スケボー女子・伊藤美優 2位でロス五輪代表名乗り! パリ五輪金の恋、銀の凛音抑えた

AI要約

17歳のスケートボード選手、伊藤美優がXゲーム千葉大会で2位入賞し、ロサンゼルス五輪代表入りへの可能性を示唆。

伊藤は流れよく滑り、高い技術を披露。パリ五輪メダリストを抑えて好成績を収めた。

今後の成長に期待が寄せられる伊藤は、技術向上と体力強化を目指し、将来の五輪出場に意欲を示す。

スケボー女子・伊藤美優 2位でロス五輪代表名乗り! パリ五輪金の恋、銀の凛音抑えた

 Xゲーム千葉大会第2日は幕張メッセでスケートボード女子ストリート決勝が行われ、今月の世界選手権3位の伊藤美優(17)が日本勢最高の2位に入った。6月末のXゲーム・ベンチュラ大会(米国)では初出場初優勝を果たしており、これで主要国際大会3戦連続の表彰台。28年ロサンゼルス五輪の代表入りへ名乗りを上げた。

 パリ五輪金メダルの吉沢恋、銀メダルの赤間凛音らを抑えての2位に、伊藤は「うれしい。流れよく滑られたし、一つ一つの技の完成度は高かったと思う」と手応えをにじませた。派手な大技はないものの、三角形の個性的なコース全体を使い、スピード感あふれるノーミスの滑りを披露。パリ五輪代表は逃したものの決勝でも8人中6人が占めた日本勢のハイレベルな争いの台風の目となった。

 17歳は10代前半から活躍する選手が多いこの競技にあって若いとは言えないが、「今後は技(のレベル)を高くしたり、体力も付けていきたい」と自分自身に伸びしろを感じている伊藤。4年後のロサンゼルス五輪に向けて、「五輪を目指すことで、もっと成長すると思っている」とはっきり口にした。

 ▼池慧野巨 金メダル自体が凄く久しぶりでうれしい。この大会で出せそうな一番やばい技がたまたま使えそうだったので出した。一発でかい技(の競技)の方が自分には合っている。(スケートボード男子ストリート・ベストトリックで優勝)