6戦4敗、最悪のスタートで進退も話題だが…ソシエダ指揮官「非常に落ち着いている。見せかけではない」

AI要約

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、チームに忍耐を求めている。

6シーズン目を迎えたソシエダは低調なスタートを切っており、指揮官の進退も取りざたされている。

イマノル監督は選手たちにベストを取り戻すための忍耐を呼びかけている。

6戦4敗、最悪のスタートで進退も話題だが…ソシエダ指揮官「非常に落ち着いている。見せかけではない」

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、苦しむチームに対して忍耐を求めている。

イマノル・アルグアシル監督体制6シーズン目を迎えたソシエダ。しかし開幕から低調な戦いが続いており、開幕6試合で早くも4敗(1勝1分け)を喫している。これはイマノル体制でワーストスタートになっており、勝ち点4で順位も16位に沈んでいる状況だ。

厳しい状況やパフォーマンスに批判の声が高まり、一部では指揮官の進退も騒がれる中、ソシエダは21日に第6節でバジャドリーと対戦する。同勝ち点で17位に位置する相手との重要なゲームになるが、イマノル監督は会見で「嘘をつくことはできない。今は私が皆さんへ話す時だ。私の言葉1つひとつに対し、皆さんやファンが私が伝えたいことと違うことを考えるかもしれないので、嘘はつけない」とし、以下のように語っている。

「私は非常に落ち着いている。見せかけではない。良心ははっきりしているよ。我々には重要なチャレンジが待ち受けており、これまで以上にワクワクしている。私は落ち着いているよ。これまで以上に懸命に働き、最大限の努力をしている。もちろん、それは事実じゃなくて見せかけだと言う人がいるのもわかるけどね」

「選手たちもまったくナーバスにはなっていない。私が彼らに平静さを伝えてきからかもしれないね。常に良い点と悪い点を見せ、そこから改善していく。それ以外のことはせず、ただ努力し、うまくやっていると伝えていくだけだ。私はまったく変わっていない。できる限り平静さを伝え、選手に自信を与えたい。彼らが攻撃されたとしても、私から落ち着きを感じ取るはずだ。責任ある立場だからね」

そして、「彼らがこのクラブのためにやってきたことを考慮すると、何の疑いも持てないよ。このチームには十分な努力、熱意、献身がある。スタッフも同じだ。私も就任した時と同じ気持ちだしね。確かに、ケガから復帰したばかりなどベストから程遠い状態の選手もいるが、チームとして全員がお互いを知り合う必要があることは理解している」と続け、選手がベストフォームを取り戻すために忍耐が必要だと訴えている。

バジャドリー戦を終えた後、25日にはヨーロッパリーグの初戦を迎えるソシエダ。浮上のきっかけを掴むためにも、今季2勝目を挙げられるだろうか。