新開航、一発回答の勝負駆け成功「流れ的にもいいので準優は頑張りたい」【桐生ボート・プレミアムGⅠ「ヤングダービー」】

AI要約

新開航選手がヤングダービーで準優への進出を果たし、自信を持って勝利を収めた。

過去の実績や成長を振り返り、今回の大会への意気込みを語る。

準優への期待を語る新開選手は、優勝を目指して実力を存分に発揮する姿勢を示す。

新開航、一発回答の勝負駆け成功「流れ的にもいいので準優は頑張りたい」【桐生ボート・プレミアムGⅠ「ヤングダービー」】

◇21日 プレミアムG1「第11回ヤングダービー」4日目(群馬県・桐生ボート)

 一発回答で予選を締めた。準優へは3着までがノルマだった新開航(28)=福岡=が4日目4Rを2コースから差して難なく18強入り。「ぎりぎりでは乗りたくなかったし1着が欲しいなと思っていた。安心しました」と勝負駆けを成功させて安堵(あんど)の表情をのぞかせた。

 ヤングダービーは選手としてひとつの転機となったレースだ。GⅠ初優出を果たしたのが、昨年の下関大会。結果は6着だったが、その2カ月後の地元若松で行われた71周年記念で再び優出。そして次のとこなめダイヤモンドカップではGⅠ初優勝を飾った。「ヤングダービーだからとそんなに意識はしていないけど、GⅠ初優出できたのがこの大会だったし、きっかけになったと思う」とうなずいた。

 準優の好枠取りとはいかなかったが「足は全体的にいいと思う。フライングを持っている分、スタートは気を使っているけど、3日目までは勘通りだったし問題はない」と枠番の不利は感じさせない。「気持ちは優勝しか目指していない。流れ的にもいいので準優は頑張りたいですね」。ここにきて技機ともに充実している新開。2年連続のファイナルへ、その実力を存分に発揮する。