自転車BMX・中村輪夢 五輪後は1週間に1度のペースで発熱も、初Vへ本領発揮「残れてホッと」
自転車BMXパークで中村輪夢が予選1位通過し、決勝進出を果たす。
スケートボード女子では吉沢恋ら日本勢6人が決勝へ、四十住さくらも女子パークで3位通過。
中村は安堵の表情を見せながら、Xゲーム初制覇に意気込む。
◇Xゲーム 千葉大会第1日(2024年9月20日 幕張メッセ)
各種目の予選が行われ、自転車BMXパークでパリ五輪5位の中村輪夢(ウイングアーク1st)が83・00点で1位通過し、きょう21日の決勝に駒を進めた。スケートボード女子ストリートでは、パリ五輪金メダルの吉沢恋(ACT SB STORE)ら日本勢6人が決勝に進出。同女子パークでは四十住さくら(第一生命保険)が3位で決勝に進んだ。
自転車BMXパーク予選を堂々の1位で通過した中村は「今日で終わってしまうくらいの気持ちだった。残れてホッとした」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。パリ五輪金メダルのホセ・トーレス(アルゼンチン)が予選落ちするなど各選手が苦戦する中、1本目でフルメーク。五輪後は1週間に1度のペースで発熱に襲われながらも本領を発揮。19年の2位が最高成績のXゲーム初制覇へ、「(決勝は)やれることを全部やる」と意気込んだ。