3大会で連続メダリストのスノーボーダー・平野歩夢選手が子どもたちと語った“夢と未来”

AI要約

スノーボード選手の平野歩夢選手が地元のトレーニング施設で子どもたちと夢を語り合うイベントを行った。

施設は世界初のエアー練習環境を提供し、平野選手の希望とアイデアから生まれたもの。

平野選手はメンタルの強化や新たな目標についてアドバイスし、将来の成長に期待を寄せる姿が見えた。

3大会で連続メダリストのスノーボーダー・平野歩夢選手が子どもたちと語った“夢と未来”

オリンピック3大会連続でメダルを獲得しているスノーボードの平野歩夢選手が、14日に地元の新潟県村上市にできた新しいトレーニング施設の竣工イベントで、『夢や未来』をテーマに子どもたちと語り合いました。

この施設「村上スノーリサーチ&トレーニングセンター」は、雪がない時季でもハーフパイプのエアーを本格的に練習できるという“世界初”の施設で、平野選手自身の希望やアイデアが形になったものです。

「自分の地元にできたということが夢のような感覚もあるんですけど、この場が世界一の練習環境になってくると思う」

「自分のレベルアップや成長につなげながら頑張っていけたらと思うので、すごく楽しみにしています」

今回のイベントには、応募で選ばれた小中学生30人が参加。

『夢や未来』について語り合うトークセッションでは、スノーボードとスケートボードの“二刀流”で活躍する平野選手に、参加者からこんな質問も…

「スノーボードとサーフィンと中学受験の三刀流を目指しています。どうやったらうまく三刀流できる?」

【平野歩夢選手】

「なかなか大人になればなるほど、もっと体だったりとか気持ちが、自分を苦しませてくる時期にどんどんこれからなっていくと思うから、今しかできない気持ちというのを大事に、諦めず突き進んでいってほしいな」

北京オリンピック™の決勝では、プレッシャーがかかる3回目で『人類史上最高難度』と言われたルーティーンを決め、逆転で金メダルを獲得した平野歩夢選手。

メンタルを強くするための方法について聞かれると…。

「メンタルは、僕も強いようで弱い部分もたくさんあって、強さっていうのが、弱みになることもあるというか、弱いからこそ、伸びしろの可能性というのはたくさん秘めていると思いますし、自分自身のとらえ方とかちょっとしたもので、人ってガラって変われるのかなって」

そして平野選手は、自身の“新たな夢”について語りました。

「次なる目標というか、五輪2連覇目指したいなという気持ちが芽生えてきたり、自分自身の成長もみんなに見せられたらなと思っています」

子どもたちに夢を与え続ける平野歩夢選手。

新たな夢舞台への道のりを歩みます。