久保建英同僚で生え抜きのMFスビメンディ レアル・ソシエダード低迷で来夏移籍決断か

AI要約

スペイン代表MFマルティン・スビメンディが今季限りで退団する見通しであり、チームの調子が低迷している状況を受けて再考を行ったとされる。

ビッグクラブの関心が高い中、Rソシエダードは地元スター選手を手放すつもりはなく、契約解除金も増額する意向である。

久保建英と共に、スビメンディの去就が来年以降注目される見込みである。

久保建英同僚で生え抜きのMFスビメンディ レアル・ソシエダード低迷で来夏移籍決断か

 日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部レアル・ソシエダードのスペイン代表MFマルティン・スビメンディが今季限りで退団する見通しを、スペインメディア「エル・ナシオナル」が報じた。

 Rソシエダードにとってスビメンディは地元出身で下部組織からの生え抜きスター選手。昨オフは、イングランド・プレミアリーグのリバプールが、契約解除金6000万(約96億円)を用意してオファーを出したが、今季の残留を決断した。

 するとチームは開幕から調子が上がらず、思わぬ低迷に苦しめられている。それだけに同メディアは、スビメンディが来夏の退団を決断したとした上で「彼の目標は、チームが大きなことを成し遂げるのを手助けし、故郷のクラブで歴史をつくるという夢をかなえることだった。しかし、期待通りとはいかず、自分の将来を再考することになった」と伝えた。

 こんな状況であれば、来夏も関心を保ち続けるリバプールなど、複数のビッグクラブが獲得に動くことは間違いない。スペイン1部レアル・マドリードの関心も報じられたが、当然のことながらRソシエダードは、地元スター選手を手放すつもりはない。同メディアによると、2029年夏まで契約を延長し、契約解除金を1億ユーロ(約160億円)に増額したい意向という。

 来年1月移籍などが報じられた久保とともに、今後の去就が注目されていきそうだ。