【桐生ボート PG1第11回ヤングダービー】嵐の激戦を制したのは井本昌也「運が良かった」

AI要約

ナイター開催のプレミアムG1「第11回ヤングダービー」がボートレース桐生で開幕し、雷や雨の中で行われた激戦を制した井本昌也選手の活躍が際立った。

井本選手は過酷な状況の中で白星発進を果たし、良好な仕上がりと手応えを感じており、今年こそ優勝に挑戦したい意気込みを見せている。

昨年は予選落ちした経験もあるが、今回は健闘を誓い、2日目以降も注目される存在となりそうだ。

【桐生ボート PG1第11回ヤングダービー】嵐の激戦を制したのは井本昌也「運が良かった」

 ナイター開催のプレミアムG1「第11回ヤングダービー」は18日、群馬県のボートレース桐生を舞台に開幕。初日5Rはピットアウト後に急激に雨脚が強まり、雷が鳴り響く“嵐の一戦”となった。

 この激戦を制したのは4号艇の井本昌也(27=山口)。4コースのカドから差し切り、白星発進に成功した。「1周2コーナーからは風も強くなってきてヤバかった。1周1コーナーから、あの水面だったら差せなかったと思う。運が良かったです」。過酷な状況の中で最高の滑り出しを決め、目尻を下げた。

 仕上がりも良好だ。「伸びは普通だけど回り足、出足はいいと思う。ピット離れも良かったので外枠でも楽しみがあります」。2連対率29%の低勝率機だが、申し分のない手応えを得ている。

 ボートレース下関で行われた昨年のヤングダービーは得点率26位タイで予選落ち。地元で気合を入れて臨んだが、結果を残すことはできなかった。それだけに「今年は優勝戦に乗りたい」と力が入る。2日目以降も枠番不問で目が離せない存在だ。