【競輪】JKA次世代型トレセン26年竣工へ 輪界発展&選手育成目指し伊豆で起工式

AI要約

日本競輪選手養成所が次世代型総合トレーニングセンター建設を始めた。

新しい施設は効率的で移動動線を考慮したトレーニング環境を提供する予定。

北井と太田は新センターに大きな期待をかけ、選手の育成や環境の重要性を語った。

【競輪】JKA次世代型トレセン26年竣工へ 輪界発展&選手育成目指し伊豆で起工式

 日本競輪選手養成所(静岡県伊豆市)で18日、次世代型総合トレーニングセンター建設に伴う起工式とプレスイベントが行われた。

 総合トレーニング棟と候補生宿舎棟を融合し、26年完成を目指して建設。最新の設備を備え、より効果的で移動動線を考えた効率的なトレーニング環境を提供し、輪界の発展と選手の育成を図る。

 この日は工事着工に伴い、安全を祈願する式典「起工式」を実施。その後のプレスイベントには養成所の滝澤正光所長らが出席し、現役選手の北井佑季(34=神奈川)、太田りゆ(26=埼玉)がトークセッションに臨んだ。

 「休養」と「訓練」を一緒にして、プロへの架け橋となる「競輪LABO」をイメージした次世代型総合トレーニングセンターについて、北井は「間違いなく、誰かの人生が変わるきっかけになる」と熱弁。太田も「いい環境がいい結果につながることを自分が実感している」と期待した。

 日本競輪選手養成所は56年前(68年7月)に東京都調布市から静岡県修善寺町(現伊豆市)へ移転開校以来、主要施設の大規模な建て替え、修繕は実施しておらず、老朽化が進んでいる。そこで各施設(トレーニング棟と宿舎)を一新。さらに融合することにより、候補生が快適に訓練に専念できる環境を整え、より最先端な科学的トレーニングを取り組める環境を導入することが狙い。