「クソだ」「本当に腹が立つ」久保建英、0-0で5試合未勝利に怒りを露わ「何があろうと勝たなければならなかった…」

AI要約

久保建英を擁するレアル・ソシエダは、バジャドリーとの試合で0-0の引き分けに終わり、5試合未勝利となった。

久保は新しいポジションでのプレーをし、チームに絶好機を創出するものの、決定力が不足していた。

久保は試合後に、勝利のために欠けていた要素について苛立ちを露わにし、得点力不足を最大の課題と考えている。

「クソだ」「本当に腹が立つ」久保建英、0-0で5試合未勝利に怒りを露わ「何があろうと勝たなければならなかった…」

 久保建英を擁するレアル・ソシエダが9月21日のラ・リーガ第6節で、昇格組のバジャドリーとアウェーで対戦。0-0のドローに終わり、5試合未勝利となった。

 4-3-3の右ウイングが主戦場の久保は、システム変更に伴って4-3-1-2のトップ下でプレー。28分に見事なキープからの秀逸なパスで絶好機を創出するなど奮闘したが、決定力を欠いたチームを救えなかった。

 スペインメディア『ESTADIO DEPORTIVO』によれば、そのレフティは試合後のフラッシュインタビューで、勝つために何が欠けているかと尋ねられると、こう回答した。

「うーん、分からない。自分のせいだとすれば、パスをさばこうと落ちてしまい、シュートをしなければならなかったことぐらいだ。思い浮かぶのはそれぐらいだ。あとは全力を尽くしたと思うけど、それでも今日は十分ではなかったと思う」

 

 23歳のMFは、またも勝てなかった点について、「クソだ」と苛立った様子を見せた。

「本当に腹が立っている。試合終了後、動けなかった。今日は何があろうと勝たなければならなかったからだ。結局、勝っているときはすべてが簡単だけど、勝てないと物事が難しくなるように感じる」

 日本代表戦士は、「特に今日は次々に(相手の)危険なシーンを作り出していた。勝利で終わる可能性もあったけど、そうならなかった。欠けていたのは、狙い、フィニッシュ。チームが作り出していたチャンスの数とどれだけ(決定力が)欠けているかを見ることだ」と言葉を続けている。

 やはり、得点力不足が最大の課題だと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部