【桐生ボート PG1ヤングダービー】中尾彰宏の“イイ値”は佐々木翔斗 親父、頑張ってます

AI要約

佐々木翔斗がヤングダービー2日目に注目される。初日でG1初勝利を収め、大舞台でも気負わず闘志を燃やす姿が光る。

本季はA1級に昇格し、苦しい経験も糧として着実に成長を続ける。次男の誕生日との縁を感じつつ、勝利を目指す。

中尾彰宏記者の買い目も提案され、差しや捲りの展開に注目が集まる。

【桐生ボート PG1ヤングダービー】中尾彰宏の“イイ値”は佐々木翔斗 親父、頑張ってます

 ボートレース桐生のプレミアムG1「第11回ヤングダービー」は2日目を迎える。中尾彰宏記者の「超イイ値」は佐々木翔斗に注目した。

 ひと足早い最高のプレゼントを贈った。佐々木翔は初日4Rのイン戦をしっかりとモノにしてG1初勝利。オープニングセレモニーで「今節は息子の誕生日。親父、頑張ります」と宣言した通りの活躍を見せた。9R後には水神祭が行われ「同期や先輩に投げてもらってうれしかった」と満面の笑みを浮かべた。

 ヤングダービーだけでなくG1自体が初出場。「G1に出られてホッとした。養成所時代は凄い選手ではなかったので、地道にやってきて良かった。ヤングダービーは同世代が相手なので刺激をもらえる。仲はいいけど、ライバルなので」。大舞台でも気負わず静かに闘志を燃やす。

 今期は自身初となるA1級に昇格。「上がってみて難しさを痛感した。いい時は着を獲れるけど、悪い時に耐えられるかどうか。A1キープは難しそうだけど上に行くためのきっかけとして、いい機会になっている」。苦しい経験も一つ一つを糧として着実に成長を続けている。

 次男の天璃(てんり)君は、20日に1歳を迎える。「息子の誕生日とヤングダービーがかぶっているのは縁があると思う。やれることをやって頑張りたい」。レース後には、すぐさまプロペラ調整に着手していた。2日目も勝利を積み上げて、初日に続く前祝いをする。

 【中尾の買い目】4Rは2コースから差し、捲りの両面策で突破する。<2><1>、<2><3>、<2><5>流し。12Rは5コースから鮮やかに艇間を割る。<5><1>流し、<5>流し<1>。

 ◇中尾 彰宏(なかお・あきひろ)1990年(平2)11月25日生まれの33歳。ナイター開催での「超イイ値」担当は初めて。締め切りと戦う日々が始まる。