダリストの赤間凛音がXゲームズで活躍し、女子ストリート予選で3位に入り決勝進出。

赤間凛音は五輪後も多忙な日々を送りながら、次の大会での金メダルを目指し続けている。

競技を始めた小学2年時から世界一を目指して育てられ、日本のレベルの高さに刺激を受けながら成長している。

【スケートボード】赤間凛音 ロス五輪「金」へのモチベーションは〝恩返し〟

 モチベーションは〝恩返し〟だ。アクションスポーツの国際大会「Xゲームズ」初日(20日、千葉・幕張メッセ)、スケートボード女子ストリート予選が行われ、パリ五輪銀メダルの赤間凛音(15)は84・00点の3位で21日の決勝にコマを進めた。

 17日に世界選手権が行われたイタリアから帰国し、すぐさま今大会に向けた準備を開始。時差ボケは「ほぼない」といい、この日も五輪メダリストにふさわしいパフォーマンスで観客を魅了。「2本ともフルメークして決勝に上がることができたのでよかった」と安堵の表情を見せた。

 パリ五輪後も多忙な日々を過ごしているが「五輪でも優勝できていないので、恩返しはちゃんとできていないなと思っている。成績を残さなきゃと思っている」と闘志が衰える気配はなし。「4年後の(ロサンゼルス)五輪も出場して、そこで金メダルを取りたい。それ以外の大会でも優勝とかして、いい成績をどんどん残していけたら」と力を込める。

 小学2年時に競技を始めた当初から、父・竜児さんは「やるからには世界一を目指すよ」とトップを意識させてきた。直近の世界選手権では7選手が決勝に進出するなど、日本のレベルは世界トップクラス。ライバルがひしめき合う環境で、五輪金メダルへ突き進む。