【F1】リカルド シンガポールGPでの〝ラストラン〟へ激白「自分のやってきたことに誇りを持つ」

AI要約

F1のRBに所属するダニエル・リカルドが、シンガポールGPへ向けて悲壮な決意を語った。レッドブル・グループからの退団が濃厚で、引退が視野に入っている。

リカルドは自らのF1参戦目的を語り、ドライバータイトル獲得への未練をにじませる。

リカルドの今後の動向に注目が集まっている。

【F1】リカルド シンガポールGPでの〝ラストラン〟へ激白「自分のやってきたことに誇りを持つ」

 F1のRBに所属するダニエル・リカルドが、〝ラストラン〟と噂されているシンガポール・グランプリ(GP=22日決勝)へ向けて悲壮な決意を語った。

 今季なかなかパフォーマンスが上がらなかったリカルド。近走は調子も上向きかけてきたが、レッドブル・グループはリザーブのリアム・ローソンを正ドライバーに抜てきする方針を固め、シンガポールGP後に発表すると欧米メディアは一斉に報じている。

 ベテランのリカルドは、レッドブル・グループから退団後に他チームが獲得する動きはなく、このままF1引退が濃厚。つまり、シンガポールGPが〝ラストラン〟となる公算が高い。

 その一戦を前に、リカルドが米放送局「CNN」で現在の心境を語った。

 リカルドは「もし今日で終わったとしても、自分のやってきたことに誇りを持つだろう」と感慨深げに話した。

 そして「だが同時に、完全に満足することは決してない。なぜなら、僕がF1に参戦したのは、世界チャンピオンになるためだったからだ」。レースの優勝経験こそあるものの、ドライバータイトル獲得には手が届かなかったため悔しさものぞかせた。

 リカルドの走りに大きな注目が集まりそうだ。