森保ジャパンを悩ませる「遠藤問題」 試合に出られず〝落選危機〟に代理人は移籍のススメ

AI要約

リバプール所属の遠藤航がプレー時間不足で森保ジャパンへの影響が懸念されている。

遠藤の不振が日本代表にとって大きな問題となる可能性がある。

遠藤自身も移籍を考える可能性が高まっており、W杯を見据えた決断を迫られるかもしれない。

森保ジャパンを悩ませる「遠藤問題」 試合に出られず〝落選危機〟に代理人は移籍のススメ

 イングランド・プレミアリーグの名門リバプールに所属する日本代表MF遠藤航(31)の現状がW杯アジア最終予選を戦っている森保ジャパンを悩ませそうだ。

 今季リバプールでわずかな時間しかプレーしていない遠藤について、英メディア「CAUGHTOFFSIDE」は「今シーズンは立場が変わった。遠藤は(アルネ)スロット監督の計画に含まれていない。スロット監督は日本代表ではなく、他の選手を起用することを好んでいる。長期計画として遠藤を望んでいないことを示す明らかな兆候がある」と指摘した。

 ここまで公式戦出場は2試合でいずれも終了間際の起用だった。このままプレーできない状況が続けば、W杯アジア最終予選に臨んでいる日本代表にも大きな影響が及ぶのは間違いない。試合勘やコンディションの維持が困難になるとみられており、昨季にイタリア1部ラツィオで出番を失っていたMF鎌田大地も森保ジャパンに招集されない時期があった。

 特に遠藤の場合、チームのかじ取り役であるとともにイレブンをまとめる主将でもあり、日本代表には欠かせない存在だ。公認資格を持つ選手代理人は「クラブの試合に出られなくなって代表に呼ばれなくなるのはブラジル代表だって同じこと。どうするかって? 移籍するしかない。試合に出ていないと、選手の評価は下がる。完全に構想外ならばレンタルでも移籍するべき」という。

 仮に森保一監督が重要な役割を担う遠藤がクラブで試合に出ていない中で強行招集しても、戦える状態になければ、意味がない。遠藤自身も日の丸を背負って2年後のW杯本番を見据えている中、来年1月に「移籍」という決断を迫られる可能性もありそうだ。