【陸上】不破聖衣来 「夢であり目標」の五輪マラソンから刺激「すごい見ていて面白かった」

AI要約

不破聖衣来は真夏の祭典から刺激を受け、2028年ロサンゼルス五輪メダル獲得を目指して体づくりに取り組んでいる。

パリ五輪を逃したが、鈴木優花の6位入賞を見て自らの目標を再確認し、五輪出場を強く意識している。

日本学生対校選手権でも一定のパフォーマンスを見せ、全日本大学駅伝に向けて自信をつけるために努力している。

【陸上】不破聖衣来 「夢であり目標」の五輪マラソンから刺激「すごい見ていて面白かった」

 陸上女子1万メートルで日本歴代3位の記録を持つ不破聖衣来(拓大4年)は、真夏の祭典から刺激を受けている。

 かねてマラソンでの2028年ロサンゼルス五輪メダル獲得を目標に掲げる不破と五十嵐利治監督は、長い目で体づくりなどに着手。大学生活はケガとの戦いになったが、不破は「この経験が絶対に次のステージに生かせると思っているし、生かさないといけない。この経験を次に生かせるようにしていきたい」と前を向いている。

 パリ五輪は出場を逃するも、女子マラソンで6位入賞を果たした鈴木優花(第一生命)のレースなどをチェック。「マラソンの競り合いはすごい印象に残っていて、そのの中で鈴木優花さんが6位に入賞されていたので、そういうのもすごい見ていて面白かった」と声を弾ませた上で「自分が4年後とかに五輪に出た時にどういう走りをしようというイメージが持てた。五輪に出場するのは陸上をやっている上で夢であり目標なので、そこはしっかり目指していきたい」と力強く語った。

 19日に行われた日本学生対校選手権初日(神奈川・Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu)の同種目では、33分12秒79で7位。来月の全日本大学駅伝を見据えるにあたり、一定のパフォーマンスを見せた。レース後には「駅伝に向けて自分自身にもチームのみんなにとっても自信につながる走りをするっていう目的があった」と振り返り「残りの期間は限られているけど、そこで調子を合わせていけるように、これからの期間をもっと大事に過ごしていきたい」と抱負を述べた。